4月20日(火)
宝塚OG狸組
「桜吹雪狸御殿」
「ボンジュール・タカラジェンヌ〜ドンブラコからエリザベートまで〜」

去年の「狸御殿」から一年・・・早いですネェ(^_^;
グレードアップした新版の狸御殿を見てきました\(^^)/

今年は90周年ということもあり、梅田では現役の湖月わたる・貴城けい・大和悠河の三人がゲストに出ました。
こちら新宿では、OGのお姉さま方が変わりばんこに特別出演!!
なんと初日は麻美れいも出たそうです♪
へぇ、ツレとターコのツーショットかぁ〜・・・豪華やなぁ(^^ゞ
25日には真帆しぶきもご出演ということで、ん?大地は出んの?やっぱ出なくちゃ、こういうときは(^_^;

ということで

今日は、OGゲストが麻鳥千穂(カンサマ)でした(^^)
数えてみれば、そろそろ70歳!!
ドイツのハバリエテレビに出たときの話や、
「エスカイヤガール」の主題歌を歌ってました。
初っ端で声がひっくり返ってアッラ〜!!と思いましたけど、まあ持ち直してよかったです(^^ゞ

しかし、皆さんしっかり踊っていてビックリでした\(^^)/
去年はショーも日本物だったので、もうみんな踊れないし、と思っていたんですよ(^^ゞ
ナンノナンノ・・・凄い!!
考えたら、今でも仕事続けている人たち多いんですものね(^_^;

特に黒燕尾の総踊りは、本ちゃんで行けますネェ(^^)v

それにまあマリ子さん(麻路さき)のカッコいいこと\(^^)/
カンカンボーで俯いたポーズのシルエット、綺麗だったぁ\(^^)/
まあ、あちらで趣味のようなもんよ、とご謙遜なからジャズダンス教えているそうなので、それもごもっとも(^^)
第一、現役時代よりいっそうスマートになって、とにかくカッコいいの一言・・・涎、涎
きぬた姫も可愛いけど、若君狸千代が化けた遊び人姿のかっこよさ!!オメメウルルン(*^-^*)
オーラも十分!!ツレをトップに二番手で行けるのは彼女だけですねぇ・・・ハーため息、うっとり(^o^)〜ホー
私としては、今日は一日マリ子デーでした(^_^;

今年はオトミとツレのデュエットは「愛の宝石」でボレロはなし!!
そのかわり、ショーちゃんと三人で「愛それは」を歌ったのですが、それなりに・・・。
ショーちゃんは現役時代より歌が巧くなったですねぇ・・・うまいと言うほどではないけど聞いていられるようになった(^^)

先週、温泉紹介番組でオトミとショーちゃんのふたりの旅行風景をやっていましたが、
ああいうのやると、オトミのお馬鹿が目に付いていけませんねぇ(^_^;
その反面、ショーちゃんは頭もいいし、よく気がつくし、人柄もいいんだよねぇ・・・巧く行かないものです。
大体、常にオトミを立てているのは大変なことです。

ツレがよかつたのは言うまでもないのですが、歌はいっそう巧くなったし、重厚感が重苦しくなく出ていたし(^^)
星の歴代トップを従えて踊るのは前回に続き必見の名場面です♪
梅田では、これにわたる君が加わって、現役ファンに随喜の涙を流させたそうです(^^)v

今回特筆だったのは、初風諄が出なかったために、前回のかんちゃんの役をもらった寿ひずる!!
彼女はトップにもならないうちに退団したんだから、本来ならあんな良い役もらえないところを、儲けもの♪
それでまた、ぴったり!!
私は、この人まるで買っていなかったんだけどいやぁ見直しました\(^^)/
痩せても枯れても坂東流という大流派の家元夫人を何年だか、務めていただけのことはある!!
しかも、と〜っても楽しそう♪
今が一番彼女にとって良い時期なのかも(^^)

もう一つ!!
素晴らしい、と思ったのは郷真由加♪
去年も凄い、と思ったけど、今年は一段とダンスも冴えて、
九条彬と彼女のダンスの冴えは素晴らしかったです\(^^)/
郷真由加って現役時代はちょうど私が見ていなかった時代で、後で、VTRでチェックしてみると、
剣幸・こだま愛時代の月組の、
二番手というより剣の男役の相手役というのかな・・・敵役やサポート役というか要になる役どころの人であったような。
さすれば、これしきは当然、というところなのかも(^^ゞ
「白鳥の湖」を宝塚版に仕立てたショーの一場面で10分近く、
剣・こだまと、この郷真由加の三人で踊りぬくシーンがあって強烈だったんだわ!!

しかし、それについていった、朝香ジュン・真織由季・九条彬も偉いというべきか(^^ゞ
特に九条はその三人の中では最近やめた口なので一番よかったようでした。

瀬戸内と峰も大変よくなって、二人とも去年より痩せて、ことに瀬戸内はダンスもかなり踊り込んできたらしく、
マリ子さんとのツーショットはなかなかのものでした(^^)

痩せてよくなかったのは若葉ひろみで、これは、この人の豊満さが魅力なんだから、
ねぇ〜、秀哉さん(^_^;←元松竹新喜劇の小島秀哉、ダンナです(^^)
「命ある限り」をツレとデュエットして、これはかんちゃんとしてほしかったなぁ(^_^;
まあ見た目は彼女の方がいいかもしれないけど、こういう時、初風諄の不在をしみじみと感じました(;_;)

それにしても楽しい、楽しい半日が夢のように過ぎました(^^)
帰りには歴代の宝塚メドレーを口ずさみ、帰宅後のお風呂では
宝塚わが心のふるさと♪をロウロウと歌って家族の顰蹙の眼差しを受け
(アホ娘がいないので、誰も私に文句は言わない!・・・でも無言の眼差しが責めるのです(;_;))

はぁ・・・幸せな一日でしたm(__)m





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当日、私の席の後ろに座ったおばさま四人連れのお二人が大変お賑やかにお喋りをしていました(^^)
パートの仕事の話から、自治会の積立金の話まで(^_^;
その中で、「かんていが・・・」という声が聞こえて、なんだ、今度は鑑定団の話かい、と思ったら、
「官邸」と言うことだったようで、「あの自己責任てのはおかしいわよねぇ」と言うことでした。

命がけで一生懸命イラクの人助けようっていうのに、自己責任だ、自己責任だってねぇ、
無駄遣いなら政治家のほうがよっぽど無駄遣いしてるじゃない、
(↑結論はここに来るのね、必ず・・・私もそうなりましたけど(^^ゞ)

世の中の人たちは、何でもかんでも、あの自己責任発言に同調して、バッシングしているのかと思って、
日本人はいつから、こんなに不人情な人間ばかりになったのかと悲観していたら、
ちゃんとした人もいるのだと嬉しくなりました。
それで、書き留めておいて、出すな、と止められていた日記をここにくっつけますm(__)m

。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜

イラク人質解放

それはよかったんだけど・・・
恐れていた事が起こっています。
助かっても、今後の活動がしにくくなるだろうなぁ、と危惧していたとおり、
世間の人たちは、政府やマスコミの誘導もあるけれど、彼らを責め出した!!

そりゃ、確かに危険な地域に行って人質になったのは彼ら自身にも一端の責任はあるだろう。
でも、彼らはそれなりの覚悟をして行ったんだから、ねぇ。
しかも、遊びに行ったわけでもないんですよ。
大体、日本政府がイラク出動などしなければ、
というか、オッチョコチョイに派兵などしなければ、彼らも人質になどならなかっただろうし、
なったとしても韓国や中国の人たちと同様すぐに開放されたでしょう。

確かに、家族はヒステリー状態になっていたかもしれないけど、それは残された家族として仕方ないことです。

大体、あの18才の男の子が、
現地の人たちが何も防御していない中で、僕一人が防御服を着ることは出来ないから
僕も劣化ウランを浴びることを覚悟しておいてほしい、と言い残していったんでしょ。
18歳の男の子がそこまで先を見通して、意思を固めて出かけていったのですよ。

また、彼女の場合、イラクの子供たちから、菜穂子を殺すなら僕を殺して、とまで言われているのですよ。

そういう人たちが、おいそれと、自分の意思を曲げて帰国するなんて、誰が考えますか。
現に、彼女は嫌なことがあったけれど、それでもイラク人を嫌いにはなれない、と泣いたそうです。
勿論一時的にヒステリックな高揚した気分はあるでしょうが、それにしても、イラクの中に根を張っている彼女です。
また、カメラマンにしても、報道カメラマンであるなら、誰しも戦場に行く時は、
100パーセント無事に帰れるとは思っていないでしょう。
そして、それが彼らの生き方です。


それを、お前たちを助けるために人も金も使ったんだ、おとなしく帰って来い、というのかな?
イラク人が、多少なりとも日本人に対して寛容なところを見せているのは、
彼らのような民間人が危険を顧みずイラクで活動しているからではないのかしら(^_^;

もし、彼らが、こんなひどい目にあわせてイラク人なんて大嫌いだ、もうこんな国に居たくない、と言ったら、
日本政府はどうしました?
今彼らを責めている人たちはどういいます?
今度は逆から、彼らを否定するでしょうね。

もっとも、彼らの家族も、彼らの気持ちをもっと理解してやって欲しかったと思います。
そうすれば、もっと落ち着いて、政府に対してヒステリックにならず、
NGOとして、イラクに直接掛け合うことも考えられたんじゃないでしょうか。

また、それを繰り返し流したマスコミね!!
政府を批判した口調だって、一日中言い続けていたわけではないでしょうに。
テレビが同じ映像を繰り返し繰り返し24時間垂れ流していたんじゃないですか?
それをあきずに繰り返し、お茶飲みながらソファにネッコロガッテ眺めていた人たちが一体何を言うのでしょう?

平和という中でのんびり暮らしていける生活を捨てて、危険な地域に、
人のために身を投じていけるのは素晴らしいことだと思います。

人質にならなかったマザーテレサは偉いけど、人質になった彼らはお国の厄介者ですか?
ユダヤ人の爲に国策に背いて無断でビザを発行し続けた杉原千畝氏は国賊ですか?
まあ、たまたま、私の見ていたテレビ局が○産党嫌いの産○・フ○ネットワークだからでしょうけど、
(18歳の男の子の家族は○産党だそうです)
どちらにしても、マスコミはなだれ現象を起こしやすいですからね・・・。


そういえば、浅間山荘の事件の時、人質としてとらわれていた管理人の奥さんが救出された直後に、
学生たちはみんな紳士的だった、悪い人たちだったと思えない、と言ったら、大変な非難がきたそうです。
こんな大変な思いをして助けてやったのに、なんという恩知らずだ、というような。
学生たちだって、一時の集団ヒステリー状態で人殺しをしたり立てこもったりしたわけで、
もともとは普通の学生だったんです!
もっとも、そこが恐ろしいんだけどね!!
落ち着いてくれば、四十近い女性に暴力振るったりはしないでしょう。
何日か、傍にいれば、学生たちの中にも
個人的には多少なりとも労わりの気持ちや自分たちの行動に反省する気持ちも芽生えてきていたかもしれない。
それを感じさせる何かがあったから、↑のような発言にも繋がったのでしょうに。
助けてやったのに恩知らず、というのは警察や社会の思い上がりじゃないのでしょうか。
一番辛い思いをしていたのは、人質当人や家族に違いないのです。

同じことがペルーの青木大使にも言えますよね。
救出直後の大きい態度が相当反感を買ったけれど、私は全て悪いとは思いません。
青木氏は青木氏なりに、自分は外交官として、みんなを守ったんだ、という思いがあったと思うから。
ただ、あの人は、救出の時殉職したペルーの警察官の葬儀に出席しなかった!
私はたとえ車椅子に乗ってでも出席するべきだったと思います。それこそ這ってでも。
それに関しては絶対許せない、と思います。

大体、こっち側で安全に暮らして、テレビや新聞でいろんな情報に精通している人たちが、
自分がどんな状況にあるのかも把握できないでいた人質の人たちに対して、
救出直後の精神的に混乱した状態の中でああ言った、こう言った、と言えるものでしょうかね(^^ゞ
それくらいの判断が、政治家の偉い方たちにお分かりにならないのでしょうか?

大体、日本国憲法を無視してイラク派兵をしておいて、
今度は、日本国憲法に移動の自由が明記されていますから、個人の海外渡航を禁止するわけにいかないんですよ、
と、思わせぶりに日本国憲法が、さも不備なように言う、
私は、そこに何らかの国の意思を感じてしまいます。
・・・まあ、それほど深い意味はないのかもしれません。
私が、単にそういう言い方をする政治家の顔に卑しさを見るからかもしれません。
しかし、またそういう卑しさを感じさせるような政治家に日本国憲法を改正して欲しいなどとはさらさら思いませんけれど。




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