2023年

06月

06月13日(火)

年中、お客様のご要望にお応えできません、という表示ばっかり出ます(>_<)

時間帯も悪いんだと思いますがなんでですかねぇ・・・。

恐怖の梅雨入りをしてしまいましたが、わりと調子がよかったのでちょっと安心していたら、金・土曜日が寝て曜日になりました。

とくに金曜日は目が覚めたら五時半という為体でした。

ただ、この日はトイレも行かずに13時間位寝ていたので起きた後、ボケ~とはしていましたが眩暈みたいな感じはなくて、

夜はコロッケうどんを作る?というよりは食べる元気はありました。

土曜日も同じようなボケ状態でしたが、日曜日が雨というので真面目に家中の掃除機をかけました。

ま、ルンバ君が、ですが。そしたら、今日も雨になり気分的に下降気味でした。

オーブントースターがけっこうな汚れ方で気になっていたのですが、ダンナが洗ってくださり助かりました。


もう一か月半、いや~二か月くらいちゃんとした掃除してなくて、途中で扉のガラス拭くだけしかしていませんでした。

パンくずトレイのアルミも取り替えてなくて油ギトギトで・・・(>_<)いやはや。ダンナに感謝でございます。

それより、ヘルシア緑茶を飲み始めて3ヵ月弱というところなのですが、食欲亢進剤が入っているんじゃないかと思うほどおなかがすいてよく食べまくり、

この3ヵ月弱で1.5キログラムほど増えてしまいました。脂肪減らす以前の問題です。

一応定期配達の手続き取ってますし、最低4か月というのにはあと一か月だと思って頑張ってますが、この体重増加をどうしますかねぇ・・・?

体重増えると膝に悪いし、洗面台と洗濯機上の戸棚の掃除の時、洗面台の余白スペースに乗るのに困るのですよ。

余白スペースはドンと座り込めますから脚立より安定しているのですが、乗り降りに困ります。

ま、そういう掃除の仕方もソロソロ考えなくちゃならないのでしょうが。
ちょっと軽く乗れると思うとついつい・・・。

明日はちょっとでも晴れ間があればよいのですが、今週末まで難しそうです。土曜日は6回目のワクチン接種です。

お友達サイトで「えむに」さんという素敵なガラス器のアーテイストさんを紹介してらっしゃいました。


へぇ~♪いいなぁ~♪溜息百万遍で、値段もちょっと頑張れば買える?と思ったら、なんのこっちゃ全品ソールドアウトでした。
凄い人気作家さんで展示会自体が抽選なんだそうです。

大体、我が家の食器棚も整理しなくてはいかんのに何をほざくか!と自分で突っ込みも(^_^;
以前紹介されていた「トロッピカル窯」さんというところのコーヒーカップなんて未だに目に焼き付いているのですが・・・名前のごとくのトロピカブルーというか、

紺碧の、と言ってもいいのかな・・・オバサンの超~好きな色でしたからねぇ・・・時々思い出しています。

それにしても、「作家さんたちは使ってください、とおっしゃってます」と書いてありましたが、もったいなくて使えませんよねぇ。


大体、そそっかしくてガサツなオバサンは絶対壊すもの・・・。

昔、食器棚の掃除に出したお友達のイギリス土産のお皿!ロイヤルマークではないですが凄く素敵でお気に入りだったのに見事に手を滑らせてガッチャーン!

当時書き込みに来てくださっていた方が「金継したら」と書き込んでくださったのですが、

当時は今ほど金継がポピュラーでなかったですからね。銘入りのお茶碗とか水差しならね~、当然ですが。


今はお教室もあって、材料も売っているし、けっこう自分で治せる人もいますけど。


当時としては、こんなに粉々になっちゃったらいくらくらいかかる?と考えたら、泣き泣きですが、はい、処分となりました。


そんな辛い思い出もあるし、その後もマイセンとローゼンタールのカップの縁が知らぬ間に欠けていて心臓が止まりそうになったり。

とにかくガッチャーン以降は食器棚の掃除も大々的にはしないことにしています。

それこそ、お客様用に出したら一々洗って使って、また使った後に洗ったら、置く場所だけ拭いておく、というくらいです。


2~3年に一度は一段ずつ拭きますけど・・・でも、まだ処分は出来ないわ!娘が狙っているのはわかっていますけど、ダメだよ~ん!

嗚呼!片付くのはいつの日か?多分、オバサンの死後適当にお願いすることになりそうです。

 

06月19日(月)

土曜日に六回目のワクチン接種がありました。

今回はオバサンだけ。ダンナは「私はもういいかな・・・」なんて言ってパス。

息子ん家は勤務先の方針上受けるべきものは受けて、ということで、五回目までは受けているのです。

グァ~、娘の所は、夫婦そろってのこれまた勤務先の方針上、この場合は都合上、というべきか、
「こんな忙しい時にワクチン接種して副反応起こすなんて考えられない!コロナに感染した方が諦めがつく」という大勢に押されて三回目以降打ってないというのですよ~(>_<)

何しろ娘夫婦の職場は定額制ブラック企業の代表みたいな職種ですからね(/ω\)

ということで、オバサンだけは6回目の闇に突入しました。

ワクチン接種の副反応も2回目が最高にひどくて38.8度まで出ましたが、

3回目は37.8度、4回目はどうだったっけ?・・・あ、初日はなんでもなくて二日目の午後に37.2度まで出てびっくりしたのでした。

5回目はえっ?こんなもん?くらいのあっさりで、この年はインフルエンザもあっさりだったので免疫力強かったんてせしょうか?

で~、今度は6回目で、新しいワクチンと混合タイプらしいのでちょっとやだな、と思いつつ準備しました。

ま、掃除中2日パスで行けるようにアチコチ、とか、

ポカリ・朝のスープ三日分・ごはん三日分・味噌汁四日分くらい作って・・・まあ結局二日目の未明に37.6度まできましたね。

午後は37.2度に下がって、そこからは急速に楽になりましたが、全体の倦怠感は変わらずでした。

昨日はダンナが自分の部屋とリビングのルンバを回して頂いたので、今日はもう自分の布団を干すだけで何もしないでゴロゴロしています。

今回はよく食べていたと思いますが、寝ているだけで間食をしなかったので1.3キロほど減りました\(^o^)/


ま、すぐ取り戻しちゃうのでしょうが。

06月21日(水)

伯母のお墓参りに行ってきました。納骨堂なのでお骨参りなのだろうか?

まぁ、もう十分暑い日でしたが、母の13回忌を終えて、

伯母を放り出しているのにも忸怩たるものあり。


実はここ、ダンナが手術した病院と目と鼻の先で、入院中は三回くらい、後、半年に一度の定期健診にお供するんですけど、

なかなか直タクシー(病院の前にタクシー止まっていたりするし)があったりして、帰りにお寄りしました、という感じではないのでした。

ちょっだけお菓子を買って、伯母には一口羊羹、管理してくださる事務所にちょっだけゼリー一箱。

もう10年近く行ってないというのにケアマネさんや担当者さんが憶えていてくださったのには感謝感激m( )m

お骨箱の傍に置いている供花、当然ブリザーブドフラワーですが、色あせているんじゃないかと心配してました。

まあまあ大丈夫でした。

こちらもコロナとかあって参拝者が少なかったんだと思いますから、納骨堂も暗くて助かったのかもしれません。


まあ、今度行く時には新しいのを持っていきます。

あ~!ホッとしました(^^)

 

06月28日(水)

書きたいことは「平成中村座姫路城公演」の録画中継ですが・・・。

玉三郎の「天守物語」を七之助が演ったのです。もう~、これが大出来\(^o^)/
七之助だけじゃなくて出演者全員が大出来でした。

「天守物語」は日生の玉三郎初演から見ています。この時は、どう見ても玉三郎のファッションショーだなぁ、というのが第一。
で~、そっから今日の「天守物語」まで玉三郎が練り上げたのです。

初演の時は、小沢栄太郎の近江の丞桃六というのが、たった一場の何分かという出演なのにもう凄い存在感と、これ良いお役ねぇ~♪という感想で占められました。
それと、南美江なんてもう知らない人が多いでしょうが老女の役でこちらも存在感バッチリでした。
宝塚→新劇という変わり種でちょっと癖のある老婆の役とかやっていたのが泉鏡花の世界にすっぽり嵌ってビックリしました。
それこそ、あっ、「天守物語」は宝塚の初演だったんだわぁ、と思い出したくらい。それと亀姫を演った時蔵が、
それまでの日陰の花みたいな抑圧された感じから一挙に解き放たれたようで、あ~、ここから花が咲く!と期待したんだけどねぇ・・・これ一本で終わってしまいました。

今回はみんな、ここから花咲いて咲き誇ってほしいですね。

もう、初っ端から、並びの腰元が歌舞伎の本興行よりしっかりした所作とセリフでビックリでした。
ま、ここ雰囲気づくりにこの並びの腰元が偉く大事なんですが、中村雁乃助・片岡扇乃丞・沢村國久・坂東玉朗。
そして、南美江の公演が残る老女を扇雀が。この人「棒縛り」の大名まで付き合ってますが、これが扇雀で塩谷判官見たい!と思わせるほどの良い大名姿。
品があって二枚目で。腕があるのはわかっているけど、こういう雰囲気出せるんだなぁ。
勿論「勧進帳」の判官殿も見たいです。こっちは、やっていると思いますが・・・記憶にないです。

亀姫は鶴松が演らせてもらって、なかなかに及第点(^^)まずちゃんとお姫様になっている。
昨今良い役をつけてもらってますからね。精進第一で頑張ってほしいです。

亀蔵が相変わらず敵役で気を吐いていますが、こちらもありがたいことです。

ご馳走みたいな役で舌長婆で勘九郎が出てますが・・・これ、ちょっと無理がある気がします。もう少しおどろおどろしい感じが欲しいね。
それより近江丞桃六をします。これは↑よいお役ですが、ちょっとまだ難しい。
ただ、お祖父ちゃんとお父さんをほうふつとさせる口跡で、これは涙が出そうでした。
だから、余計にちょっとまだまだ、と思わせてしまったのかもねぇ。

さて大抜擢と思われた姫川図書之助!なんと、中村虎之助大奮闘\(^o^)/
なにしろ、過去に三津五郎・団十郎が演じたお役です。
初演の時は玉三郎がオーディションで選んだイケメンだったと思うけど忘れちゃった。
さすがに三津五郎は颯爽としてましたが、こういうお耽美の世界を描くのはちょっと渋い。
「近松心中物語」はよかったんだけど・・・やはり、あのお耽美とは違うのよねん。
団十郎はイケメンだったけど、まあソコソコ。

虎之助はちっちゃいし顔も不細工だし(藤十郎と扇千景の孫だとは信じられない位不細工なんだけど)、
ま、壱太郎も不細工で、ちっちゃいのは仕方ないけど成駒屋って不運の家系だなぁ、とは思ってましたが。
壱太郎は祖母の吾妻徳穂に似ちゃったのよ~(/ω\)
いやぁ、この調所之助はよかったです。セリフも所作も品はいうことなし。
身体ちっちゃいけどオーラもソコソコあって、芸は見栄えじゃない腕だよ、技量だよ、と言いたい。
ま、そう思っていたけど書きたくないことをやらかしてしまった奴もいるからね。

とにかく精進第一で頑張ってほしいです。

さてさて、富姫の七之助!とにかく玉三郎に可愛がってもらっているのはありがたいことですが、
とにかくなんでも玉三郎の口跡丸写しにしちゃうところが気になってました。
「お染の七役」なんかは、渡辺保さんが「教えも教えた、覚えも覚えた」と子弟?二人を大絶賛した位でした。
ま、歌舞伎は誰かに教わったら、最初の公演はその教わった役者の教えてくれた通りにやらなくてはならないという不文律があります。
玉三郎も芝翫そっくりのエロキューションで、アハハ~、これ芝翫に教わったのねん、とまるわかりでしたから。

でもね、教わった通りにやると言っても、腹の据え方、捉え方は、その教えた役者の真似をしただけではどうにもなりません。
それが↑「教えも教えた、覚えも覚えた」の渡辺さんの言葉です。
七之助は、口跡・所作、まったく玉三郎生き写しですがコピーではありませんでした。
自分の色ではないけれど、玉三郎の作品を七之助の色に染め上げていたように思います。

まだ本物の七之助作品というところまではいかないかもしれませんが、玉三郎から教わった優等賞をもらってもよい出来だったと思います。

元々、姫路で公演する、ということでダメ元で玉三郎に頼んだのだそうですが、二つ返事で指導を引き受けてくれたそうです。
「父も生前から、この芝居は玉三郎さんで終わりだね、と言ってたんですが」と、二人で言ってました。
それほど完成度が高い、ということね。
時には11時間ぶっ通しで勘九郎・七之助の方が玉三郎の健康を気遣うほどだったそうです。
特に照明の凝り具合は相当だったようで、七之助が「何をおっしゃってるのか全く分からない。わからないうちにどんどん証明ができていくんです」と言ってました。
舞台は照明一つで大替わりしますからね。まして、玉三郎に合わせた寸法では七之助に合いません。そのほかの役者も寸法が違うでしょ。
演出・玉三郎の肩書のほかに「照明」というのも入ってました。

ま、それくらいの熱血指導が実を結んで、並びの腰元まで本興行以上の出来上がりになったんですね。

秋の平成中村座小倉公演は勘九郎が「大物浦」を出すそうで、こちらは孝夫さんが指導してくれます。
「お父さん(勘三郎)どうやってた?お父さんのやり方でいいよ」と言ってくれたそうです。涙。

小倉まで行かれないけど、これも録画中継してくれればいいのになぁ。
・・・もっとも、地方公演を30分のレギュラー番組前後編と、古典芸能枠で2時間半放送してもらうなんて、
玉三郎絡み・世界遺産絡みとはいっても幸せな中村屋でございますm( )m