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12月04日(金)

月組「ラストプレイ」「Heat on Beat」



ダンナの出張を良いことに、今日は宝塚チケットを取りました♪

瀬奈じゅんのサヨナラ公演です。
ってか、↓で書くけど龍真咲の次期二番手披露公演でした(^_^;

3500円のチケットに五千円のプレミアがついて、8500円でした(^^ゞ
瀬奈じゅんと言う人は人気が著しく東高西低の人で
サヨナラ公演だというのに、大劇場のチケットは殆ど定価どおりか定価割れしてました(^^ゞ
なので、油断していたら、ギョェー!東京は凄まじい!!
見通しが狂って大損でした(^_^;

公演自体もなんだかパットしませんでした(^_^;


「ラストプレイ」

正塚晴彦氏の作品ということで、けっこう期待していた人たちも多かったと思うけど、
あまりに瀬奈自身のナレーションが多すぎるよ(^_^;

孤児院で育ったアリステアはピアノの才能を認められて、
コンクールに優勝して孤児院に恩返しをすることを義務付けられて特別待遇を受けているが、
極度の緊張感からコンクールで失敗して・・・という事から始まります。
裏社会で生きる霧矢ムーアに出会い、助けられて・・・。

記憶を無くした男と裏社会に生きる男同士の友情というのだったら「銀の狼」という超名作があるわけだし(^_^;
まあ、あれは片方が死んじゃうからダメ!というんなら、
どうしても、そういうシチュエーションで描きたかったなら、
瀬奈・霧矢両方の設定をもう少しシンプルにして真っ向から熱々の友情ごっこにしたほうがよかったよね(^^ゞ
不ぞろいのりんごみたいなんでも友情は成立するもの。

これは、狂言回しみたいに使われた遼河はるひと桐生園加のコンビが、
トクもしたけどまあよかったかな(^^)
こっちの方に腐れ縁のような男の友情を感じてしまいましたm(__)m

瞳花ゆりのって、「ギャッビー」でトムの愛人をやった人ね・・・今回もとてもよかった(^^)
羽桜しずくは、やる気ないねぇ(^_^;
もうなんだか、どうでもいいわ、みたいな役に、どうでもいいわでやってます、ってかな(^_^;
それに比べれば城咲は貫禄たっぷりの大姐御で、裏社会に生きてる感じがよく出てます。
ただし、こういう感じが嵌ってしまう処は、やっぱり外に出ても主役は無理かな(^_^;

未沙のえるが霧矢ムーアの表の顔を支える訳知りのマネージャーという役ででて、
真実味をかもし出してます(^^)

真実味といえば、越乃りゅうが名声や骨董品に弱い孤児院の院長で、
なかなか真実味を出してます(^^)

休演を伝えられた青樹泉が悪玉ボスのローレンスで出て良い味出してます。
杖を使っているのは役作りかと思ったら足首骨折だったのねぇ・・・大丈夫だろうか(^_^;

うん、この作品は未沙・越りゅう・遼河・桐生・瞳花・青樹だなぁ(^_^;


「Heat on Beat」

それに比べれば、三木章雄氏のショーはソコソコのところでした。
さすがにラテンナンバーに来ると、みんな一挙に沸き立つ感じ\(^^)/
それにしてもまとめて薄味なんだわぁ・・・目を引く振付もなかったし、
あー、椅子の振付は面白かったな、と思って、今プログラム見たらKAZUMI-BOYだった。

最後のデュエットダンスも霧矢と城咲がコンビ組んでます(^_^;
ヤレヤレ・・・二人とも紫で素敵よ(*^-^*)

瀬奈自身で言えば、芝居から言うと孤児院で育ったようには見えない!
いつも言うけどお育ちが良すぎるよ(^_^;
この人、今、大スランプの真っ最中だったんじゃない!!
アレックスまで超上昇気流に乗っていたと思うんだけど、アレがピークでしたよね(^_^;
アレからおかしくなったと思う(^_^;

霧矢くんと二枚看板はいいけど、ヤンミキやオサアサのようには行かなかったでしょ(^_^;
それに気のせいか、月組全体がなんとなくよそよそしい気がしました(^_^;
以前はこんな感じじゃなかったよね・・・少なくともMEMY辺りまでは・・・(^_^;
でー、「ギャッビー」の時に一寸隙間風を感じていたんだけど、
あれは片肺飛行だから、と思っていたんだけど、そういうことでもなかったのかな?
と、今は思う(^_^;

寿美礼様やわたる君みたいに生え抜き!
(わたる君は宙移籍やスター専科で一度は組から出ているけど)というのは別問題にして、
こないだの宙組の大和でさえ、宙全体で良い感じで見送っていたよね・・・。
それと比較すると、気のせいかしらけ鳥飛んでいく東の空へ♪って感じだな(^_^;
宝塚って、サヨナラ公演てみんな特別のエネルギーを出すものなんだけどな(^_^;

その霧矢君は、といえば・・・なんとなく、こっちも元気がないよ(^_^;
まあ、次はお前だ!が決まっていて、
お行儀良くトップさんを送り出さなくちゃ、と言う感じ(^_^;
はっきり言うと固まってる・・・特にショーが(^_^;
芝居はやることが決まっていて、まあ脚本の出来も出来でやりようもなくて、なんだけど、
今までショーはもっと自由にはじけたところがあったのに、なぁ(^_^;

まあ、龍真咲がダントツにギンギラギンに輝いていたから、それに圧倒された!ってこともありかもねぇ・・・(^_^;
あの明日海りおでさえ今月は目立たない!
それほど、龍真咲の次期二番手披露公演になっていて、ドン引きだ〜(^_^;
いや、龍真咲はいいと思っていたんだけど、こんなに一挙にギンギラギンになられてもねぇ(^_^;
昔、瀬奈じゅんが新人の頃から、「俺様あさこ」というほどのオーラを出して、
けっこうドン引きしていたファンもあったんだけど、こんな感じではなかったと思いますが・・・贔屓かな(^_^;
そうそう、音月だって、凄いスター☆と言う感じで売り出しているけど、こんな感じはしないよねぇ(^_^;
凄いパワーだけど・・・ムム・・・
とにかく、龍真咲の躍進振りに周りが圧倒されている感じです(^^ゞ

霧矢君・・・溜息・・・これで中日劇場が「紫子」で風吹が龍真咲では(´∧`)〜ハァー

今月はゴヒイキの青樹泉がまだ本調子ではなくて、お芝居と、ショーもフィナーレだけなのねん(^_^;
もっとも、てっきり休演だと思っていたら、↑だけでも出られてよかったんですが、
ダンスでもなんでも寂しい(^_^;
青樹が元気なら、もう少し月組という色が濃くなったような気がするんだけど(^_^;
そのぶん星条快斗が使われていてよかったねぇ(^^ゞ
彼女はルックスとオーラもソコソコにはあるんだけど、ダンス重い気がするし、
芝居で同こういう役を見たこと無いからあんまり言えないけど、
青樹なら、本の一寸の立っている仕草でも納得できるものがあるんだけど、
そこで引き算なのねん(^_^;


さて、これが最後の遼河はるひは・・・溜息百万偏!!
勿体無いナァ(^_^;
これも龍真咲の追い上げに肩たたきがあったのか、
自分から見際目をつけたのか・・・しばし涙、涙だよ(^_^;
月組に帰ってきた頃のあの勢いはどこへやらだし、大空雄飛の事考えると、
もう少し考えてくれれば良かったんじゃないのー!!


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