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2月27日(金)

「アジアとヨーロッパの肖像」展
田渕俊夫展



「アジアとヨーロッパの肖像」展



県立博物館の「アジアとヨーロッパの肖像」展を見てきました(^^)

これは、葉山の神奈川県立近代美術館と共催の

「神奈川開港・開国150周年メモリアルイベント」ということで、
「横浜開港150周年記念」というサブタイトルもついています。

我が日の本は島国よ♪
朝日輝よう海に♪
連なりそば立つ島々なれば あらゆる国より船こそ通え♪


横浜詩歌です!!
こないだもテレビでやっとりましたが、横浜で生まれた子は、みんな歌えます(^^)v
勿論三番まで(*^-^*)

でー、これが、当時のヨーロッパから見たアジア、
とか
アジアから見た日本
或いは、
日本から見たヨーロッパ・日本から見たアジア
・・・というようなテーマを儲けて、そのテーマ別の展示をしています。

色々ありましたけど、詳細は、↑ホームページの展示目録で御覧下さい。
まあ、そのあんまり有名、というのは無いんですけどね・・・。
まあ大英博物館からの出品もあります。

でも、チラシになっている岸田劉生の麗子像や、
高橋由一の司馬江漢像がありました。

あ!ラグーザ・玉の絵がありました。
彼女の絵はなかなか見る機会が無いので、へぇ〜!と言う感じでためつすがめつ見てきました。

面白かったのは、三越呉服店の宣伝ポスターがありましたが、
この原画を岡田三郎助が描いているんですよ!!
勿論、原画ではなく、ポスターのほうですが、大変綺麗で、(^o^)〜ホー
そうそう、ちゃんと名前もついてます。「むらさきのしらべ」というんですって(^^)


ついでに常設展のほうも見ました。
ここは複製と模造が殆どなのですが、
円覚寺舎利殿の復元模型が出来てまして、これがなかなかに凄いのです。
本当に良く出来ていて、本物は中には入れませんから、なかなかに感動です♪
それと、伊勢原の日向薬師のご本尊(本物は重文)や勢至菩薩坐像(これも本物は重文)なんてのが、
なかなかの出来です♪

実は「吾妻鏡」の今年の秋の遠足が、希望を募ったら日向薬師が多くて、決まりました♪
皆さん、行きたいけど、なかなか行けないから、ってことでした(^^ゞ
先生と一緒だと、かなり無理が聞くので、それを見せていただく、というのが遠足の売りなんですよ〜♪

でも、私は、たいてい、源氏だの何かにぶつかって一度も行ったこと無いのです(^_^;
付き合い悪いと思われているでしょうネェ(^_^;


県博の方はガラガラで、かわいそうなほどでしたが、見終わってソロソロと思うころ、
小学生がワァー!と押しかけてきて、ヤレヤレと飛び出しました。



田渕俊夫展

智積院に奉納する襖絵の展示会で、あっという間ですが、内容的には充実しています。
こちらは墨絵の世界です。
墨色のグラデーションが本当に素敵です♪
春夏秋冬・・・四季を描いていますが、初っ端は「桜」です。
夏は月と・・・なんだっかな(^_^;
秋はススキの野原。
特に、私は「冬」が好きでした。
将来的にあの襖の地色が黄ばんでくると、ちょっと心配ですが、今の所、あの地色を生かして、
全体が銀世界で、そこに一本続く道があるように見えました\(^^)/
凄い雨の日でしたけど、高島屋も大混雑でしたが、田渕展も混んでました(*^-^*)

普通のデジカメで写真を一杯取っているおじさんがいてビックリ!!
係員が傍にいるのにフラッシュピカピカさせて平気で撮ってるし、係員は何も言わないし、
え〜!こんなことしていたら、絵が駄目になっちゃうよ!!

と、思っていたら、誰かが知らせたらしく、ガードマンが来て、
とめてました!偉〜くご丁寧に!!
こういう所がデパートの美術展のいやな所!!

でも、そごうなんか、凄くチェック厳しいですけどネェ(^_^;