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6月26日(金)

宝塚宙組

ミュージカルロマン「薔薇に降る雨」
ロマンチック・レビュー「Amurそれは・・・



いゃあ・・・これが最初で最後か〜・・・今年の宝塚ショックの最大のショック中のショックです!!
大和悠河退団・・・さよなら公演です・・・。
今まで二回?お披露目も、陽月休演の公演も体調不良の時期と重なったりして、
チケット取っていたのに見られなかったんだけど、
大和は超長期政権だと信じて疑わなかったから、それほど惜しいとも思わなかったんだよネェ(^_^;
まあ、ゆっくり、立派な大トップになってからでもいいや、位の気持ちで(^_^;

そしたら、ここに来ての退団発表です・・・涙。

おまけに陽月も一緒に退団ですって・・・号泣。

陽月は、宝塚に珍しいプロフェッショナルのダンサー!
柚希礼音と並ぶ、いやさそれ以上の踊り手です。
大和は、まあ、愛華的三重苦大スターなんだけど、ダンスだけは、プロフェッショナルで巧かった(^_^;
今日も素晴らしいダンスの連続で・・・もう涙!涙!!涙!!!

でー、ことに、大和は今日は最初の出から、凄い大きくなった!!ということにビックリでした(^^)
いや、何が出きる、これが出来る、じゃなくて、とにかく大スターの風格があったよ!!

もう少し、熟成させて、オヤジの雰囲気が出せるまで見ていたかったです(^^ゞ
そういう意味では、まだまだ発展途上の大スターですよ〜(^_^;
惜しいナァ・・・・!!!!!

花は盛りに見えるけど、やはり若い・・・散り際の美を誇るまでの盛りには至らないものねぇ(^_^;

それにしても、素敵でした!!
無条件に素晴らしいスターでした!!

陽月は、もう・・・何時の間に、こんなお上品になったのか・・・あの人綺麗でダンス巧かったのに、
ガラが悪い!というのが難点だったんだけど(^_^;
今日は伯爵令嬢と言われてちっともおかしくない!
しかも理詰めで、家の為に犠牲になろう、というのが時代錯誤には見えない説得性もあって、
(これは脚本も巧い!作・演出正塚晴彦)
フーム!このまま他の劇団に出てもやっていける、と思ったよ(^^)
演技的に言えば、ある意味、テレビや映画の方が向いてるかも♪
それにしても、アレだけのダンサー!!!
勿体無い・・・・・(´∧`)〜ハァー溜息。

ダンスと言えば、今日の宙組のダンス陣!!凄かった!!
振り付けも素晴らしいのが付いてましたけど、
ダンスの花組ファンとしては、もう、ショックで死にそうだった!!
今の花組では、こんなダンスは踊れないよ!!

真飛はトップとしては良いトップだと思うけど、星組出身というわりにはダンスは微妙なところがある(^_^;

しかし、トップ二人のダンスも凄いけど、蘭トムはその上を行くテクニシャン!!
もう、ラテンの場面では思わずちびりそうになったくらい巧い!
それに北翔がよく食い付いて行ってる!!
ただし、蘭とむは、タッパがない、ということだけでなく、小さいよ・・・地味というか(^_^;
その点、北翔は、一寸芋のところもあるけどスケールデカv(^^)
困った事に、最近、北翔がかなりお気に入りだわぁ〜\(^^)/
蘭とむデンジャラス!!

悠未ひろはいいですねぇ・・・ちょっと柚希に似ているトコもあるし、
第一あのデカサイズでダンスが切れているのは嬉しい(^^)
今日は色敵と言う役どころで、もうちょっと、ねっちりやれると良かったんだけど、
まあ、あっさり・・・大和のお披露目でも色敵だっんだよね・・・そのわりに色気に乏しい(^_^;

これで辞めちゃう七帆ひかるは、なんでー?なんで辞めるのよー?
結婚?それとも男役は性に合わない?
時々いるんだよねぇ・・・夢輝のあ、朝澄けい、月船さらら、蘭香レア、久遠麻耶・・・
なんでか将来嘱望されているのにやめちゃうんだよねぇ・・・涙。
七帆は蘭とむの「逆転裁判」でライバルのエッジワースで、凄い評判良かったじゃない!
今日も凄い良かったと思うもの(^^ゞ

ゴヒイキの十輝いりすもソコソコ目立って、まあまあm(__)m

お芝居は、古きよき時代の美男美女の正統的ラブロマンスです。

ひょんなことから伯爵令嬢と知り合って恋に落ちた青年が、
その身分差ゆえに別れさせられてしまう。
十年後、事業に成功して、フィアンセもできた、その時、
今度は没落した家のために心に染まない結婚をしようとしている令嬢と再会。
彼女のために、没落の原因を探り、罠を仕掛けた男を突き止め伯爵家を助ける。
そして、自分の最初の夢をかなえる為にフィアンセとも別れてアメリカに旅立とうとする、と。

正塚ワールドではなくて、正塚晴彦にも、こんな素直なラブロマンスが書けるのねん♪
と、感心した。
勿論、経済界の裏話的要素もとりこんでいるけど、たいしたことはないしね。
別の意味で、正塚氏にとっても代表作だと思う(^^)

蘭とむの主人公のお友達が、主人公の恋を助けるありがちタイプをかっこよくサラリとやってます。
これまたありがちのヒロイン弟の北翔が、これまたサラリとやってました。
主人公コンビもやたら熱くならず思い入れ過剰にならず、サラリ(^^)
でも、この全体サラリ感がとってもいい感じでした(^^)

ヒロインのお父ちゃんの寿つかさは、やりすぎるとあざとくなるのをサラリとかわしてるし・・・。
宙組のこのサラリ感、大いに買いだわ(^^)
一人だけ、チョイこってりのヒロイン母の鈴奈沙也さんて、初めて知ったのでずか、歌、巧いのねんm(__)m

オジサマサイトで、大和のフィアンセをやる美羽あさひを絶賛してたけど・・・微妙。
それと、この描き方はちょっと後味悪い。
大和がフィアンセの方から別れるように無理難題を吹っかけているように見えるもん(^_^;


ショーの方は、もう少し、色が付きますが、それでも淡色ですかねぇ(^_^;
中では、「フロリダの風」というオールプエルトリコ人になって踊るのが、色が濃いかな(^^)
羽山紀代美振付でカッコいいの〜!
ここで蘭トムのダンステク炸裂!!
それでまた陽月華ですよ〜!
トップ娘役で、こういう雰囲気出せる人いない!!
星奈優里ちゃんが、ちょっとこういう雰囲気ありましたけど、それよりシャープ(^_^;
風花舞ネーサンほど姉御にはなってない(^_^;
いゃぁ・・・いいねぇ(^^)
今日は男性ファンが目に付きましたもの(^_-)-☆

まあ、その代わり、歌は歌えない、というに等しいm(__)m涙。

でー、ショーはたいてい蘭トムと北翔が対で使われて、
その下に悠未と七帆が来て、十輝と春風弥里・鳳翔大・蓮水ゆうやという四人が来るんだけど、
十輝以外はわかりません(^_^;

でもみんな、ダンス巧いし、顔はともかくカッコいいんだ\(^^)/

基本的に全編ダンスのショーと言う感じですが、
振付は、やはり↑の羽山さんが突出している感じです。
それは、ある意味、宙組のダンステクニックで振付どうこうじゃなく見せちゃった!
見せられちゃった!という雰囲気なんだよね(^_^;

いや、けっこうでした(^^)
起きれないのに、無理して出かけた甲斐があったわぁ\(^^)/
この3500円、交通費・時間までトータルしても、安い!安い!!
できれば、もう一度良い席で見たいかも・・・チケット代(積み立て分)まだ残ってんの♪
でも、時間がとれないんだよねぇ・・・。
体調もパットしないし・・・(^_^;
ここでまた具合悪くなって寝たら、だんなに合わせる顔が無いもの(^_^;

そうそう。大和と陽月、思ってた以上の名コンビだったんだけど、
これが衣装が一緒っていうのがないのです!!
なんで?
大和が赤なら、陽月はショッキングピンク。
大和が黒なら、陽月は赤。
大和が白の時は薄いピンク。
まあ、似合っていたからいいんだけど・・・衣装は芝居もショーも任田幾英。
ショーの装置カッコいい!大橋泰弘。
ショーの音楽は珍しく吉崎憲治さんが噛んでる♪


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