5月15日(木)

マヤ文明展

マヤ文明展に行って来ました。
大体国立科学博物館と言うのが初めてで(^_^;
すぐそばの国立博物館にはチョコチョコ行きますが、いつも科学博物館は前を通り過ぎるだけ(^_^;
何をやっているのかも定かではありません。
一昨年のダイヤモンド展は絶対見たいと思っていたのに、それさえも忘れて行きそびれてしまいました(;_;)

で、今回のマヤ文明展はとにかく絶対!絶対!と思って出かけたのですが、18日終了の3日前、ということもあってか、
あるいは、今回はかなりマスコミで取り上げていたせいか凄い混雑!!
もう、とにかく、いつもながらの義経の八艘跳びよろしくゲリラ方式鑑賞で彼方此方チョコチョコ覗き(^_^;

しかし、凄い建物!!
いつもは、国立博物館へ行く通り道としてしか見ていなかった古いかび臭い建物の奥がこんなにも深く、
且つ最新の設備を誇っていたとは!!
国立博物館の平成館を初めて見た時、ここまでやるか?!税金の無駄遣いだ!!と思ったけど、
ここはもう一丁上の、ここまでやるか?!税金の無駄遣いだ!!
と、思ってしまう(^_^;
まあ,これだけ入館者が多ければ、国民に還元されていると言えるのでしょうか。
それにしても、おこどもしゅうが多いせいか、豪華なトイレがけっこう汚れておりやすな。
もうちっとお掃除をこまめにしておくんなせぇやし♪

マヤ文明というのは、紀元前2000年頃〜紀元1500年頃までの長きに亘る文明だったんですねぇ(^_^;
先古典期(紀元前2000〜紀元250)・古典期(紀元250〜900年)・後古典期(900〜1500年)、と分かれるんだそうです。
私は、ずぅ〜〜っと先古典期&古典期の分だけがマヤ文明だと思っておりましたm(__)m
もっとも、文明の最盛期は、古典期だそうで建築・彫刻・数学・天文学の分野が発達していました。
都市文明とは聞いておりましたが、なかなかに洗練された文化です。
但し、ギリシャやローマの都市文明とは一寸違います。
そうそう、ここでも書記というのは偉いんですね。
そのへんはエジプト文明などと同様でやはり「文字」を扱うと言うことは重要なことなんでしょう。
密林に立つ神殿はピラミッドというそうなので、その辺にも共通する文明感があるのでしょうか。

マヤ文明の地域としては、今のグァテマラ・ホンデュラスにあたるそうです。
グアテマラといえばコーヒーしか思い浮かびませんが、1188万人の人口のうち52%が先住民だそうです。
それに対してホンデュラスというのは607万人の内先住民は6%に過ぎず、91%が混血だそうで、これにはへ〜!!

一番記憶に残ったのは、なにしろ翡翠!!
宝飾は勿論、容器・瓶など翡翠は大変よく使われていました。
後、彩色土器などが、大変美しい色で艶やかな肌さわりを見せていてびっくりでした。
香炉などもありました。
「コパルなどの木の樹脂から作った香を入れてたいた」と言うんだそうですが、
香木は東南アジアでしか採れない、と聞いたばかりであらら(^_^;

ホンデュラスの西の端にあった「コパン王国」(1600〜1200年前)というのが「代表的なマヤの優越王国であった」だそうです。
ここの王様のものと思われる翡翠の胸飾りなんていうのが素晴らしい♪
石碑などもたくさんありましたが殆ど復元品で・・・でも大変よく出来ていてました。
「触らないで下さい」というのに触っているオジサン&オバサン二人(^_^;
まぁ〜・・・なんで出来ているのか触りたくなる気もわからないではありませんが・・・でも、ねぇ!!

混雑の中、ヤットコ、見終わって、第二展示場はVTRシアター♪時間的にも調度良かったのですが、
「乗り物に酔いやすい人はご遠慮ください」というのですよ(^_^;
ちょつと恐くなったのでパス!!後から思うとちょっと残念だったかな(^_^;
でも、まあ、この後宝塚があるしね・・・♪