9月7日(木)

エジプト展


で〜、木曜日、エジプト展行ってきましたぁ(^.^)
Hさんの言うとおり、朝一で行って、正解というところでしょうか。
そうそう、お天気も悪くて、これはRさんがお天気が悪いとすいているというから「雨乞いをしたい!」とおっしゃってましたし・・・(^^;

ということで、9時40分頃上野駅に到着、会場は50分頃でしょうか。
もう、駅のところから行く人の列!わかるのよ!この人はエジプト展だろうって!
ま、中には西洋美術館のフェルメールに吸い込まれてしまう人達もいますけど、
後、インダス文明展ね。

で、会場のエスカレーター、ドキドキしながら乗っていたら後ろのほうから聞こえる会話!
「あ〜ら、今日はすいてるみたい」「えっ!これでぇ〜!?」
「そうよ、こないだなんて、もう凄かったものぉ〜」と、二人連れの奥様の会話。
フムフム、なるほど、片方はリピーターの方で、こういうとこ慣れてる人ね。
片方の方はここも初めてだし、あまり出歩かない人かな・・・というわけで

まぁ、すいているとは言えないけれど、けっこう傍でじっくり見られたし、
一時間半で二回りできたんだから優秀、優秀!!

インダス文明展に較べればダイナミックなものが多くて、見栄えもインパクトもあるけれど、
そのぶん洗練された雰囲気はあまりしないですね。
でも、インダス文明展があんなに淒い映像処理を見せたのは、やはり、こういうダイナミックな展示が
少ないからだと納得。

今で言う「家族の記念写真」的な家族像がしっかり残っていて、TVで感じていたとおり、
エジプト人はかなりのマイホーム主義ということがわかります(^.^)
そうそう、3人で並んでいるような像が、同一人物を三体横に並べて彫ったものだとわかりましたが、
どう言う意味でこういう彫り方をしたのか不明、とあって、
ええっ?過去・現在・未来じゃないの?と突っ込みたい気分。

大物としてはカフラー王やネフェルテティの坐像、ブスセンネス1世の黄金マスク、アクエクアテン王の立像頭部、などなどたくさんあったし、
興味深く眺めたのは、王家の人々を始め、いろいろな家族のいろいろな場面を彫刻したレリーフで当時の家族の様子がわかって楽しかったですね。

珍しい女性の単独像があったり、装飾品も凄くきれいな、
全く今、叶姉妹(!?)がつけてもおかしくないような豪華風でそれなりにおもしろいけれど、
あ、後スフィンクスも小さ目のを持ってきてあって、はぁ〜これがスフィンクスかぁ、とか
ミニミニピラミッドのピラミディオンなんて可愛かったし、
そりゃいろいろあったけれど、
昨年の大英博物館展を思えば、やはりちょつと下がるかな?と思ってしまいます。
そりゃ、散逸もさせずに、あれだけの保存状態を保っているのはイギリスの力だろうけれど、
やはり、大英帝国は何等かの責任を感じるべきだと思いました。

もう、朝は早かったし、気合入れてみたし、で疲れて、一休みしようか、どっこいしょと座ったら、
立てなくなって、というよりうつらうつら。
(頭が後ろにガクンガクンと落ちるのがわかったけど)
気がついたら40分も経っていた(^^;

少し元気が出たので、立ち上がって、一階の縄文展に。
いやぁ、これも予想以上に良かったです。
日本の縄文時代から鎌倉時代までの土器・はにわ・銅鏡などを集めてあるのでずか、国宝も何点か。
とくに土師器・須恵器はよくわからないので(今もわからないけど)
興味深く見られました。

東洋館!
国立博物館というのはとんでもないところだ!とまたまた実感!
ホントに凄い!
確かに国の宝物庫ですよ、淒い!としかいいようがない。
もう、時間゛も泣くなってすーすー通り過ぎただけですが、
ガンダーラの仏様、唐三彩を始め、東洋(アジア)の宝物がいっぱいです。
ほんとに本館と併せて、また来なくちゃ、と確信!!