7月24日(水)

確定診断から一ヶ月後の検診・・・経過を見る、ということで、レントゲンだけとって、呼吸器外科部長の診察を待つ。

それがあなた、10時30分に予約しているというのに11時半を過ぎてもお呼びがかからない(^_^;
で、やっと11時50分に呼ばれたと思ったら、
「大きさは変わってないですねぇ・・・。臨床TA期というところで、ある程度大きいです。エンカク転移はないです。
手術はしないんでしたね。
もし、手術をしないとしたら、症状が出始めたら早いですからね。
一応経過観察ということで、先生のほうで診て下さるといってますから、そちらに月一回くらい、見せて下さい。では」

はっ?それだけ?
こないだ、あんなに手術プッシュしていたじゃないですか(^_^;
なんとまあ・・・あっさりと、そんなもの(^_^;

「じゃ、次の定期検診は8月21日、先生のほうで、診察前にレントゲンをとっておいてください」

なんて、あっさり引き下がっちゃって・・・いいのでしょうか?
それに、4cm×4cmのポリープがTA期なの?

母も、「手術しないとなると、あっさりしたもんだねぇ」といささか憮然とした様子(^_^;

まあ、病院は病気を治すところだからさ、手術しないと言うことは、治す気がない、と思われるんじゃないの、と私。
ねぇ、そういうしかないじゃないのさ(^_^;

で、この結果を先に相談した医療従事者のお友達さんに報告したところ、こんなFAXを頂きました。

お母様は手術を拒否なさったとのこと、それはそれでよかったと思います。
病気は闘う本人の気力の問題が大きく左右すると思います。ご自分で治療方針を決定されたのですから、ご自分の方法でBESTを尽くして戦われると思うのです。きっと精神的にすごく強い方なのですね。
あなたも○子ちゃん(孫娘)も、お母様を今度は手術をしないことを主として支えてあげ、力になつてさしあげてください。
お母様の選択が、本当によかったと思えるよう、お母様の人生を支えてあげて頂きたいと切に思います。
お母様が、ご自分で、ご自分の人生を決定されたわけです。私は尊重してあげて、私の出来る事は何でも力になります。
何でも言って下さい。
手術をしていれば・・・。はこれから、言いっこなしです。
やりたい事をやりたい様に。それもひとつの選択であり考え方です。
頑張って!!とエールを送りたい。
○子ちゃん、今度は○子ちゃんの本当の出番です。精神的支えはあなたが一番。
病に負けそうな時の笑顔と、大丈夫よの一声はどんな薬よりもきくと思います。
共に泣いて、共に笑って、励ましてくださる家族が傍にいらっしゃるのですから、お母様も思い切って選ばれたのだと思います。

何かあれば何でも言ってください。力になります。
不安は山ほどあります。
先のことを考えると、暗い気分になります。(Dr.は最悪のことを言います)
でも、今は今しかないから、今を大切に生きて、楽しんで欲しいと思います。
大変なことはその時考えればいいのです。
その時の一番良い方法を考えましょう。今はお母様元気なのだから・・・。人生を楽しんでください。

もう、このFAXを何度読み返したことか・・・読み返す度にさんの心遣いに泣かされてしまいました。
「私の出来る事は何でも力になります。何でも言って下さい。」
その言葉は、本当に百人力・いえいえ、千人力でした。