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萬 あきら

現役から一番乗り!というか、現役なのになぜ書くか、と言うと、ですねぇ・・・
彼女を見たがために
ライブの中で進化していく役者
という凄いドキュメンタリーを経験することができたんですね(^^)

勿論、この公演より次の公演、さらに次の公演・・・とか、
公演ごとに違っていく役者の進化や退化を見ることは出来ます。
当時は、4組殆ど初日と中日と千秋楽は必ず見ていましたから、その中での進化なんて言うのも見ています。

と・こ・ろ・が・・・
ケイの場合は、最もドラマチック!
「星影の人―沖田総司の青春―」当然汀夏子の沖田です。
土方が麻実れい。
そして、そして、玉勇が高宮沙知\(^^)/
そのほかのキャストも素晴らしくて、誰をみてもピッタリの役どころでした。
そして、演技力もあり、期待されていたわりには、ずっと役に恵まれなかった上条あきらが、
ピッタシカンカンの山南敬介!!
これが大ホームランという村からの評判に違わず、初日から泣かせる。泣かせる!!
これは、最近大河でもやったから、みなさんご存知だろうけど、
体制強化の犠牲者として葬られてしまうのですよ・・・そこがうまく書かれていてね・・・
ラブロマンスもありの、いゃぁけっこうな役でした。
それをまたチャコが巧かったんだ\(^^)/

ところが、初日の幕が下りる寸前骨折事故を起こして休演になってしまった(;_;)

2日目から、急遽新人公演で、山南敬介を好演したケイにお鉢が回ってきたのです。
まあ、代役公演というのも一時はあったけれど、その当時は既に新公だけでしたから、
まあ一番役の研究をしていたのは彼女だったろうし、
とにかく、この公演は、誰を動かすことも出来ないほど、みんながみんな、ピッタシカンカンの良い役だったのです。
それが大きかったろうね。
柴田侑宏先生の代表作の一つですねぇ(^^)

まあ、とにかく、私は4日目に行ったのかな・・・まだまだ新人公演のままでした。
もぅー、チャコがよかった分、なんだこりゃ?の感じだったのが、
7日目、中日、千秋楽・・・全部で六回行ったはずだから、あといつ行ったかな・・・?

とにかく、行くたびに、見るたびに、萬あきらが山南敬介になって行くのです!!
たしか、中日頃にはチャコ・上条がやっていた、ということを忘れていましたから(^_^;
千秋楽には、全く上条あきらの存在を忘れて、今で言えば最高のカンパニーだった!ということになりますか(^_^;

それ以来、ケイ・萬あきらのファンです(^^)

実は、それまでは、あまり好きではアりませんでした。
才人の常で宝塚グラフ誌にコラムを持っていたりして、スターではないけど目立つ人。
ダンスはナカナカ巧いけど、
若いわりには(当時研5〜6くらいかな、麻実れいと同期の45年初舞台ですから)ちょっとクサイ♪
あ、宝塚ファンの方はご存知ですね・・・宝塚で「クサイ」というのは褒め詞です♪
まあ、男役独特の匂いを持っている、というのでしょぅか・・・。

でー、まあ、その時までは生意気な感じがしたんだよ、早く言えば(^_^;
それが実力相応の生意気さ、だと納得したんですね(^^)


でー、その後、私は宝塚から一時足を洗っていたのに、
日向薫さまを見たがために、また嵌っちゃった(^_^;
でー、そこにいたのですよ!萬あきら!!
当時星組組長です♪
ちなみに副組長はカメ・新城まゆみでした♪
いやぁ、二人ともいい中老けで、かっこよくて垢抜けていて、一寸枯れていて・・・
あのケイが枯れた味を出せるなんて信じられないわぁーーー\(^^)/

もう、そこから、ケイさま愛してるモードです(^^)
最近も専科からアチコチに特出してますが、どこの組で何をやっても素敵です(*^-^*)
心配なのは一時体調を崩して・・・ちょっとやつれたかな・・・ブチ・麻月毬緒のことがあるから心配です。

元気で頑張ってぇ〜♪フレー♪フレー♪ケイ!!



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