「宵居の物語 http://www.roy.hi-ho.ne.jp/keik/yoii/index.html」というサイトで、 「おめりは袷の着物の袖口や襟の部分で、裏の生地を少し表に折り返し表からのぞくようにする仕立てで、 現代では『ふき』と言います。 裏の色が細く表を縁取るようになるので、裏表の襲ね色目を表すには最適。」とお書きになっていらっしゃいましたが、 私としては、芸子さんの半襟を返すことしか想像できなくて、 そうか、そういう風に返してきる「着方」かと理解始ていましたが・・・ |
その「おめりを外して」ですが、私もあの装束の前で「どこどこっ!?」って感じで観察してきました(笑)。 おめりについては、こちらで引用して頂いてある文章の通りですが、あの小袿には中倍(なかべ)もついてましたね。 表白、裏白で、表から見ると、縁のところから中倍の紫、裏の白が細くのぞいていたと思います。あれが「おめり」です。 あの小袿は衿や袖口にはおめりがあるし、と思っていたら、縦褄(たてづま)のところだけ外してありました。 購入してきた図録でも確認したので、間違いありません(笑)。 本当に、そうして実際に着用していたのだと思うと、また違った興趣がありますよね。 |
先日こちらでお話しました「おめり」のお話、私も面白いと思っていたものですから、自分のサイトにも載せてみました。 ものすごく簡単ですが図解しましたので、お時間のある時にでもお立ち寄り頂けますと嬉しいです。 でも、あの時代って平安より詳しくないので、いつもより嘘つき度120%up!って感じのCGになってます |