4月3日(火)

益田鈍翁ミニ博物館

益田鈍翁のミニ博物館ができた、ということで、S夫人からお誘いがあり、元気のない I 夫人を誘って行ってもいいかしら?とお尋ねしたら、
その翌朝にお電話があり、今日来ないとお花散っちゃうわよ!ということで、オットリガタナででかけることに(^_^;
肝心の元気のない I 夫人は、風邪を引いていてアウト!
S夫人が誘ったN夫人も具合が悪くてアウト!
というわけで、結局その日に都合がつくS夫人と私と二人で珍道中ということに(^_^;

小田原城址公園に行くお濠添いの道は桜・桜・桜・・・満開の桜道で素晴らしい!の一語です(^.^)
石垣とお濠とお城に桜はよく似合う!
二ノ宮神社で、桜吹雪の吹き込むテラスでおいしいお食事をして、
益田鈍翁のミュージアム聴海楼へ。

ホントに小規模なワンフロアで鈍翁コレクションの掛け軸と茶碗・茶器など数点づつと反故など何点か。
一番良かったのは、封筒の裏の差出人の所を二曲屏風に継ぎ色紙のように仕立てたもので、
さすがに錚々たる名前が並んでいました。
でも、S夫人は、一体誰宛に来た手紙なんでしょうねぇ、とか、茶碗や掛け軸などには、
もともとダレの所有だったのかしら、
ちゃんと頂いたものなのでしょうねぇ、
などと、突っ込みが厳しい!
オーナー兼管理人はまぁ、展示品の説明が命!という小うるさいおばさまで、
ちょつと私も反発気味だったのでおかしかったけど(^_^;
でも、そのおばちゃまのコレクションのお雛様も飾ってあったけれど、これが結構凄くて、
さすがに三井の大番頭で物産の創立者益田孝(鈍翁)家の「支配人」!ともなればたいしたもので、
そのへんの社長令嬢など足許にも及ばない格式と富豪ぶり!

それから、超おすすめの西海子(さいかち)通りという、昔の武家屋敷の一角に。
いやぁ、ここが凄い桜のトンネルで、地元の人しか分からない豪華な〜秘密の花園です(^.^)
神宮の銀杏並木だったっけ?あの桜版!
しかも、今日は平日でちょうど、昼下がりの魔のひとときだったのか誰もいないのよ!
桜のトンネル独り占め状態!!!!
いやいや、大満足!

そこから一足の白秋記念館を見て、ここはお庭までは入れるので、入館料払うほどのことないんじゃない?
って感じでお庭から覗ける部屋を覗いて外観を一回りして、
そろそろ、ということで、駅まで戻って「菜の花」でお茶を飲んで帰宅の途に。

いやいや、良い一日を過させていただきました。
しかし、やはり、城下町というのは文化の程度がまるで違う!
奥が深いというか、ちょっとした道路沿いのお店もなかなかの格式を感じさせたり、
アンティークな感じがあったりいいですねぇ(^.^)

連休明けにでも、今日ダメだった I 夫人やN夫人を誘ってどこかに行きましょう、
ということで12日の醍醐寺展(これは二人)を約束して解散!

。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜

実は、私たちが行った日から時を経ずして、この管理人のオバサマが交通事故で亡くなられたとかで、
へぇ〜、じゃああの博物館はどうなるの?と心配していたら、ちゃんと管理人の後継者がいらっしゃって、
ちゃんとしたHPも作成されてました。
表題のところをクリックして行けるところは其処です。

鈍翁in西海子(さいかち)
茶室 聴濤庵


となつてます。