gen15-03

2015年3月4日

うちの先生の初期論文集・・・探していたのが見つかりました(^^)

今、受講しているのは、源氏物語本体ではなくて、源氏物語周辺のいろんなことをテーマにして、今期は「物語文学の歴史」です。
実は、7~8年前くらいに、源氏の会の方で、これを取り上げた時、この論文集のお話が出ました。

大体、論文集と言うのは、500部、つまり、出版の最低部数を刷ったら、それで終わり。

版を重ねるなどありえない話で、それどころか、手元に殆ど引き取る、というのが有り勝ちなことだそうです。
でも、先生の論文集は「ありがたいことに、差し上げた分もありますが、殆ど売れてしまいまして、手元にも残っていません」ということでした。

それで、幹事さんは、去年お亡くなりになった方ですが、その頃もエネルギッシュに活動していらっしゃって、

わざわざ国会図書館まで行って、その論文集をコピーしていらっしゃったのです。
私たちにも、表紙と目次、先生の後書のこぴーをくださいましたが、中味まではね(^^;
で、私も読みたいな、欲しいなと思ってましたが、国会図書館までは行かずに済まそうと横着を決め込んで、ネットをうろうろ検索してました(^^;
大体、この手の本は、図書館の廃棄本とかにあるじゃない?でも、なかなかヒットせず、そのうち横着になり、

最近はちょっと検索もしていなかったんですけど、今「物語の歴史」をまた受講して、あ!と思って、久々に検索したらヒットしましたv(^^)
速攻入金して(クリック貧乏予防のため、現在はコンビニ振込み励行中)、速攻届きました。嬉しい\(^o^)/

論文集にも伝説的大ヒットもあるんですよ♪

藤井貞和先生の「源氏物語の始源と現在」なんてのは、出版社を三度か四度か変えて出版が続けられて、ついに今は文庫で読めます(^^)
河添房江先生の「源氏物語時空論」は源氏ブームと相まって、朝日の書評に取り上げられて、それこそ空前の大ヒット!
一般の源氏ファンの要望も高まって、出版から2~3年で文庫化しました(^^)
もう、この二つは異例中の異例です。

ま、素人のオバサンが論文も何もないのですが、これが、好きなものだと読めるんですよね(^^)
学生時代、デューイの教育論なんて論文集は、教職課程を取っていると必須で読まなくちゃいけないものだったのに、

殆ど読めませんでした。デューイの論文どころか、ルソーの「エミール」だって読めなかったm( )m

好きと好きじゃないものって、それくらい違うんですよね(^^ゞ

届いても新聞の切り抜き箱が重くなって、ちょっとヤバい状態なので、昨日・今日は読めませんでした。涙。
明日から、ぼちぼち読めそう。楽しみです\(^o^)/