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2月1日(日)

宝塚月組


源氏千年紀頌「夢の浮橋」
ファナスティックショー「Apasionado!!」


見たぞ〜!!
「シボネー」をケイとソルさんと、梨花ますみで客席から出て歌い踊るのだ!!
ケイもソルさんも、ダンス、まだまだ切れるぞよ(^^)v

歌も、一寸荒っぽいけど、いけるわよ♪
何しろ、オーラが違うわよ〜〜!!
あの三人に、歌わせ、躍らせてくれた藤井先生に感謝(*^-^*)
本日のハイライトでした♪




源氏千年紀頌「夢の浮橋」

「源氏千年紀」も宝塚まで来ました。
もともと、「源氏物語」ファンと宝塚ファンはけっこうかぶっていたりするんだけど、ねえ・・・。
でー、他ジャンルに比べれば、意外に評判よいものもあります。
まず、戦前・戦後の春日野八千代さまによる「源氏物語」!!
これは、これだけで、宝塚に源氏物語が定着した!と言っていい、宝塚源氏の本流です(^^)v

でー、次が、剣幸版「源氏物語」
これは、剣幸の好演もありますが、
何しろ、柴田侑宏先生の脚本がよく出来ていたのですよー!
桐壺院の「美しいものはよく似るものだな」と言う台詞を二通りに聞かせる、
言い分けられる麻月毬生の超名演技もあったけど、
名目上の栄華に包まれた中、寒風吹きすさぶ荒野に立ちすくんで、
「それでも生きて行かねば・・・」と呆然とモノローグする源氏が、
源氏ファンの心を捉えたのですよ〜(^_^;

その点「あさきゆめみし」は、小手先の演出で上っ面を流しただけ、というイメージで、
源氏ファンは、フン!という感じでしたm(__)m
私なんて、タモのファンじゃないのに、
ブーブー言われて、
「いや、何も出来ない人ですけど、今、宝塚で光源氏が出きるのはあの人だけなんです」
って、頭下げたのよー!!
ホントに、なんだって脚本次第!!
後は、源氏をやってもいい!という誰もが認めるスターじゃないとダメなのよね(^_^;

そうそう、オトミの宇治十帖は・・・あれは、ひたすら、瑠璃豊美の元柏木の侍女だった尼と、
沢かおりの侍従の演技比べだったんだよね〜(^_^;
マムロちゃんの浮舟はあまりにも子供っぽいし、その割に気が強そうで、
オトミも純情一途はいいけど、
やっぱりお間抜け〜♪のイメージが強すぎたもの(^_^;

大体、「源氏物語」のファンでも薫が嫌い、匂宮の方が好き、と言う人はけっこう多いのですね(^^ゞ
薫は根暗!だというイメージが大きいよね。
自分の出生に拘って、好きな女の子にも迫れないなんてサイテー!って言うのは今の感覚でね(^_^;
当時としては、生まれは最大の関心事ですから。
それと、やたらにマメに気が付いて、生活のアレコレを心配して面倒を見る、というのが、
苦労人という半面、やっぱり育ちが悪いから、ってことになるでしょ。
このあたりの評価は、
いくら大野先生や丸谷先生が、経済的援助で考えてはいけない、とおっしゃってもダメなのね(^_^;

その点、何の屈託もなく、源氏最愛の人である紫上に溺愛された匂宮は、強い!
ある意味、兄宮たちよりも強かったんですよね〜怖いもの知らず!
だから、本当のお坊ちゃま!!
自分の関心のあることしか興味がもてなくて、それ一つには非常にピュアなんだけど、
関心が薄れると、鼻紙みたいに棄てちゃう、忘れちゃう、というような(^^)

お坊ちゃまの常として、柄の悪い所も、人間性の悪い所もたっくさん持っていて、
しかも、それが、時々のピュアさに化かされてしまう、という。
女にとっては、非常に迷惑で魅惑的(^_-)-☆

これはもう、瀬奈と霧矢なら、瀬奈が匂、霧矢が薫、と言う事になりますよ!
歌舞伎で、せっかく、仁左衛門・勘三郎・玉三郎の顔合わせだったのに、
薫が仁左衛門で、勘三郎が匂宮では、キャラが逆!!
ただ、家の役どころとしたら、そうなっちゃうんだけどさ(^_^;


でー、今回の「夢の浮橋」
作・演出、大野拓史

よく覗きに行くオジサマサイトで偉く評判がよかったのです!!
つまり、脚本と演技指導がバッチリ決まって、
近代心理劇として形になっている、というような(^^)

「さらに狂わじ」の人だって♪

ほー!!
これは楽しみ♪♪と、ちょっと期待しすぎたかな(^_^;

まあ、宝塚としては、というより、芝居の台本としてよく纏まっているのは認めますm(__)m
ホントに一時間半の間に、宇治のエッセンスを巧く纏めていて作者の力量、
というよりは、「源氏物語」をちゃんと読んでくれたのね!というのがわかって、その辺は好感度↑(^^)
「あさきゆめみし」の脚本家は、おまえ源氏物語なんて読んだこと無いだろ?
おまえの源氏物語は、大和和紀さんの「あさきゆめみし」だけだろ、って言いたくなるものでしたからね。


でも、今回も、
ちょっと、観客の無知に付け込んで無理やりまとめちゃった所もあって・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;
例えば、廃れ皇子(宇治の八宮)の娘でも、今をときめく大臣の娘より上位に扱われる、なんてとこ(^_^;
まして、浮舟は庶腹の父宮の認知も無い子なわけですからね・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;
雇われたたにしても、くぐつの女が宮中に入れるか?ってとこ!
勿論、紫式部日記に言うとおり、内裏はかなりアチコチ無用心で、
盗賊などが出入り自由?だったりしたようですが(^_^;
・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;

「宇治十帖」というより、「源氏物語」を、何者かに操られる人々の物語としたのは巧いポイント!
↑で、言うようにくぐつ女が宮中に出現するのは、たとえ雇われたにしても、ひぇーっ?なんだけど、
そのクグツ女が、匂宮を誘い出し、
「誰だって自分の思い通りに生きていける者はいない」てな事言うのです。
宮様が、先駆けもなしにたった一人で内裏を出ることなんて・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;
それが瀬奈匂宮のターニングポイントになる台詞なんだけど、それを言うのは、
今回ヒロインから下ろされた?城咲あいくんなのさ(^_^;
あ、だから、小宰相という役目ですが、「宇治十帖」の小宰相ではありません。

件のオジサマサイトでも、変則月組みたいな書きかたをしていらっしゃいましたけど、
まあ、変則ですかネェ・・・。

彩乃かなみが辞めて、トツプ娘役としての昇格人事はなくて、
TOPスター・瀬奈じゅんと二番手の霧矢大夢の二枚看板で売ってます(^^ゞ

これ、色々言う人もいるし、私もちょっとなぁ・・・と思うんだけど、
結局、瀬奈も花組出身で、男役だけでやりたい人だったんかいな?とも思ったんだけどね(^_^;

で、今日見て、思ったのね・・・瀬奈は、オサアサで弟分だったでしょ、
一度オサの立場で、やりたかったんじゃない?ってね〜(^^)
それと、スミレさまが、文月御世を嫌っているほど!とは思わないけど、
何気に城咲はお気に召さない?風です(^_^;

城咲!良いんだけどナァ(*^-^*)
今月なんか益々オンナップリ上がって・・・逆に言やあ、ちょっと男役の手に余るような女役になっちゃった(^_^;
だからかな?
凄〜くいいですよ〜(*^-^*)
だから、エリザベートで最後を飾らせて卒業にさせてあげたかった!!
まあ、大昔の大空美鳥、一昔前の洲悠花、見たいな存在になれば、
オバサンとしては、それでもいいんだけど♪

あー、もう一度「夢の浮橋」に戻りまして、
今回は、宝塚には珍しく、平安朝の政争というテーマも含んでおります。
まあ、恋愛が大きな政治ドラマの一端を担っている、というのは、「源氏」ファンでなくとも、
日本史だけでなく、世界史にしても共通のお約束ですがー。
大体、「源氏物語」って、色恋の物語と思っている人多いらしいですけど、
実際読むと、かなり政治色強いのですよ(^_^;

今回のドラマの始まりを、
「紫上の悲劇的な死後、その死を受け入れられない老残の光源氏」
というところから始めたのも、素晴らしいオープニングです!!
ユルスナールの「花散里」からヒントもらいましたかね(^_^;

何気に、柴田先生の「源氏物語」を受けているような気もします(^^)

みんな、光源氏については、綺麗!綺麗!のイメージしか持ってませんからね(^_^;
最近でこそ、寂聴センセが、あんな、口先だけの男(「口別嬪」とも仰います)!なんて、
軽蔑していらっしゃったりはしますが、やはり、
光源氏のイメージは綺麗!光り輝く!華やか!・・・てな処です(^^ゞ

でも、紫上がどんな悲劇的な生涯を生きて、悲劇的な終焉を迎えたか、という所から、
出発する、というのは、この作者の「源氏物語」に対する思いの熱さが伝わってWONDERFUL!
しかも、ちゃんと、「六条院」という呼び方をしているのは、好感度益々アップ!!

それでまた、萬あきら・ケイの光源氏が、偉くはまっておるのだよ(^^)
昔、美しかった男・・・今もその残照はあるけれど、今は、「昔美しかった」と言う話。
というような、ね(^^)

でー、その光源氏の長男、本編では「まめびと」、つまり実直・誠実一本槍の夕霧が、
「宇治十帖」では、道長を思わせる老獪な政治家になっていますが、
今回も、その線で磯野千鳥が巧いです(^^)
このへん、作者の源氏物語の切り取り方の巧さを感じてブルブル(^_-)-☆
でも、だからこそ、浮舟が夕霧の娘(本ちゃんの「宇治十帖」なら六の君)の邪魔になる、というのはありえネェ(^_^;
・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;

さて彼らに操られ、その意図を、いえ「糸」を逃れようとする若手政治家として、
東宮候補の二宮・三宮が匂・薫という人々が登場します。
ここ、巧いなあ!!

「宇治十帖」では、光源氏の孫の匂宮と、朱雀院の孫の薫との対立図式と共に、
光源氏の罪の子冷泉院と、朱雀院の子今上帝との綱引きが対立図式としてあります。
夕霧は、上手に二つの勢力の間に均衡を図って、自分の政治力の温存を図っている、
と言う風に思ってましたが、
大野先生は、そこを光源氏の子夕霧と、朱雀院の子今上帝という図式に置き換えたのよね。
あー、コッチのほうが、生臭いのだな、と実感(^_^;

実は、私的には、罪の子冷泉院が、これもまた罪の子である薫を、自分の実弟と信じて、
なにくれとなく世話をする、
と、同時に、それは、
権力の座を滑り落ちてしまった冷泉院が、自分の力を、薫によって温存しようとする皮肉な方便、
と見ていましたけれど、
ま、今回は、匂宮を主人公に据えたせいもあるけれど、
このほうが政治の生臭さはよく出ています!!

東宮候補の二宮・三宮が匂・薫、これが遼河はるひ・瀬奈じゅん・霧矢大夢という、
つまり、三番手・TOP・二番手の揃い踏み!なわけさ(*^-^*)
なかなかのテダレでしょ(^_-)-☆
三番手・遼河は恋に生き、政治にも真正面から取り組み、そのために東宮から外されてしまう悲劇の皇子。
二番手・霧矢はお約束のTOPのライバル♪
だけど、なんでか、TOP瀬奈くんは、霧矢が偉く気になって、
霧矢の関心を買おうとか、反発しようとか、ということで、浮舟の所に忍んで行こうとする。
ここ、ちょっと無理だナァ・・・(^_^;

でも、これがまた伏線ありでね・・・本当は、二人の心の中には、
薫・霧矢の心の底にさえ、お約束の大君の俤だけではなく、
そして、匂・瀬奈の心の底にも、同じ思い人の俤があって・・・という話なのですよ〜(^^)
よって、今回のヒロインは、この思い人!
実は、匂宮の同母姉の女一宮!ということになっているのです(^^ゞ
ま、薫の方は、宇治十帖でも、女一宮に懸想してますけど、
匂宮までが、しかも同母姉の女一宮に懸想するとは、ねぇ(^_^;
女一宮、花瀬みずかです。副組長だって!
ここは、組長が越乃リュウだったりして、若いんだよね(^_^;


浮舟も、「宇治十帖」にもはっきりと書かれているけれど、
蔑まれるもとになる
「美しいけれど、田舎育ちで琴も弾けない女の子」という設定をバーンと出してもらって、やりやすそう(^^)
これは、葉桜しずくの何も出来ない!という所が生きました(^^ゞ
弾けない琴を、一生懸命練習しているところを、匂宮に見つけられ、下手だなあといわれる。
それでもなお、弾き続けようとして、「琴を弾く事でしか、ここにいられない」と嘆く姿は、
本ちゃんの浮舟も、全くそうであったろう、と思って、ここは涙が出ました!
葉桜しずくの演技どうこうでなく、
これは、浮舟の思いをそのまま大野先生が掴んだ!と思う。
葉桜しずくも、洗練されていない分、今回の浮舟にはよく似合っていたと思うのですが・・・
ヒロインとしては辛いナァ。

結局、浮舟は入水の道を選ぶのだけど、
それを探し回る匂宮に、武士団が迫るのね・・・。
夕霧から出された追っ手、夕霧の娘の邪魔になる浮舟を除く為には、
肝心の匂宮にでさえ刃を向ける、という、
このへん、あの時代から、東國が力を持ってきて、
武士団が貴族の警護だけでなく、その脅かしにも力を出し始めた、という巧いもって行き方だと思う。
「宇治十帖」でも、薫が宇治の警護を荘園の武士団にやらせるところがあるでしょ。
キチンと抑えていますね(^^)

まあ、結局は、「日嗣の皇子」という空手形を匂・瀬奈が盾にとって、
武士団を一蹴するのだけど(^^)

ここ、もう少し、「日嗣の皇子」がまだ「空手形」だということを十分承知している、
という雰囲気があると良いんだけどな・・・まあ、台詞で一寸いうけれど、サラリと流して言うからねぇ。

しかし、こういう高貴な役は、瀬奈はいいですよ(^^)
ホントに、この人は、エエシノボンや〜♪
エエシノボンが、人生の虚しさを知ってしまって、
その中で自分をどう生かして行こうと彷徨う姿を見せる!ってのは独壇場です。

遼河はるひも♪ちゃんとお坊ちゃまで、お兄ちゃんに見えるし・・・
ちょっと気弱そうで良い人そうで♪

ここは庶民派のキリヤンは苦しい(^_^;
まあ、貴族に見えないわけではないです(^_^;
でも、やっぱり、薫は罪の子だわぁ・・・という気はしてくる。
でも、皇女と太政大臣の息子との間の罪の子ですけど(^_^;

そうそう、今回、母の女三宮が柏木と密通するシーンを薫が想像するシーンが出ました。
浮舟が匂宮に見せる顔を、母に重ねて、
「私には、そんな顔を見せたことはなかった、私にも、その顔を見せて欲しかった」と嘆くのですが、
薫の心象を手っ取り早く説明しよう、と言う事なんだけど、
「源氏物語」の中でも、女三宮にそれだけの意思があったのかは疑問なんだよね(^_^;
勿論、「煙くらべ」の歌や「おくれびょうやは」という一言があるのですが・・・。
・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;
でも、それは、薫自身ががそういう顔を見せられるような顔を見せていなかった、ってことなのよね。
台詞でも言っているのに、くどい、というか・・・
ここは、匂と浮舟のシーンだけでよかったんじゃないかな・・・(^_^;


そういえば、遼河はるひって、日向薫様のイメージだわ(^^)
オジサマサイトでは、遼河はるひはこれ以上の出世は望めない、と書いてらっしゃぃましたけど、
私は行ける、と思うのよね(*^-^*)
でも、最近若返りが早いし、そういうこと考えると、遼河はるひだけでなく、霧矢も不安です(^_^;
何しろ、霧矢より下で、スター候補生ナンバーワンだった大和悠河が
TOPになって、四公演でやめるとは思わなかったもの・・・涙。

終りはちょっとあっけない(^_^;
浮舟は、自分の意思を通して勝手に、というか強引に尼になってしまう、というのではなくて、
匂・瀬奈や横川の僧都の配慮で尼寺に行く、と言う終わり方になってます(^_^;
この終わりだけは、オトミのときの終りがよかったね(^^ゞ
まんま、「夢の浮橋」で、追いすがろうとする薫が、寺の尼僧に、「ここから先は」と、
たとえ薫大将でも入れるわけには行きません、というような無言だけれど強い拒絶に遭うのですよ!

けっきょく、政治ドラマの終焉として、匂宮が東宮の位に就く、というフィナーレで、
匂が「光源氏の罪も、薫の罪も共に背負っていこう」という所でチョンなんだけど。
ムムム・・・だから?ってところだなあ(^_^;
あー、そうそう東宮に就くのは宮中の儀式で神事なのに、薫・霧矢から、珠数を受け取るのには、
見ていて困ってしまいました・・・まあ、そこは宝塚で(^_^;

まあ、今回は、大野拓史先生の粘り勝ちみたいな「夢の浮橋」でした。

そうそう、件のオジサマサイトで、先に読んでしまったので失敗したのは、
くぐつの祭りの幻想の中に出てくる「操り人形の光源氏」!
これ、聞いてなかったらインパクト強かったのに〜・・・・失敗!!
なまじ聞いていただけに、あー、これか!と、受けてしまった!!

こういう時、ちゃんと見ている人の批評を先に読んじゃうとダメですネェ(^_^;
見る能力ない人の批評だと全然読み流せるのに、
読みでのある人の批評は、かなり影響されるので・・・参ったm(__)m

ここは、さしもの源氏も政治の世界の操り人形にしか過ぎなかった、と言う意味と、
その操りの糸を切ることで匂宮の意思を表すつもりなんだろうけどちょっと不完全燃焼(^_^;

そういえば「くぐつ」というのがちょっとしたキーワードで、
更に自由に見えるクグツの世界でさえ掟に縛られている、ということを、
くぐつの女の城咲に言わせるんだけど、そんなことわかってるじゃん、てかねぇ・・・(^_^;

しかし、ケイ!凄い!!
今回は、ケイと女一宮の花瀬みずかかな・・・(^_^;

あー、セットがネェいいです!!装置・新宮有紀。
オープニングと両袖のホリゾントが、宇治の川浪の模様に星が飛ばしてあって、
大変効果的に使われてました。
場面転換のセットも上上です(^^)v

女房や楽所方がお琴を弾くシーンがありますが、勿論録音で流してますが、
出演者たちも本ちゃんで弾いてましたよね〜。
瀬奈も葉桜もカーラリンだけだけど、それなりの音出していたし・・・こういう所は宝塚だ\(^^)/
筝曲指導と録音演奏・菊央雄司。
歌唱指導にちあきしんの名がありました(^^)



ファナスティックショー「Apasionado!!」

これはまた瀬奈・霧矢二枚看板のショーです(^^)
瀬奈はバレンチノからラテンの男など、二枚目全開!!
霧矢は、ドラキュラから瀬奈の相手で踊る女役まで、これまた魅力全開♪
二人で勝手にやって、と城咲あいは女の魅力全開です(*^-^*)

遼河はるひは、まあ三番手・・・と言っても、音月ほどのインパクトはないねぇ(^_^;
そのへんを、オジサマが言うのかしら(^_^;

ダンスの園加は健在だけど、それにまけずに、
ダンスのアチコチで青樹泉が目に付くのは私が好きだから(^_^;

龍真咲と明日海理央が、またアチコチで使われてますが、
スターとしては明日海だけど、あの子いいな、とおもわせるのは龍真咲だなあ(^_^;
これも好みかな(^_^;
霧矢以下、八人の男役が女役になって、それなりに魅力的ですが、
星条海斗が、天晴れグラマーな肢体を披露していて、これはいいです(*^-^*)

銀橋を若手男役連中が渡るシーンとか、フィナーレの歌とか、
青樹がいて、龍・明日海がいて、星条がいて・・・その上に園加や遼河がいるんだよ・・・!!
これ見ると、また花組のこと思って泣けてくる!!
真飛の他、誰もおらんやん!!
誰か、花組助けて!!!!


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