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2月17日(木)

「印象派と20世紀の巨匠たち」

ブリジストン美術館

今日は朝から「紫式部日記」、昼間がブリジストン美術館「印象派と20世紀の巨匠たち」
夜が宝塚OGの「ファニー・レディU」というわけで、疲れました(^_^;
本当は、ブリジストンの前か後に、江戸博物館の「エミール・ガレ」に行きたかったのですけど、
もう、「紫式部日記」の後はそんな元気もなくて・・・(;_;)

「印象派」は好きです♪分かりやすいし単純に素晴らしい絵が多い!!と信じるからですが・・・。
というわけで、行ってきました。
ブリジストン美術館というのは、あんなにウロウロと東京に行っても行った事なかったのです(^_^;
丸の内口は行きやすいですが、八重洲口はねぇ・・・大丸止まりです(^_^;

それにしても、先日の出光美術館も、ですが、
ブリジストンもあれだけの展示を見せて、此れだけのパンフレットをつけて、800円の料金はたいしたものですm(__)m
企業としての文化貢献に対しての執念というのは出光同様たいしたものです♪
国博もちょっと見習ってほしいですね(^_^;

第一室 近代絵画のめざめから印象派へ

に、入る前にロダンの彫刻などが自然に置いてある!!
へぇ〜!!(♪ではないのです。感動の!)
「考える人」のブロンズ像とか・・・ム

で〜、この第一室では、コロー・ドーミエ・ミレー・クールベ・マネ・ドガ・シスレー・・・
と既にBIGNAMEがふんだんに・・・♪
ここでよかったのは
オノレ・ドーミエの「山の中のドンキホーテ」
クールベの「石切り場の雪景色」
シスレーの「森へ行く女たち」というのは、ちょつとと宗教画っぽい感じで面白かったです(^^)
この辺は初見参で、と言えば・・・
ドガの彫刻「右足で立ち右手を地面に伸ばしたアラベスク」(サイトに写真有り)・・・ドガの彫刻なんて始めてです!!

マネの「オペラ座の仮装舞踏会」、「自画像」はよく見る奴です(^^)


第四室 印象派からポスト印象派 

この部屋はまたピサロ・ルノワール・モネ・セザンヌ・ゴーガン・ゴッホ

見て回っている時は気が付かなかったけれど、ゴッホ一枚しかなかった(^_^;
ルノワールは「花のついた帽子の女」とか「水浴の女」とか、「座るシャルパンティエ嬢」など、
どれもここの美術館の従来のポスターやチケットにもなっている超有名画です。

モネは今まで見ているモネとちょっと違う気がするのですが・・・(^_^;
私、モネ好きなんです。ゴッホとモネ!!
ゴッホは「モンマルトルの風車」というの一転だけです。
ゴッホ展が、国立近代美術館であります・・・行きたい(^^)v

セザンヌはあまり好きではないm(__)m
でも、今日のセザンヌはよかった\(^^)/
おなじみの「帽子をかぶった自画像」も、これはナマで初見参でしたけど、やっぱり、写真で見るのとは迫力が違うですねぇ(^_^;


第五室 19世紀から20世紀までのさまざまな動き

ここはルドン!!たくさん出ていました\(^^)/
ルドン大好きです(^^)
でも、ここのルドンもへぇ〜!と言う感じのルドンです・・・でも、らしいと言えばらしいのか(^_^;
「仏陀」というリトグラフがありました。
初めて見たんですが、これはルドンらしい、でも「仏陀」というよりはキリストみたいです(^_^;

そうそう、ロダンの彫刻、ここにもあつた♪「カミユ・クローデル」の首像なんてあって、美人ですねぇ・・・(^_^;
いやぁ、そりゃ愛していたんですよね!特にこの彫刻の時は熱烈に愛していたに違いない!!
ロダンの絵って始めて見ました「アンリー・ベックの肖像」というドライポイントと「アントナン・プルースト」というエッチングです。

ロートレックはいつものように、ボナールは「桃」というのがよかつた!
ドニの「バッカス祭」というのはサイトで見られます。


第六室 マチスとフォービズム

マチスは難しいです。私にとって素敵ねと思える時と、なんかようわからん、と感じる時・・・私自身の中に葛藤があるみたいです。
今回は、いいな、と思う・・・見慣れたものが多かったからでしょうか?
「青い胴着の女」とか「オダリスク」など。


第七室 ピカソ版画集「ヴォラールのための連作」より
第八室 ピカソの絵画を中心に

凄いピカソコレクションでした!!
特に、これは借り受けの作品なんですが、「仔牛を連れたポール」という子供の絵は本当に愛らしい可愛い男の子の具象画で・・・
もう〜、しばし其処を動きたくなかったほどです(^^)
「女の顔」というのは、なんだかロダンの「カミユ・クローデル」を思わせる・・・どうせ愛人?
ピカソもいろいろありましたから(^^ゞ
「腕を組んで座るサルタンバンク」と言う油彩は、今回のポスター&パンフレットになっています。当然素敵よ♪


第九室 具象絵画の冒険

ここはルオー・デュフィ・ローランサン・ユトリロ・モディリアーニ・藤田嗣治

ここは、もうたった一点ですが、モ゛デイリアーニの「若い農夫」が素敵で・・・と思ったら、目が釘付けになったのは、
藤田嗣治の「裸婦と猫」と「横たわる女と猫」の二点!!
ことに「横たわる女と猫」の方は、ピカソの「仔牛を連れたポール」とともに今日の一点!あ二点です!!

デュフイは大谷美術館がデュフイばかりで、どこがいいのかな、こんなの、と思っていたんですけど、
今日の二点はよかったです。「オーケストラ」と「ポワレの服を着たモデルたち」というの。


第十室 抽象絵画とシュールレアリズム

ここは、パスm(__)m

第二室 日本の近代絵画

ここはお気に入りの黒田清輝・藤島武二・浅井忠などビッグネームがゾロゾロ・・・
逆に書いていると大変なので、また落ち着いてから書きます(^_^;
あれ?中村彝なんて出てた?見てないよ!!と愕然!!
梅原龍三郎は3月29日からの展示だそうです。
でも、そうすると安井曽太郎の「阿部能成君像」が見られません(3月27日まで)(^_^;

嗚呼!心地よい疲れです。
とにかく青山に行って、こんな時でもないと青山見られませんから、それから、お茶でも飲もう♪