4月8日(日)

三渓園花見行

あまりに小田原のお花見の宣伝が効きすぎたのか、ダンナはかなり残念、無念の思いで夜中の二時までインターネットでお花があるところを探してました(^.^)
で、まあ、極平凡なところではありますが、横浜の三渓園へ。

私も、もう二十何年行ってませんけど、ダンナは初めてだったのよ!
というわけで、何もかも珍しかったので、よかつたです(^.^)

途中、マイカル本牧を通り抜けて、その広大なスケールにビックリ!あそこだけで街になっているのですね(^_^;
千葉のららぽーとにも焦りましたけど、どっちが大きいのかしら(^_^;
ここもマイカルの内側をバスが横切る感じで、その両側が桜並木になつておりなかなかの景観です。

三渓園というのは、明治の実業家原富太郎(三渓)の作った庭園で、原氏の豪邸があったところです。
茶人・美術愛好家としても名高い彼が、その実業家・政治家としての広い交流関係から集めた美術品・書簡などを展示しています。
すでに明治39年から公開していた、ということで、その豪華さ・原氏の度量の程もわかりますが、
戦後は当然のことながら原家だけでは維持できなきなって財団法人・三渓園保勝会の所管となり、
全国各地の保存が難しくなった重要文化財なとを引き受けて、
今や、園内に重要文化財が十棟・市指定文化財が3棟という豪華さですが、さしもの広大な敷地もかなり、
過密ともいえる配置になってきています。

絶対の一押しは、正門を入ってすぐの一面がぱっと開けた場所です。
ここは、お花の盛りなら、大池を取り囲む山際の桜がわぁ〜と開けている場所で、
思わす゛足を止めて何分か立ち止まってしまう場所です。
すでに花は半分ほどになつていましたが、お花見客も結構いて、
大池を取り囲む芝生の入場可の場所は敷物を敷いた家族連れがいっばいでした。
最後に来たのは、我が師がここでお茶会の御席持ちをしたときで、どこでやったか覚えがないんですが、
たぶん白雲閣だったんじゃないか、と・・・

しかし、内苑は、どこに行くのもアップダウンがきつくて、ま、山登りとは言わないけど、
軽いハイキング状態ではありますね、ハァハァ(^o^)

さて、一休み!呈茶席がありましたねぇ、と三渓会館(いつの間にやらこんな豪華な建物が!)のロビーに辿り着いたら、
ナント呈茶は三時まで!
呈茶は横浜のお茶人の方達のボランティア活動に支えられていて一服400円です。
立礼のお席で、素晴らしい眺望の室内で、ゆったりした時間が流れます。
チクショ−、残念!

仕方ないので、足を休めただけで、お土産を買って、外苑周りの旅に出る!
外苑には、三重塔と合掌造りがあったりしてまたもアップダウン!
合掌造りは岐阜の白川郷からの移築で「岩瀬佐助の真似ならぬ」と謳われた合掌造りの中でも、特別豪華なものとかで、
当時の代官などが視察に来たときに通す部屋などは、中級以上の武家屋敷ほどの格式がありました。

やっと辿り着いた茶店で、そうそう、三渓園の良いところは商売目当ての出店が少ないこと!
茶店もたぶん此処一軒だと思うけど、値段はそこそこ。建物がシッカリしていて、
テーブルなどもちゃんと一枚者の板を使っていたり気分がいいです。
三渓蕎麦800円なりを食べて人心地(^.^)
これが変わったおそばで、茹でっぱなしのスバゲテイ状態で上に冷やし中華の具を載せて、味噌だれをかけて頂くのですよ(^.^)
でも、ナント、これがおいしいの(^.^)800円は安かった(^.^)

大満足で帰途につきました。
でも、帰りのバスに座ったとたん、私は意識を失って、ダンナに「降りますよ」とこずかれるまで全く意識不明の状態でした!アハハ(^_^;
いやいや、楽しかった!!!