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11月21日

月組公演「長い春の果てに」

今回はいつもと逆パターンで、先に宝塚でした。まあ、寝坊しちゃったからなんですが(^_^;

宝塚は、ちょっと期待薄で行った割にはよかったのですが・・・まあそこそこ、というところでしたか(^^ゞ
ただ、霧矢の成長が著しくて、びっくり!!
それと、予想を翻して、湖月の役回りが「白い巨頭の財前五郎」で、紫吹淳としても、やりにくそうでした(^_^;
本来、紫吹自身が、こっち側のキャラの人だし、こっちを主人公にした方がドラマチックですねぇ・・・(^^)
どうしたって、今回の脚本から言えば、ヒロインは映美くららちゃんで♪
これが、まあよかつた!!
つくりが粗っぽいのは脚本も本人もなのですが、14歳のちょっとエキセントリックな女の子も、手術して成長したところも無理なくて。
特に、成長してピアニストデビューを果たすところは、本来そう美人じゃないのに美人に見える!!
大体いつもそうだよね。
スターの小部屋とか、スチールなどではそう美人じゃないのに美人に見える、というのは、舞台人として、相当なものです!!

霧矢は、主人公の友達と言うありがちなパターンで、紫吹とほぼ対等に見えてびっくり!!
役作りとしては、いくら割り切って「医は算術」に切り替えて趣味に生きていると言う医者でも、
一時は最先端の学説を発表して医学界を追われた、というような少壮麻酔医なんだから、
もう少し影があってもいいようなものだけど、そこまで求めるのはまだ無理なのかしら(^^ゞ
まあ、紫吹と、あれだけ対等に持っていった、というだけで相当なポイントだよねえ(^^)v

それにひきかえ、大和悠河は、同じ友達なんだけど、ちょっと三枚目系でいつものパターンで役ともども足踏み状態(;_;)
おいおい、なんとかしておくれ(^_^;

湖月は、これじゃあ、もう一本ドラマ作らなくちゃ、というほどのウエートで、それにしてはあっけない終わり方なので、
ちょっと欲求不満気味(^_^;
それにしても、もっと徹底的に敵役にした方が盛り上がるのにな、とそのへんは脚本的・演出的に残念(^_^;

ショーの方はなんだか、ぱっともポッともせず、さらさらと終わってしまい、なんだかよくわからなかったです(;_;)
今までの月組みのショーの中で最低!!
どうした紫吹淳??
といったって、岡田敬二だぜぇ!!もはやお年なんでしょうか(;_;)
そういえば、事前にプログラムチェックした時、振付け・司このみの名前が見えてオー!!となったのですが、
どうやら、古い振付の埃をはらって引っ張り出してきた模様・・・それにしても、そこだけ出色!!
映美くららはじめ娘役連中がよく踊っていたのに涙(;_;)
たかちゃん、どうしているのでしょうか?
宝塚とギックシャックしちゃったのでしょうか?それともご病気なんでしょうか?
司このみの新しい振付が見たいです!!



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