2006出張写真日記

G盛岡市(11月15〜17日)
 今月は盛岡。出発前の天気予報ではあまりいい天気には恵まれそうもなく、雪の予報もありましたが、小雨から日ごとにいい天気になりました。でも気温は東京地方の最低気温が当地の最高ということで、ちょっとひんやりとしてコートはあったほうがいいかな、という感じでした。岩手は石川啄木と宮沢賢治のふるさとですが、今回は時間がなくてどちらもパス。食べものもわんこそば、ジャジャ麺、冷麺と麺類が有名ですが、こちらもなし。仕事場近くに岩手公園(盛岡城址)があり、昼休みにちょっと抜け出してご覧のような紅葉を見てきました。結構きれいでした。遠くに見える雪山は岩手山。その次はよく知らないのですが盛岡出身の宮野小提灯さんの句碑「月待つや独り古城の松のもと」。
 そしてご当地のおすすめ喫茶店はガイド本にはいくつか載ってますが、その中のひとつ、盛岡駅近くの「カプチーノ詩季」。売りのカプチーノ、アップルパイをいただいてきました。その次の一枚は、季節ではないですが、冬支度なった石割桜です。暗くてよくわからないですね。
 それと今回のホテルではPCのレンタルはなくて最後の写真のようなちっちゃなテレビでネットサーフィンできるのですが、画面に出てくるキーボードで(右下のリモコンで)一個ずつ文字を拾って、URLを入力するかYahooで検索するという面倒な作業をするわけです。「ねもん家」のトップを開いたところです。ということで、今回はこれまで。
 このあとの出張は、年内はさいたま市(11月29日〜12月1日)大阪市(12月11日〜13日)、新年(1月10日〜12日)に広島市とありますが、日記はひとまずお休みとします。なにかいい写真でも撮れたらアップするということで。








F高松市(10月4〜6日)+小豆島(7〜8日)
 
高松も昨年に次いで二回目。今回の仕事場はサンポート高松のシンボルタワー17階です。そこからの瀬戸内海の眺望がこれです。パノラマにしてみましたが実のところ、これでいいのか、よくわからなくてダブル部分があるかもしれません。2段目の右端の山は屋島です。ここでの宿泊は「ことでん」でふたつめの瓦町近くのビジネスホテルですが、アットホームな雰囲気のところです。チェックイン時間より1時間以上早かったのにキーをくれたのはよかったのですが、部屋に行ったらフロア全体(10部屋暗いかな)掃除の真っ最中でして、フロントのおじさんがあわてて飛んできて、こっちの部屋から掃除するようにと指示してましたね。それとこのホテルは朝食がサービスになってて名物(?)おばちゃんが作ってくれる讃岐うどんも食べられます。3段目の写真は、ことでん、高松城(玉藻城)の月見櫓、世界一長いと誇るアーケードのひとつのライオン通り。その通りのなかほどにあるのが自家焙煎のながい珈琲店です。ごらんのとおりのシックないい雰囲気のお店で入れ替わり立ち代りお馴染みさんらしいお客が見えてました。7日のチェックアウトの日には、寝過ごしてしまい、ホテルの讃岐うどんを食べ損ない、この珈琲店での遅い朝食となりました。








 
さて今回は出張に合わせて、プライベートの旅行もありました。8月に結婚しましたねも姉のダンナの故郷が小豆島ということで、7日昼過ぎ到着のねも母、ねも姉とともに、ご両親に挨拶に伺うことに。高松港から小豆島、土庄(とのしょう)港まで時速65キロの快速船でおよそ30分、はじめての小豆島です。宿泊は小豆島国際ホテルでして、次の写真は部屋からの眺めですが、ホテルのプライベートビーチのようになってまして、ご覧のように潮の干満で三つの小島(一番奥が余島)が行き来できるようになったり、消えたりするのです。「天使の散歩道・エンジェルロード」というのだそうです。ねも母に言わせると日本のモンサンミッシェルとして売り込めばと言ってましたがそれほどの規模ではないような気もしますが。ホテルの夕食は、さすがに海の幸盛り沢山、それに小豆島そうめんと、すごいボリュームでしたが、完食。翌8日はご両親の案内で、ロープウエイで寒霞渓(写真二段目左2枚)へ。紅葉の時期はすばらしいそうですが、頂上からの瀬戸内海の眺めもよかったですよ。昼食はオリーブ公園(写真二段目右2枚)でいただきました。小豆島といえばそうめん、オリーブ、「二十四の瞳」が有名ですが、佃煮、醤油もいいですよ。のどかないいところです。時間があればゆっくり見て回りたいところですが、もう一泊するねも姉を残して、再び高松に戻りました。
 帰りは岡山から新幹線(我が家へは小田原経由が便利)なので、あまりあちこち回る時間もなく、近場の栗林公園の60分の回遊コースを30分くらいの早回りで見て回り高松駅へ戻り、マリンライナーで岡山へ出まして帰宅した次第です。







E札幌市(9月25〜27日)
 
流氷ツアー以来の札幌になります。東京はまだまだ暑い毎日でしたがこちらはさすがにすずしいですね。まずは札幌駅の時計をパチリ。今回から年度末まではこれまでの月〜金5日間と違い、前泊をいれて2泊3日、仕事時間も2日間9時〜5時であまり遊んでる余裕がないのですが、それでも夕方ホテルにチェックイン後、早速、地下鉄、市電を乗り継いでロープウェーで藻岩山へ。すでに午後6時を過ぎていて山頂の展望台からの眺めはご覧とおりの素晴らしい百万ドルの夜景。さすがに一人できている人は私ぐらいで、ほとんどがカップルか、家族連れか、団体さんばかりでした。10分足らずで下山。
 ここへ来たもうひとつの目的は、ロープウェー山麓駅のそばにありますろいず珈琲館(旧小熊邸)にありましたが、夕食もとらなければということで写真を撮るだけで札幌駅に戻り、JRタワースクウェア6階ステラダイニングフロアで、なぜか京おばんざいの杏庵で夕食を。そしてここでもタワースリーエイト(T38)展望台に上りまして、夜景見物。ここの男子トイレがまたすばらしい、写真ではよくわからないですが全面ガラス張りで市内の夜景を眺めながら用を足すことができるのです。

 
翌日改めてろいず珈琲館(旧小熊邸)へ。ここは昭和2年、北海道帝国大学の小熊捍博士邸として市内に建てられたもので、設計者はアメリカの著名な建築家F.L.ライトの弟子として知られる田上義也氏の設計によるユニークな意匠のもので後のツーバイフォー工法の基本になったそうです。さっぽろ.ふるさと文化百選に選定され、’90年代には市民による保存運動が起こり、現在地に移築復原された。その後ロイズコーヒーユニオン鰍ェ喫茶店として活用しているもの。 (写真は邸全景、室内、コーヒーカップ、小熊博士と彼が書いた色紙を飾った額。最後はライトアップされた大通公園のテレビ塔。)
 






D大阪市(9月4〜8日)

 
2ヵ月ぶりの出張は大阪です。この間7月18〜21日、さいたま市(大宮、浦和)がありましたが、デジカメを忘れ、毎日雨ということもあり、カットです。で、大阪、こちらも雨がちの毎日でしたがホテルは大阪城近くの谷町3丁目、ホテル・ザ・ルーテル(最寄駅は地下鉄谷町4丁目)。もちろん部屋にはパソコン常設です。仕事場は天満橋。 天気予報では毎日30℃以上ということでしたが、7日までは曇り時々雨ということもあり、ほとんど一日中室内でもあり比較的過ごしやすかったです。それでも仕事を終えてから歩き回ると結構汗がたらたらでした。ひさしぶりにお日様の出た8日は、さすがに蒸し暑い一日でした。
 ホテルから仕事場までは、地下鉄谷町線で一駅、歩いても15分くらいですが、初日、小雨でしたが時間もあったので大阪城公園を経由。大阪城は下から眺めるだけ。40数年前の修学旅行以来で、あまり印象になくはじめて見た感じでした。
 夕方は谷町線、千日前線と乗り継いでなんば下車。そして初めてあの道頓堀へ。大賑わいです。戎橋では多くの人が携帯で周囲のネオンを撮影してました。わたしもデジカメでパチリ。そしてながーい心斎橋筋のアーケードをぶらぶら歩きまして(結局本町まで歩いたのですが)、夕食は途中のそごう地下食品街で弁当を購入、本町から中央線でホテルへ。疲れました。それに地下鉄は碁盤の目状にたくさんあって便利ですが、乗り換えでは結構歩かされましたね(東京もところによっては同じかな?)。
 例の喫茶店めぐりは、フリーマガジンで見つけた堺筋線北浜駅近くの丸福珈琲店。蔦に覆われた古めかしいビル(写真はぶれてますが)にありました。1934年創業だそうですが、内装はご覧のとおり新しいです。静かな雰囲気でコーヒーもおいしかったです。
 最後の写真は、7日の夕食を食べた、谷町2丁目食堂。お袋の味といった感じのたくさんの惣菜があって、ごはん、味噌汁に3品のおかずで、800円前後かな。そんな感じで(どんな?)今回の業務も滞りなく終了したのでした。次回は9月25〜27日の札幌です。




C名古屋市(7月4〜7日)
 
回はいつもの前日からの出張ではなく、当日入りです。というのもわが街から小田原乗り換えで、2時間でいけるのですから。そんなこともあってあまりフリータイムがなくて、写真もないのです。毎日雨降りの予報でしたが、結局5日の午前の他は何とか降られず助かりましたが、さすがに名古屋(に限らないかな)、ちょっと歩くと汗びっしょりです。それでも夕方には風もあって涼しくなったと思って駅近くから市内散策して名古屋城まで歩いちゃいました。思いのほか遠かったですね。背中が汗でぐっしょりでした。閉園後でしたので近くに見ることもできず、写真もこんなもしか撮れませんでした(加藤清正像、名古屋城)。
 喫茶店めぐりのほうも、もう暑くて歩き回るのは無理です。ただネットで見ると名古屋は喫茶店が多いところのようです。とくに目についたのはコメダ珈琲さんです(写真なし)。私の求める喫茶店ではないですが、名古屋中心に230店くらいあるフランチャイズチェーン店です。でもなぜかスィーツメニューが多いのです。スィーツも名古屋の名物なんでしょうかね。一日中モーニングサービスなんて店もあるそうで。それにしてもなぜか名前に「ダ」がつく店が続きますね。
 今回のホテルはちょっと仕事場からは離れてるのですが、PCがレンタルできるというこもあって、ロイネットホテル名古屋でした。部屋の中はごらんのとおり。それと出張中ときどき夕食にデパ地下などで弁当を買うこともあります今回はこれです。それも寂しいですって? いや、そのほうが気楽なんです、さて何をどこで食べようかって、歩き回るよりは。要するに無精なのかも。




B熊本市(6月12〜16日)
 
今年も熊本は暑かったですね。ほぼ毎日30℃前後でした。雨も心配してましたが、結局は14日夜から15日午前中だけでした。往きの機内からすばらしい富士山を見ることができました。もう一つの富士山?はご存知、水前寺公園(正確には水前寺成趣園)です。仕事へ行く前の空き時間に入ったのですが、暑くて、汗もかきたくなかったので10分足らずで退散です。ここも市電が走る街。どこもそうらしいらしいですが、路線バスともども赤字だそうです。バスの初乗り運賃はなんと100円ですよ、100円。
 仕事場からホテルへの帰途、熊本城そばの高橋公園(というらしい)内に、横井小楠をめぐる維新群像と、谷干城像がありました(詳細は写真をクリック、大きくして見てください)。
 それにしても酒の飲める人がうらやましい。どこで夕食するかが毎度の悩みです。ということで、今回の喫茶店は、岡田珈琲さん。通町筋から上通アーケード入ってすぐのところにあります。まずまずの雰囲気で、コーヒーも結構でした。
 ところで、飛行機もチケットレス、Webチェックインでタッチ&ゴーということで、極端なところ、20分前くらいに空港に着けばいいんですねえ。それにプラス1000円でクラスJ席でゆったりできるんですから、って宣伝してどうする。








A広島市(5月15〜19日)
  往復新幹線でした。さすがに3時間50分座りっぱなしはきついですね。帰りは名古屋と小田原乗り換えでしたのでそうでもなかったですが。広島は毎日しょぼしょぼと雨が降ってました。あまり時間がとれなかったため、宮島も見られず、行動範囲は仕事場を含め、市電の広島駅と原爆ドーム前までに限られました。ということで今回は原爆ドームと平和記念資料館見学、改めて平和を祈念。外国人の団体さんが多いです。
 市電はいろいろな電車が走っています。あちこちから集めたのだそうです。写真は原爆ドーム、記念碑、市電、仕事場近くにあった大衆演劇の「清水劇場」と、猿猴(えんこう)川に架かる猿猴橋
この川の手前が駅前市場。レトロな喫茶店がいくつか見られます。
 今年のテーマ、喫茶店めぐりの方は、早くも挫折。ネットで見つけたいい感じの喫茶店があったのですが、残念ながらすでに閉店してしまったそうです。写真はありませんが、上の市場の一角にあった「松屋」だったかな?創業50何年とか、おばあちゃんが二人おしゃべりしてましたが、時計が止まってる感じでした。もう一店は、地元の百貨店福屋駅前店のなかにある、またまたイノダコーヒーショップくらいしか行けませんでした。ここは、コーヒーを注文すると、砂糖、ミルクは入れますか、と聞かれます。はい、というと、お店の方がはじめから入れて出してくれます。




@仙台市(4月17〜21日)
  今年最初の出張は仙台で、ホテルは三井アーバンホテル仙台アネックス。ここはTV一体型のパソコンがあります。
桜は見頃には一週間早かったかな。榴ヶ岡公園の桜、青葉城址の政宗像と護国神社、伊達家の霊屋・瑞鳳殿と臥龍梅




 今年のもう一つのテーマは、居心地のいい喫茶店めぐりです。仕事はそっちのけですが、ちゃんとやってます。
 仙台では2店。どちらも初めての者にはわかりにくいところにあります。左2枚はカフェ・モーツァルト。アンティークな不揃いのテーブルと椅子、古いウッドのアップライト・ピアノ、ご主人の趣味らしい各国の旅行ガイドブックが手の届くところに並んでます。
 右は、京都イノダ珈琲取扱店ニューエレガンス。内部の写真はちょっと遠慮。壱弐参(いろは)横丁という小さな店が立ち並ぶ通りにありました。こちらもお薦めです。両方ともなんかほっとしますよ。