2023年

07月

07月07日(金)

書かなくてはならなかった羽山紀代美さんの逝去でした。

今は「マコセンセ」の方が通りが良い宝塚の名振付家でした。


現役当時は踊りの名手として名をはせましたが、本当の活躍は卒業してからの指導者としてと宝塚の諸々の舞台の振付家としの実績の方が大きいでしょう。

卒業生としては初の理事だし、振付家30周年のイベントで、当時の月・雪・星・専科の4トップを揃えての舞踊ショーの公演は凄かったです。

30年間に提供した振付の凄さを思わせました。

バディ・ストーンとかリンダ・ヘイパーマン、日本人なら名倉佳代子さんとか司このみさんなど、凄い名振付を提供した舞踊家・振付家はたくさんいましたけど、

30年の長きにわたり、歌劇団に大事にされた振付家はいませんよ~。歌劇団て難しい所だからね。

でもオバサンに言わせれば、振付家としの名声や実績はともかく、

羽山紀代美としては「星の牧場」(鳳蘭の大劇場初トップ公演じゃなかったかな)でのバレエのパドドゥみたいな幻想的なダンス!
アレに尽きるんじゃないか?と思います。

当時も誰も真似できなかったし、当時とは段違いのダンスの実力・技術を誇る今でもあのダンスを踊れる人はいないでしょう。

妖精のカップルが、女の妖精がスゥーっと霧が流れるように舞台の下手から中央にスタンバイしている男の妖精の右肩の上に、

これまた霧の妖精がふっと流れるように乗るのです。しかも片膝です。


支え切った龍悦代も偉かったけど(腰痛で相当悩まされたらしいです)、まぁ、素晴らしい振付とダンスでした。

後で見たら、昭和36年初舞台組なのか?

この年は三井摩呼・室町あかねなど凄いダンサーの豊作年度だっのねん。

だからやっぱり当時としても存在は地味だったんですよね・・・。

ただ↑のダンスで、宝塚歌劇団もファンサイドにも全体に星組のマコさんの名前がいきわたって、あっあの人!になったのですよ。

いやぁ・・・あのダンスは忘れません。心からご冥福をお祈りします。

 

07月日12(水)

パソコンの保証期間が?!

今頃、焦って昔のパソコンの中身移していることもあり、この暑いのに大変です。

このPCはアウトレット商品なので長期保証も五年はつかなかったのです。3年です。
もうそろそろ・・・という頃で焦ってきました。

ひとつ前のパソコンはなんとか動くという程度で、殆ど字を打つことは出来ません。
ダンナが買ってくれたキーボードも最初はスムースに動いてくれたのが、二か月くらいで、前のパソコンと同じキーボードが打てなくなりました。

ので、まあ、ひとしきり動かしては休み、休み・・・で、なんとか動かしたいものの何分の一かは動かしましたが、まだ残っているのですよ~。

書くは安し、アップロードは難しいと実感中です。

大体、昔の形式で書いてアップする古いソフト形式なので、もうこの新しい方のPCでは使えないのです。
・・・だから古い分をコツコツと移している、ということですね。それに対応できないので、このブログになったんだけど。

でも、途中、変なところに立ち寄ってしまい、母との歌舞伎見物などが出てきて、しかもちょうど猿之助(今の猿翁)です。
体調が悪いと聞いていた時で、「だったら、今日の黒塚は右近(今の右団次)でもいいよね」などと話してました。
もうあのころでも、猿之助の次は右団次と信じて疑わなかったんですよ~。懐かしいやら悲しいやら寂しいやら・・・。

ま、継ぐべき人じゃない人が継いだ罰なんだろうか・・・考えちゃった。

07月14日(金)

この暑いさなかに

歯科の定期健診と整形外科の処方箋を頂きに、バス乗って、電車乗って行ってきました。

いやぁ・・・暑かったです(^_^;
それよりも、バスが来ないわ、来ても動かないわ・・・三連荘の前ってこんなだっけ?
歯科の予約時間に間に合わないよ~!もう、エレベーター待ってられなくて階段を下りました。

まあ、今はなんとか正面向いて降りられるので、そんなに見にくくはないと思いますけど、見た目は醜い。

これですっ転んだら、「あ~らオバアサン無理しなけりゃいいのに」なんて笑われそうです。
大体、杖付きばあさんのくせにバス追っかけたり、速足で歩いて、毎度毎度これでコケタラナントイワレルカ状態ですからね~(^_^;

杖ついて前のめりになって歩くのってみっともない、って十分承知(/ω\)
でも、せっかちだし時間に追っかけられていたりすると仕方ないじゃん、となります。

毎晩神棚・仏壇に向かって右ひざの痛みがなくなりますよに、とかお祈りしている割にはふざけんな!婆!状態です。

とにかくこれで九月までお医者さん関係はオーケー♪あっ、内科には行かなくちゃなりませんけど、

それはカルチャーの帰りに行くことに。

月一カルチャーも今期はこれが最後です。ホッとした分、もうちょっと詳しく聞きかかった、というところもあります。

だけど地理が入ってくると地理音痴のオバサンはお手上げ状態。

テーブルクロスの間にウクライナ近辺の地図入れてありますが、

どこと言われれば、ふんふんあそこね、とわかったような顔をして、まったくわかってないのですよ~。
ユダヤ教も、イスラム教も一神教ってみんな同じ~、と思っていたら、

やはり先生はじめそう思っていらっしゃる方たちも多いのだとわかって、オバサンの一人合点じゃなかったんだわぁ、とホッ(^^)

まあ肩慣らしはこんなところで、後は先生の本を読みます。

新書ですから、そちらもダイジェストみたいなものですが、パラパラめくったところは読みやすくわかりやすいです。

地理関係が出てこなければ、ね。

そうそう、孫君たちの保育園は「蛍狩り」に連れて行ってくださったそうです。凄いねぇ~!
3~4歳の子供たち10人以上引き連れて夜の園外保育って大変だったと思います。

結局蛍には出会えなかったそうですが、いろいろな生物をまじかに見られて、

しかも、夜の暗闇をみんなで懐中電灯持って歩くって凄い経験だったと思います。
地元駅に八時前に帰着して、パパぁ♪と走り寄っていく姿はホントに可愛いです。こういう時はパパのお出迎えが多いのですね。
ボラで付き添ってくださったパパもいたらしいです。

そういえば、山奥?の保育園なので海が傍にないんですけど、

7・8月だけで磯遊びに連れ出して頂く機会が三度もあるのだそうです。
7月の一回目はもう行ってきました。あともう一回。あとは8月です。

保育園と保育士さんたちに感謝感謝ですm( )m

 

07月22日(土)

歌六が人間国宝に!

歌六だけではなく、宝生欣哉さんも茂山七五三さんも、
ついでに金剛永謹さんも五街道雲助さんも人間国宝です。

歌六は米吉時代から見ているし、色々苦労もあって、ここ十年位はもう未来の人間国宝!って感じでしたから、
いつなるか?でも脇の人だから、まだ2~3年はかかるか~?と思いつつ、
去年吉右衛門が亡くなって播磨屋の人がいなくなってしまったので、来年くらいは行けるかな?と期待もしてました(^_^;

梅玉だって藤十郎が亡くなって成駒屋がいなくなったってのがおおきいからね。
まあそういう意味では東蔵は突然変異的人間国宝でしたね。
加賀屋は成駒屋系ではありますが田之助(紀伊国屋)亡き後、脇の女形がいなくなってしまって本当に貴重な存在でしたからね。

欣哉さんは、友枝会は親父殿が亡くなってからですが、
梅若さんは欣哉さんとのことが多かったのでソコソコお馴染み。
欣哉さん、親父殿に近づいてきたねぇ、と思っていたら閑さんが亡くなってしまって・・・
もはや親父殿に匹敵する感じだし、当然ですが声も調子もそっくりです(^^)

七五三さんは生で見てないのですが、大蔵流の狂言は面白いので録画して見ます。
そういえば、なんで、大蔵流はあんなに面白いのに和泉流の「お狂言」ってなぜつまらないのかと不思議だったのですが、
チョコプラの長田氏の解説であっ!と思いました。
長田氏は狂言ネタで和泉元也の真似で受けたのですが、
長田氏がやるのは、自分が元々学生時代に習っていた大蔵流なんだそうです。
クレームがつくかと心配していたら「和泉氏から真似するのは構わないけどうちの流儀でやってくれ」と言われて
和泉流でやったんだけど地味で映えないんですって。
「で~、結局大蔵流でやってます」そうでした。あっ、そういうことなのねん、と思いました。

永謹さんは、関東ではなかなか出演なさらないし、
NHKも金剛流はあまりやらないので見たこともありませんが、
2~30年前、お友達のお友達が金剛流を習っていて、
初めて能舞台に装束で本格的に立った時(日本舞踊なら名取披露みたいなもの?)「わざわざ京都からお出まし頂いた」そうで、
お友達からその話を聞いた庶民のオバサンはついつい、いくらぐらいおつつみしたのかしらねぇ?と聞いて一笑に付されました(^_^;

まあね、人間国宝なんてナンボのもんか?!とも思いながら、古典芸能の世界ではやはり別物の有難味がありますからね(^^)

そういえば、「現代美術の国語算数理科社会」というのを森美術館でやったのですが、
日曜美術館の紹介の時に美術好きで知られる右近がでました。
その時アイ・ウェイウェイの「漢時代の壺を割る」という写真前で、
トーク相手の光宗薫と「歌舞伎は庶民の力を借りて自分たちの立場を作ってきた、歌舞伎幸せな気持ちではできない」
なんて言っていました。ほぅ、こいつわかっとるねぇ、と思いましたが。

右近は六代目菊五郎の曾孫になるのです。まだまだ若僧の清元の家元継承者、
御曹司とまでは言えないけれど、それなりの地位をもって、
今、同年代の若手の中でも実力・人気(一般的には隼人とか、最近の事件で團子か?)とも
頭一つ抜けてる気がする役者がそう言うか!と、ちょっとびっくりしました。

やはり歌舞伎は闇が深いよね。もっとも能・狂言の世界も凄いんだけど・・・地続きですからね。

ま、とにかく、今日はめでたい♪歌六様はじめ新人間国宝様たちには健康に気を使ってこれからも頑張っていただきたいです。

07月29日(土)

マルさん、逝去!

那智わたる。

ああああ・・・私の宝塚、この人から始まったのに・・・呆然。
涙、涙、号泣。

那智わたるは1960年代の宝塚のTOP of theTOPSでした。
宝塚のみならず
ふつうの演劇人として演劇界で主演もたくさんました。

白鷗だって、染五郎時代に「那智わたるの相手役」として売り出したんだから~。

でも、菊田一夫が亡くなると、東宝の演劇体制が変わって出番が少なくなってしまって

結局芸能界から引退しました。

まさか国会議員と結婚するとは思いませんでした。

とにかく御冥福をお祈りいたします。

 

07月30日(日)

我慢生活の爆発か?

コロナで色々イベント規制があった分、第五類になったということで、いろんなことがフリーになって・・・大丈夫なんですかね?

花火大会がなかったってことはあるけど今年の花火熱は異常みたいで・・・警備にお金がかかりすぎると中止にしたところもあるようですが。

オバサンも花火好きですがね。うちのベランダから小さく見える「遠花火」でいいです。
旧戸建ての頃はかなりよく見えてました。

それが高い建物(ショッピングセンターなど)がどんどん建っていって、下の方が見えなくなったり、

中頃が見えなくなり・・・そのうち一番高い所がちょっと見えたりして・・・それで十分満足でした。

某花火大会の特別席で超マ近の花火大会で感激したこともありますが、行き帰りが大変です。トイレも(^_^;

今は、本当にベランダの遠花火で直径10センチくらいで見える遠花火です。

とにかく花火がこんなにもてはやされるのは異常です。他に娯楽がないじゃなし。
もっとも、各地のフェスも凄いらしくてフジロックなどは発売同時のソールドアウトだったそうですし、サマソニや各地のロックも人気だそうです。

みんなコロナの我慢生活が終わった?って爆発しているんでしょうけど。

まあ隅田川は事故がなかったことがとてもよかったと思います。
警備の方たち・裏方さんたち本当にご苦労様でした。