11月21日(木


書の名筆「高野切と蘭亭序」

まあ、びっくりしました!!
「書」の展覧会なんて、そんなに混雑はしないだろう、と多寡をくくっていたら、ナンノ、ナンノ!!
まあ、会期あと3日という期日でもあつたのですが混んでたぁ(^_^;
しかもですよ!!展示目録は売り切れ(;_;)
今回は無理しても絶対買おうと思っていたのに〜〜〜(;_;)

会場は老いも若きも、みんな一生懸命メモ取ってる・・・展示目録売り切れですから(;_;)
だから、よけいに混雑するのです・・・みんなあちこち立ち止まってメモ取ってます。
まぁこれが本来の見方だと言われれば御尤も(^_^;

「高野切」の正面は、延々長蛇で、大観展の絵巻物状態!時間もあるし、付き合ってはいられない・・・致し方なく、
いつものゲリラ的覗きでチョコチョコと・・・これでホントに見た、と言えるのかしら(^_^;
蘭亭の方は、まあ、それほどでもなく、大体全部が王羲之の真筆ではないわけですから・・・と言っても凄い名筆ばかりです。
中には、ひょっとして王羲之だってこんなに素晴らしく書いてはいなかったんじゃないのぉ?というようなのもあったりして(^_^;
それがみんな三井文庫所蔵なのですよ。国立博物館も一部ありますが、「集王聖教序」も含めて!!
そういえば、「高野切」の方は、国博や、三井・五島と分散して所蔵していますが、
さすがに「春敬記念書道文庫」が一種・二種・三種のそれぞれを一部づつとはいえちゃんと所蔵していました。
飯島春敬というのは、私たちの時代のかな書道の大家で、今は知ってる人いる?と言うくらいなのですが、
やはり、こういうところに来るとさっすが〜!!と感動(^_^;

でぇ〜、正直に告白いたしますと、主目的の「高野切と蘭亭序」は、ちゃんと見られなかったせいもあって、あまり印象に無いm(__)m
でぇ〜、もともと好きな藤原行成の「和漢朗詠集」がやっぱりいいなぁ・・・と(^_^;

実は後日談!!
これで、数十年来の和漢朗詠集の熱がまた上がって、欲しい、欲しいを繰り返していたら、
nemoが神田の古本屋街を彷徨う度にチェックしてくれて、写真印刷上下巻最安値3000円也で買うことができました(^o^)/~

書はよっぽど近づかなくと墨引きとか、紙質の感触なんてわからないから展覧会は難しいですよね
まあ、後は当分うちの写真集で楽しみます(^^ゞ