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5月2日(月)
狸組「桜絵巻狸源氏」
「ショー・イズ・オン」

やって来ました!狸の季節♪
相変わらず、と言はば言え\(^^)/
今年は、汀夏子も出たので、大昔のベルバラ四天王が全員揃って、
こだま愛と月影瞳が初参加(^^)
そのかわり、瀬戸内美八がレミゼ出演のため欠席です(^^ゞ
美吉佐久子も欠席なんだけど、それを越えて、大昔の超大物ということで淡島千景様ご出演(^^)
何を今更・・・ということもありですが、さすがにたいした貫禄でした(^_^;
何より、ツレが大変に気を使っていて感じ良い(^^)v
拍手もいっぱい来て、さつすが〜、という感じでした♪
四天王が前面に出たおかげで、マリ子さんが一歩下がった感じですが・・・存在感は\(^^)/OK♪

狸御殿も三年続けてはネタも尽きてきたか、今更源氏はどうよ・・・ですが、
まあ、宝塚の事で「源氏」と言っても、「源氏物語」ではなく、
光源氏に憧れる満月城の狸千代君の女漁りのご乱行をテーマに。
今年は、初参加のこだま愛に花を持たせて、狸千代君に密かに心を寄せる婢牡丹ということです。
これがカラフを思うリューの感じで、トゥーラントツドはいなくて、めでたし、めでたし、ということに(^^)
狸千代に東西南北の対に囲われる女君に安奈・汀・榛名と平みちが回って、
狸千代の近習にマリ子さん、狸千代の母の淡島千景から差し遣わされた秘密調査員に峰さおりと。

こうやると、みんな若い\(^^)/
淡島千景なんてたしか八十ン才になるはずで・・・御大の春日野さんよりよっぽとシャツキリしています(^^ゞ
大路美千緒は、それより年下のはずなんだけど、ちょつと危ない(^_^;
城代家老が巧いな、誰だ?と思ったら椿友里でした!!
相変わらず巧いもんです・・・勿体無いネェ・・・普段は丹後で旅館の女将をしてるんだろか(^_^;
女君たちは、それぞれ芸者・下町娘・年上のお姫様・尼さんとそれ戯れに工夫を凝らして、みんな本役よ\(^^)/
汀夏子なんて、男役にこだわらないで、こういうキャラで出てもいいんじゃないかと思うほどキュートな女の子です(^^)
びっくりしたのは榛名由梨がまともにお姫様が良く似合う!!へぇ〜♪へぇ〜♪へぇ〜♪
安奈淳の芸者はそのまま、どっかの芝居に出せる、歌も丁度ピッタリで「愛の巡礼」
声も良く出るようになっていたし、こだま愛の「リューもどき」の場面では、
キチンと受け芝居して、涙を襦袢の袖で拭いていたり・・・お〜(^^)v
峰と麻路は、若返ってスンバらしい若衆でもう〜ドッキドッキもんです(*^-^*)
そうそう、久々に峰の「花吹雪」を聞きまして・・・歌巧いですね・・・ちょっとクサいけど(^_^;
平モサクの「たまゆら」も巧かったけど、こちらの方は大変素直な歌い方で好感持てます(^^)

こだま愛なんて、まだまだ可愛いし、演歌歌手のショーに出ているのは勿体無いなぁ(;_;)
演歌歌手のショーだって、使ってくださってありがとうm(__)mという子もいるんだけどね、実際の話!
こだま愛は「Me&MyGirl」のSalleyちゃんだもの!!(´∧`)〜ハァー

そこで、ショーです(^^)
みんな外でも活動しているから、けっこうバリバリです♪
ってのは去年から再確認したんですけど、今年はよりパワーアップしてなお結構です(^^)v

今年の狸御殿で割り食ったマリ子さんは、ちゃんと顔を立ててもらってオープニングを
オトミとともにツレの両サイドで決めてます♪
ツレの同期で、雪のトップだったジュンコはね二番手各できっちり、そのオープニングの後の派手な出をもらってGOOD♪
こういうときは、ショーちゃんはちょっと遠慮(^_^;
何故かというと、この三人(ツレ・オトミ・ジュンコ)は、ベルバラ以前からの大スターだったから!!
マリ子さんは、「宝塚の男役の王道を極めた最近の大スター」として、やはり特別扱いなんだよね(^^)

ショーちゃんは、ツレより一年上級生だけど、ベルバラがなければスターにはなれなかった(^_^;
峰と平は微妙にやっとトツプってところがあったしネェ(^_^;
そのへん微妙なところですが・・・ね(^_^;
中詰めのラテンの場ではその大スターツレ・オトミ・ジュンコのエル・クンバン・チェロの掛け合いが見物!!
もう〜、これは全盛期の鴨川先生のエンターテイメント・レビュー「ザ・フラワー」を思い出してウルウルのドキドキ\(^^)/
ワタシャ、この「ザ・フラワー」で、一公演14回観劇、という快挙?を成し遂げたのでした(^^)
今と違って一ヶ月公演でしたからねぇ(^_^;

前半のハイライトはなんちったっち、マリ子さんの「フィーバー」!
酒井先生に限らず、「フィーバー」って何かにつけて出てくる!
男役の気障っぷりを出すのにもってこいの曲ですからねぇ・・・マリ子さんも超かっこよく決めて
一児の母とは信じられない!!
大体、こないだ見た月組男役連中よりカッコいいもん(*^-^*)
「まことの愛」って春日野さんが誰にもやられたくなかったって言ってた「?」なんだっけ・・・

平みちはさっきも言ったけど歌巧いんですね♪「別れの歌」と「そして今は」
峰は「TEMPTATION」と「コルドバの光と影」・・・「TEMPTATION」はともかく、コルドバは駄目よ(^_^;
これはヤンサン!!

中詰めがソレ↑のエル・クンバン・チェロで大盛り上がりに盛り上がって「アマール・アマール」で締め♪

後半がBIG3のコーナーで相変わらず、
オトミは「じらさないで」と「愛の宝石」・・・相変わらずズボンだよ!なんでドレス着ないんだろう(^_^;
特に「じらさないで」は大人の女の歌なんだから、だ〜っと背中の開いたドレスで、胸は義胸とからかわれるほどあるんだからさ(^_^;
歌は巧い!巧くなったの・・・歌の安奈淳と言ってたけど、私はあまり買わなかった!!
でも今日辺り、本当に巧くなった!と思う。感情もとってもよく入って丁寧に歌ってました。

ジュンコは「夢の中に君がいる」と「丘の上のジョニー」・・・こちらはもうサービス精神の塊!最敬礼ですよ!!
ダンスも切れ味抜群とは行かなくなってきたけど、あいかわらずジュンコ風ダンスの見せ方は健在でね。
ああいう踊り方、ポーズの決め方は他の誰にも出来ませんm(__)m

ショーちゃんは「サムウェア」と「さよならは夕映えの中で」・・・狸源氏の中でも「かぜとも」の主題歌を歌って巧かった(^^ゞ
巧いといってもオトミが巧くなった、というのとは違うけどね・・・それなりに巧くなって、
嗚呼、ちゃんと練習してんだな、と感心しました。

ツレはまたいつもの「白夜我が愛」と、これは初めて聞く「歌い続けて」
この「歌い続けて」というのはいい曲ですネェ・・・
ツレが最高に盛り上げて歌い上げます!!・・・こういうの巧いんだ、この人(*^-^*)
「もしできることなら舞台の上で華やかなライトを浴びながら死にたい」って・・・みんなの思いでしょ♪
私の立場からいえば
好きな人の舞台を見ながら幕が下りた途端に、感動の拍手しながら息絶える!って理想だワァ(^^)

それにしても、ツレは凄いです(^^ゞ
これはホントにツレがいなくては成り立たないショーですけど、みんなに気を使ってくれてありがとう、とお礼を言いたいほど(^^ゞ
そして、フィナーレの総踊り・・・オトミは出とちりじゃないかな(^_^;
トイレにでも行きましたか(^_^;
そしてアンコール!いつものアンコールの挨拶で、ツレが
「狸組の公演は皆様の声援に支えられています。皆様が来てくださらないと直ぐ打ち切りになってしまいます。」
と最後の方は言葉を濁していたけれど、コマの経営自体が今大変らしいですから、
皆様、宜しくお願いいたしますm(__)mぺこぺこ

そして、幕が下りても、お客様、本気でアンコールの拍手!!
そんで、時ならぬ二度目の幕が上がって、舞台上、ツレが一人でウロウロしてる!!
すみません、エレベーターで降りちゃった人、今呼びますから、
とか言ってるうちにウロウロみんな帰って来て、榛名さん鈴は?ってツレが聞いたら、
ショーちゃんは両手ブラブラ♪おかしかった・・・誰かお付の人に預けちゃったんでしょ(^_^;

え〜、ここで書くのはどうしても、トップに出ている大物トップの事ばかりですが、
バックを支えた舵一星はじめ最近まで現役だった雅景・夏輝れおの切れのいいダンス、
真織由季や草笛政子の歌唱力もよかつた(^^)
若葉ひろみ・月影瞳は今回はかなり割り食ったと思うけど、よくやっていたし、
未央一も名物になった落語ができなくなったけど、ショーのほうで一場面ワンマンショーをしていたし・・・

はい、皆様頑張ってくれてありがとう(*^-^*)
来年も絶対会おうね・・・涙、涙、涙(;_;)





ついでに明後日は別ヤンサンの、
こちらは西島千弘・舘形比呂志と本格的コンテンポラリーのダンスミュージカル「寺山修二の『血の起源』」。




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