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4月25日(月)

月組「エリザベート」

え〜、
雪・星・宙・花ときて、最後の月組版エリザベートだそうです。
各組のその時の人員構成によっても、やった時のチャンスによってもだいぶ損得がありますが・・・
まあ、五組それぞれの個性といえば言えますね(^^)
一番大変だったのはとにかく初演をした雪組で、これは、もともと花總まりの在籍、という事実が重いです(^^)v
ハナちゃんがいなければ、「エリザベート」という企画は上がらなかったと思うしね、
彼女の好演がなければ次に繋がらなかったでしょ(^^)


一番特をしたのは二番目にやった星組で
@ある程度骨組みが出来ていて、二番目で新鮮味もまだあつた!!
Aマリ子さんとあやか様というゴールデンコンビがいたこと
Bそのほか役が足りないほどスターが充実していたこと(これは、今回の月を見てしみじみ思った!)
Cそのキャラがあまりにもピッタシカンカンで、ショーでは似たようなシチュエーションの場面を何度もこなしていた事、
Dあやか様退団で普通以上の盛り上がりがあったことなども含めて、ラッキー目白押し!!

宙組は期待度が高すぎたのか失速度が高くて評判になったのは朝海ひかるのルドルフだけ!
これ一本で朝海は雪組トップになった!と言っても過言ではないわけで・・・(^_^;
しかし、面白いものですよね・・・
あの「エリザベート」ブームというか旋風を巻き起こしたハナちゃんが、雪組の自分の好演に負けたんだから(^_^;
あやか様も退団して、もう自分がダントツのトツプ娘役になってしまつた!という目標喪失感だったのか(^_^;
たとえ踊れなくても、カッコ悪くても、やっぱり姿月あさとよりは一路真紀の方が巧かったのか(^_^;
姿月は、歌は断然マリ子さんより巧いわけだし、
ダンスも一路に比べれば断然踊れるし、タッパもあるし・・・と思っていたら、芸の道はそんなに甘くない!
マリ子さんの大きさには全然刃が立たなかった(;_;)

そんで衝撃の花組!!
いやぁ、ビックリしたもの!!
春野寿美礼!!これはもうミュージカル「エリザベート」ではなく
ミュージカル「トート」に成ってしまいました(^^ゞ

だけど、ソノブン減点でもあるんですけどねぇ(^_^;
しかし、あれほど歌が巧くて、ダンスが踊れて、演技力があって、存在感があって・・・とは思いませんでしたm(__)m
ただ、花組の常で小粒なのね・・・うまくまとまっちゃうんだなあ、これが(^^ゞ
大鳥れいも演技的には文句ないけど、ちょつと華やかさに欠けるでしょ・・・スターとしての格が、
あやか様やハナちゃんには及ばない(^_^;
ここでは彩吹のルドルフが猛烈儲け役に思えました(^^)
それと、ゾフイに文句多かった私としては、夏見ようのゾフィは嬉印ハナマル三重◎♪

というわけで、今度の月組は・・・

オリジナル版の役の序列は、エリザベート・ルキーニ・トートなんだそうですが・・・
そういう意味ではオリジナル版に近いか(^_^;

まず、期待の彩輝直がトップお披露目の次の公演で退団とは、アララ・・・なんてことでしょう?!
そしたら、めでたい噂も飛んで・・・お〜や♪お〜や♪

しかも、前回の紫吹卒業発表と同様、次のトップは瀬奈じゅんという発表もあって(^^ゞ
まあ、いいんですけどね・・・じゃあ、花組はどうしてくれるのよ?!と言いたい、叫びたい、訴えたい!!
オサ・アサコンビで売っとるんじゃなかったんかい(´∧`)〜ハァー

まず、エリザベートの瀬奈じゅん!

え〜、瀬奈は花組「エリザベート」のルキーニで一寸ミソをつけております(^_^;
エリザベート!どんなんかな?と期待半分不安半分・・・いえ期待は、ああいう人だからなんとかはするだろう、という程度でした。
いやぁ・・・とにかく何とかしちゃったんだよ、これが(^_^;

瀬奈がエリザベートをやると聞いて、まず一等最初に浮かんだのは、レレレラー♪をどうすんの?ってことでした!!
それがまあ、びっくりしゃっくり、見ン事歌っちまったんだワァ\(^^)/
まあ、「ワ・タ・シ○に〜♪」っと、一呼吸入ったのは致し方ないけど、とにかく、柔らかめのメゾで男役の声じゃない!
それで、レレレラー♪だもの!!お見事m(__)m
明るくなってすぐボイストレーナーを見ただ!!
飯田純子&楊淑美・・・ん〜、楊淑美は、宝塚のOBだし、
この所あっちこっちのミュージカルで見かける名前なのでなんとなくわかる♪
でも、飯田純子って誰だ?楊淑美より先に名前が書いてある、ちゅうことは・・・今、検索!
どうやら「いいだすみこ」さんという二期会の人らしい(^^ゞ
それで納得!今回へんな地声の発声があんまり気にならなかったですね♪
特にエリザベート(^^)v

もともと、瀬奈はメゾ系だったわけね・・・まあ、それでもここまで歌う!歌わせる!のは大変だったと思うけど。
隣に座っていらした方が村から、ずっと見ている方だそうで、様子をお聞きしたら、
「村でもけっこう評判で、東京に行ったらもっとよくなる、と言われて期待してました。
でも12日に見た時は、ここまで声が伸びていませんでした」
とのことでしたから、私は良い時に行ったんでしょうけどね(^^)v
この後だと疲れて声が出なくなるかもしれないし・・・瀬奈の声帯は強そうだけどね(^^ゞ

とにかく、歌はそれでまあOK\(^^)/
細かく言えばボロも出ていたけど、とにかく女性のミュージカルスターとして歌いきったもの(^^)
あの小さな顎で!!

あんな顎でよく声が出ていましたm(__)m
そうです。顎が小さいと声出ません!だから、ハナちゃんはあやか様より音域は広いんだけど声量がなくて損してます(^_^;
先生方のおかげでしょう。
近来の娘役で歌えない人たちより断然巧い!!
ただ、これは花ちゃんにも言えるけど、説得力と言う点でね・・・これはあやか様と大鳥れい!

その代わり、演技のほうは、当然俺様で、凄いオーラ!!
脚本も演出も(それに衣装も)ちょっとずつ変えてあって、エリザベートを前面に押し出すようになっています。
それでよくなったのが、病院の場!
ここを完全にエリザベートの場に取り戻しました。
もともと、この場面は、どうってことない、エリザベートの一つの旅程の場だったのが、
星組の陵あきのの信じ難い名演技で掻っ攫われて、白城あやかがそれに対抗して、
凄い見せ場になってしまったのですね(^^ゞ
それが、陵あきのと花ちゃんじゃなぁ・・・という事だったのに、
今度は陵あきのがいなくなってもやつてるから、更におかしなことになったわけ(^^ゞ
今回は、完全にエリザベートの孤独と精神の不安定さを出す場になって成功した、と思います。
この場面で、あ、そういえば、この人、「ルードヴィッヒ」で神経症の弟王子を好演したんだっけ、と思い出したんだわ(^^ゞ

今度は前面に押し出しすぎてどうよ?と思ったところ!・・・三色旗のドレス(^_^;
あれ、あやか様も花ちゃんも、フランツに促されてガウンを取るよね、或いは、自分から脱ぐとしても、
気分として国王の指示で三色旗のドレスを着ている、という風情でした。
今回は、フランツがハンガリーの抵抗の様子に焦って帰ろうとするのを、エリザベートがちょっと待って!と、止めてガウンを脱ぐ!
三色旗のドレスはエリザベートの発案で、彼女自身の意思で着ている、という風になっている。
瀬奈は凄い気分よさそうで、堂々と女王の貫禄を示すけど・・・ここでは其処までしない方がいい、と、思うのですが・・・。
そうじゃないと、化粧の間の「おことば嬉しく伺いました♪」という女王誕生のダイナミズムが生きない!!
あ、ここの登場の仕方結構でした(^^)
私はあやか様のときの演出が好きですが、これはこれでよい!
まあ瀬奈が男役で背中を見せるのはどうか、という所があったのでしょうけどね。
(後で触れるように瀬奈の背は―シャレじゃないよ!―ノープロブレム♪)

少女時代はちょっと苦しいけど(思いのほか老けてる!)、まあ、お見合いの場面ではソコソコになる♪
王妃になってからは格段にいいと思う!
基本的に頭のいい人だから、こういう状況で演技で、という演技の構築が巧いです。
檀れいと似てます、こういう演技の計算は。
それで計算に追いつかない演技力だと問題なんだけど、そのバランスも、二人ともしっかりとってる(^^ゞ

フランツに最後通牒を渡す場面など苦しんでいる事がよくわかるのですね。
ただし、元々持っている冷静さ、というか理性の勝っているところが一寸気になる部分も(^_^;
ん〜、そういう冷静さがスカーレットに向かなかったのかな?
私は見てないからなんとも言えないけど、評判悪かったそうですし・・・スカーレット!!
あれは猛烈血の熱い女性として描かれているものね♪「熱しやすく冷めにくいアイルランド気質をそのままに」というように。
もう、あやか様にしか出来ないです(^^ゞ

あと、ルドルフに対しては冷たすぎる!!これは大鳥れいの演技をもっと研究しておくべきでした(^_^;
「二隻のボート」も歌はソコソコだけれど、感情的に冷たいのぅ(^_^;
アレじゃ、フランツを見捨てているようだわ(^^ゞ
あやか様もその傾向があったなあ(^_^;
見捨てているわけではなくて、寄り添っていけない哀しさや寂しさがあってもいいと思う。
ここは、大鳥れいと花總まりがよかった♪
あと、腕と頸が太いのはご愛嬌だけど、背中の線が男役にならないのには感心しました・・・けど、
じゃあ、それって、男役としては、まだ出来ていないってことなのか?とも考えてしまいました(^^ゞ

しかし、とにかく綺麗!美しいです(^^)
キリリとしていて、繊細で・・・男役の大胆さを感じさせない・・・大胆だけど女役になってます。
ホントに可哀想な人だったんだ・・・という思いが先にたちます。
あやか様だと超ワガママに見えた!!そこがよかったんだけど(^_^;
少女時代の野性的な雰囲気はあやか様がダントツで、そこからフランツなんてマザコンをあっさり見限って、
ゾフィーに対抗しようとする気がムンムンだったけど、瀬奈にはそういう野生や対抗意識は見えません(^_^;

ハナちゃんなら、エリザベートにならないですむでしょう!
ちゃんとゾフィにも孝養をつくして、立派なハプスブルク家のお嫁さんになったでしょう、って感じでしたもの(^_^;
大鳥れいもその線ですね。
月影瞳は、見てないけど、イメージ的にあやか様路線だな・・・(^_^;
瀬奈のエリザベートって、誰か、オヤジが、「瀬奈でエリザベートを見たい」という個人的欲求から始まったかな?
と、チラリと考えたm(__)m
大成功でしたネェ(^^)

ちょっと微妙に思ったのは、もうトップをちょっとやったら、
早めに退団して外で女優やった方が・・・という気分が出てきてしまったこと!!
いや、見ている私のほうに(^_^;
今がシュンですよ!シュン(*^-^*)

霧矢のルキーニ!!

今回ナンタッチ、霧矢の大躍進は見物でした!!
まあ、私は「エリザベート」というミュージカルの出来はルキーニ次第、と思っているのですが、
はぁ〜、たいしたものでしたよ(^^)v

まず、自分がこのミュージカルを動かしているんだ、という気概がある!
そして楽しんでいる、というと本人はいえいえ目一杯です、というかも知れんけど・・・
いやぁ、楽しんでらくらくやっているように「見える」!これ、大事なことです。
でも、
霧矢の持ち味からして、だいぶ軽く・・・軽やかになって、全体が明るくなった分、ちょっと違和感が残るのですよ!!
そこが、残念といえば残念なんだけど・・・いやぁ、とにかく凄い(^^)
今回、ワタクシが、ルキーニの歌をちゃんと歌えるようになった!
つまり、今までのルキーニでは憶えても歌えなかったのですね(^_^;
歌の意味の歌い方が巧い、説得力があるんです♪
まあ
ルキーニやった連中がみんなトップ、しかもかなり濃い目のトツプになっていることを思えば、張り切らざるを得ないでしょうね♪

フランツ・ヨーゼフの初風緑!
結構でした(^^)
前半はマザコンの戯画化で柔らかく甘ったるいところを見せて、後半は今までの中で一番の厳父になった!!
「二隻のボート」も無骨で、あれじゃ子供にだって、奥さんに逃げられる、という雰囲気だったんですね(^^)

今まで、前半でいいのは樹里咲穂で母を筆頭とする旧勢力に対抗しようとする青年皇帝の気概が見えたし、
後半は稔幸で、育ちのよい、折り目正しい人がそれゆえに時流に取り残され、家族にも背かれる寂しさが出ていたと思います。
いずれもちょっと理想化している気がしたけれど、
今回は一番実像に近いかな〜、と感じられますね(^^)
だけど、初風緑で特筆したいのは、フィナーレのダンスで、初風を真ん中に霧矢・大空雄飛と並ぶんだけど、
やはり、ここで初風がいるおかげで軽くならずに済んだm(__)m
星組のダンス陣に比べるとだいぶ薄いよね・・・おかしいなぁ・・・真琴つばさの頃は紫吹もいたけど、
花・星組のダンス圧倒しそうな勢いだったのに・・・(;_;)

だから、月組の黒天使たちは影が薄いねぇ・・・と思いました。
エルマーも、だけど(^_^;
ひとつ印象に残ったのはフィナーレで黒天使の白塗りを落とさずに階段の男役総踊りを踊っている連中がいた、ということ!
最低!!
時間が足りなくたって、口紅を引く、パンと頬紅をはたくだけでも違うと思う(^_^;
今までの組でそんな奴らいなかったよ!バッカみたい!!

ルドルフ・大空雄飛!
わかったよ!鎌足、さぞやよかったのでしょうね!
ルドルフを見てわかったようにいます。
それ以前に、こないだの宝塚特番で、やたらに「シニョール・ドンファン」の美原志穂との場面が映って、
アレレなんで?と思いながら、
これ見ている一般の視聴者は、この二人は上級生で大スターだと思うだろうな、と考えてました。
そういう雰囲気なんだよね・・・まあ美原志穂はそれなりにヒロインもやったし、上級生なんだけど。
それに対抗してちゃんとおかしくないほど、大空雄飛の男役は出来上がってましたねぇ・・・
但し、スターとかアイドルではなく(^_^;

ルドルフって、まず何も出来なくていいから、
ひたすらかっこよくて、母性愛掻き立てるような可愛い朝海ひかるタイプか、
頼りないのが売りの絵馬おゆうか、なんですよね(^_^;
彩吹のもうひとつのルドルフ(「うたかたの恋」)を見たい、と思わせる名ルドルフもあったけど、
基本的には、朝海か絵馬尾のタイプね♪
大空では分別臭くなり過ぎだと思うのです。
それとデカイ!彩吹だってデカかったけど、あんなにトートからはみ出した印象はなかつたなぁ(^_^;
やはり、「闇が広がる」のところはもトートに抱きかかえられて黄泉の国へ引きずり込まれる、という風に見えなくてはねぇ(^_^;
大空では、やたらにでかいのが目に立ちすぎた!
タッパがあると言う事ではなくて、体の使い方がヘタ、と言う事もあるのかもしれないけど・・・(^_^;
まあ、トートにも難あり!
ここは、とにかく蛇に見込まれた蛙!という感じだった星組が良かったですね(^^)
マリ子さんの大きさに絵馬緒の小さい感じがピッタリだったです!!

皇太后ゾフイは、美々杏里!ちょっと無理でした(^_^;
歌は巧いんですけど・・・ん〜、巧くはないな・・・声だけは出るけれど、ああいう、台詞的な歌は・・・ちょっと無理です。
なまじ演技力見せようと力んだり抑揚つけるから、声にならなくなる所があって聞きづらい!!
夏見よう見た後ではかなり辛い(^_^;
演技力と存在感ね(^_^;
美々杏里なら、出雲綾の方が断然よかったなぁ。
少なくとも声が聞こえないなんてことはないもの(^_^;
フィナーレのエトワールは文句なし!!


さて、トート!!
彩輝直(^^ゞ

さあて、これが大問題!!
何が?
文句付ける所は一つもありません!!
歌!うまかったですよぅ\(^^)/ホントに何時の間にこんなに巧くなったか、というほど(^^)
ダンスは数少ない彩輝の売りでした。
演技は相当前から長足の進歩を示していました!!
美貌は勿論、素晴らしいでしょ・・・今までのトートの中で最高の美貌かも♪
何が悪いか?
劇場中トートにならないのです(;_;)
前回の蝦夷もショーも、素晴らしいトツプ振りで劇場中彩輝直にした!と、思いました。
でも今回は・・・劇場中エリザベートなのです(^^ゞ
私は瀬奈が好きだからそう見えるんだ、と思う人もいるかもしれませんが、それとこれとは別のことです。
第一、宝塚の「エリザベート」は、トートが劇場中を支配するように見えなければ、
ちっとも素晴らしい「エリザベート」にはならないのです(^_^;
勿論、エリザベートが良くなくてはどうしょうもないのですけど。

あんなに素晴らしいあやか様のエリザベートにしても、
マリ子さんのトートが劇場中を支配したからこそ素晴らしい舞台になったのです(^^ゞ

そういう意味で、今回、彩輝がアレだけの好演を見せながら、
劇場中を支配できなかったのは、やはり残念!と言うしかない、と思います。
それでも、あれだけの美貌とダンスと歌と演技力は普通で言えば大変なものですよ(^^ゞ

フィナーレのデュエットダンスの銀橋で、一度スポットが消えて、またついてお互いに手を挙げるポーズがあります。
これが、ふつうのサヨナラ好演なら、それらしいバトンタッチのセレモニー的台詞が合ったりするのですが、
特別にそういう場面や台詞を設定できない原作モノのミュージカルのためにこういうシーンにしたんでしょう。

そういえば、今度のポスター&プログラムで、エリザベートとトートの二人で映っている写真なんですが、
いずれも舞台メイクではなく、ポスターメイク(フォトメイク?)なんですね。
それをかなり似通わせてメイクしています。
それは、今回の演出意図が「エリザベートとトートが同一である、ということを表現している。
エリザベートとトートは光と陰であり、生と死が背中合わせになっている、と言う意味でもある」
というような意味合いの記事を・・・どこかで読んだな・・・と朧なので、この文章もあいまいなのですが(^_^;
プログラムの写真家(野波浩氏)の話ではそういう風には書かれてなかったのですね。
写真家として、写真用のメイクアップアーティストの内田百合香とい人とのセッションだ、みたいなことが書かれていました。

私としては、星組の印象が強くて、
(オリジナルの意図は分かりませんが)単に死神と女王という姿を借りたラブ・ロマンスと受け止めています(^^ゞ
エンターテイメントにあまり煩く言うよりワイワイ楽しんだ方が勝ちです♪
それにしても、いつも、他の組のエリザベートを見ると、必ず星組版で口直しをするのですが、
今回はそれがなかった(^_^;
それほどよかったのねぇ〜、と、今更納得(^^)

彩輝直のトート!良かったです!
(瀬奈じゅんも霧矢大夢も良かったけど♪)
仕事は続けるらしいので(退団後の仕事のスケジュールを見て何かあるな、と思っていたら件の記事にぶつかったのです)、
将来は期待しています(^^)

とにかくお幸せにね(^^)
ついでに、りこんする頃には、絶対良い女優になっている、と思ったの・・・ホントに(^^ゞ
けっこう楽しみにしている私・・・意地悪ですか・・・まあ師匠の例があるからね(^_^;
でも、彩輝、いいんですよ、それほど(^^)v


そうそう、最期の一回りを終えて本舞台に戻ってのラインアップの時、瀬奈が、隣の大空に、
「ねえ綺麗でしょ」とでもいうように良い笑顔で笑いかけた、口がそういう風に動いたように見えたんだけど、ね・・・
それはとにかく、そのへんの気の使い方は、瀬奈のいいトコ、巧いトコだと、しみじみ・・・(*^-^*)
春野に対してもそういう感じでしたけど(^^)

同じ組で、同期で二人で、一人がトップとなると難しいですからね・・・
一路となに水希でしたっけ・・・の場合は主役と脇役とはっきり路線分けが出来ていたけど、
瀬奈と大空の場合は、まあ、瀬奈には適わないにしても、なまじ歌劇団が、気を持たせる使い方をしているからね・・・
難しい(^_^;

まあ、いいトップになるでしょう(^^)v



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