2009 高遠の桜と善光寺御開帳バスツアー

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4月9〜10日、またまた懲りずにバスツアーです。今回は、高遠、高田、上田の三城址の桜、あんずの里と善光寺御開帳と欲張った内容です。2日間とも好天に恵まれたというより、この時期にしては暑過ぎるくらいでした。木、金曜で道路も全く渋滞なくスイスイでした。
 まずは環八、関越に乗って車中からところどころの満開の桜を眺めながら一路、最初の上田城址公園へ。
ここの桜はご覧のように城門そばの桜(特に枝垂桜)は見事でしたが、全体としては満開一歩手前といった感じでした(桜は7種約1000本)。



その後、越後は高田城址公園へ向かいますが、ここは日本三大夜桜の一が売り、ということで、ちょっと時間潰しというわけではないかもしれませんが、まず味噌蔵見学、といってもでっかい味噌樽の横を通って辛ーい味噌汁をいただくのみ、あとは土産売り場へ。
続いて、あんずの里へ。遠目にはやや地味ですが、樹齢180年の大木(二段目右)など、意外に近くで見るとあでやかです。黄色い花はさんしゅゆ、そして水仙の群生です。それと雪をいただくアルプス連山(山名はよくわからない)が素晴らしかったです。これはバス移動中にも、右に見えたり、左にみえたり青空に映えてました。





 高田城址公園には努力の甲斐なく(?)、4時前には到着、2時間頑張っても夜桜見物とはなりませんでしたが、夕日に映える桜も見事でした。三重櫓からの眺めもよかったです(こちらはソメイヨシノ他4000本)。

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午後6時、今夜の宿泊地、斑尾東急リゾートホテルタングラムへ。
翌朝の部屋(40平米もあります)からの眺めです。まだ雪も残っています。正面は黒姫山でしょうか。



二日目はまず、善光寺御開帳です。7年に一度ということで大変な賑わいでした。本堂内々陣の前立本尊、中尊阿弥陀如来の右手につながる善の綱が結ばれた回向柱に触れて極楽往生を約されたあと、内陣参拝、お戒壇めぐり(瑠璃壇下の真っ暗闇の中で極楽の錠前に触れて秘仏御本尊と結縁する)も無事済ませ、日頃の不信心をまとめて取り戻したような。記念に回向柱(高さ27センチ)まで買ってきました。





最後はいよいよ高遠城址公園へ。その途中、諏訪付近でのバスからの眺めです。



高遠は私たちにとって今回のツアーのメインです。タカトオコヒガンザクラばかり約1500本、行く前に咲き具合が一番気になっていたところでしたが、ここ二、三日の暖かさで一気に満開になってました。真っ青な空に映えた一面のピンクの桜は息をのむばかりでした。
昨年の京都の桜にも劣らぬ見事さです。バス移動の疲れも吹っ飛んでしまいました。





すべての行程を終えて中央高速道で帰路に着きましたが、甲府付近でしょうか、思いがけず、夕日に照らされた富士山、それとバスの両側一面ピンクの桃源郷をおまけにいただきました。



さて今回のバスツアーも無事終了しました。これまで北海道2回、東北、そして白川郷から北陸へと、バスツアーをしましたが、そのたびにしんどいと思っていながら懲りずに行ってきましたが、本当にそろそろ潮時かな、とそんな歳になってきました。でも私たちよりもっとお歳の方も頑張っていらっしゃるんですよね。
お疲れ!