4月30日(月)

17日の夜からちとおかしいと思っていたら、18日から熱が出て、最近には珍しくどんどん上がって38.7度まで!
さすがに、二十日にはお医者に行ってお薬もらったら、薬は効いたけどく口腔がひどい荒れ方をして、
「腹はすけども食べられぬ」状態になってしまいました(^_^;

おなかはすいているから何か食べたいんだけれど、とにかく喉をとおらないのよ!
ねもが学校行く前にソーメン茹でてくれたんだけど、これが食べられない!
ねもはビックリして「ママがソーメン食べられない!」と悲壮なメールをネーチャンに送り、ネーチャンもビックリして電話してきた!
でも、熱はあっても何故か元気でハイテンションな私で安心はしたらしい(^_^;
でも、とにかく食べたい、おなかすいた!というわけで喉を通るものなら、ということでアイスクリームとプリン・ポカリスエット狂いが始まりました(^.^)

おかゆがダメでソーメンが食べられないのに、何故かうどんだけは食べられるので、頼みの綱はうどんと油揚げ!
いつもの鍋焼き狐を半量くらいづつ作って食べてました。

でも、熱が出るのは回復力がある証拠!とはよくいったもので、私としては脅威の回復で全治十日というところ!
23日当たりは熱が下がったと油断して、ちと家り中を片付けたら、しっかり、その夜また熱が出て、もう寝倒すぞ〜!と何にもしないでいたら
26日には、もうなんとなく起きられて27日は労働日!だったもの(^_^;

ま、GWに間に合ってよかった、よかった!でした(^.^)




4月12日(木)

醍醐寺展&イタリア展へ。

上野駅で、友人と待ち合わせてまず国立博物館の醍醐寺展へ。

醍醐寺は、秀吉の醍醐の花見で有名だけど、それ以外にはめぼしい国宝もなさそうで、地味な感じがしていたけれど、
なんのなんの、やはりねそこはそれ、京都の寺は奥深い!
国宝は鎌倉時代の「文殊渡海図」とか、「五大尊像」などの板絵が多くて、やはり地味な気はしたけれど、
時代が新しいことも会って、みんな保存状態がいいし、それなりに迫力があるわね(^.^)
しかし、何と言っても、白眉は金剛力士像を左右に配して、正面に薬師三尊像を配したというディスプレイ!
空間芸術!といつてもいいのではないかしら。
平等院展でも、あの光と影を使って雲中菩薩を飛ばせた趣向が凄かったけれど、今度も壮大な伽藍の前に立っている気分にさせられて素晴らしく感動!
そういえば、平等院展のディスブレイは、展示できない時に来た拝観人たちのために、現地でも、採用したそうです(^_^;

そうそう、伝空海という経典が何巻かあり、真筆も一巻だけどあつて、風信帖とはいかないけれど、けっこういい字だな、と思ったら空海でええっ!?っという感じでした。
他にも伝小野道風とか伝藤原行成なんてのがあつてオヨヨ!!!

醍醐の花見の折に詠まれた短冊も展示してあり、秀吉・淀殿・秀頼の短冊が絵葉書になって売られているのもご愛嬌!

博物館内の精養軒で昼食。こないだオークラのほうで食べたから、と安易に入って大失敗!
選択もわるかったんだろうけれど、もう二度と行かないよ(^_^;

西洋美術館のイタリアルネサンス展へ。

ここは、もう緻密とダイナミックが入り混じって凄い迫力!
何と言っても、ボッティチェリの受胎告知から始まって世界遺産規模の絵画とか古美術品の数々で、気合入れて見てるとホント疲れる!
「フォンテヌオーヴァの聖母の冠」なんて宝石をふんだんに使った細かい細工物もあれば、
ゴブラン織りのタペストリーで、たつた三枚で美術館の壁面が隠れてしまうほどの超大作もある!
石のモザイクの精巧さと色彩の美しさには言葉がない!
あれもこれもめくるめく一時間だったけど、やはり、個人的好みで石のモザイクに心惹かれましたね(^.^)
チケットにもなっている「ヴェールの女」はきれいだったけど、ま、それだけという感じでしょうか(^_^;

帰りに、お茶を、と言っても八重洲に出ると何にもないのよね(^_^;
これなら、大丸のサバティーニに行けばよかったかな〜、とは思うけど、結構遠いしね、こんなに何にもないとは思わなかったもの。
いや、ちょっとした喫茶店という意味で・・・喫茶店ならいっぱいあるんだけど、ケーキの美味しそうな、とか雰囲気のよさそうな、とかおばさん達はうるさいもんで(^_^;
もう、どこにも入れなさそうなら、ケーキ買って、お茶買って電車の中で飲もう、と悲壮なこと言っていたんだけど、
結局千疋屋でねばって、やっとお茶にありつきました(^_^;

後、帰ってからの仕度があるので、三時半には電車に乗りたい!ということでお友達にも協力してもらって、3時40分には車窓の人となり、
おかげさまで、5時過ぎ帰宅!
入浴して、ちょっと休むこともできてまぁまあよかったです(^.^)





4月8日(日)

あまりに小田原のお花見の宣伝が効きすぎたのか、ダンナはかなり残念、無念の思いで夜中の二時までインターネットでお花があるところを探してました(^.^)
で、まあ、極平凡なところではありますが、横浜の三渓園へ。

私も、もう二十何年行ってませんけど、ダンナは初めてだったのよ!
というわけで、何もかも珍しかったので、よかつたです(^.^)

途中、マイカル本牧を通り抜けて、その広大なスケールにビックリ!あそこだけで街になっているのですね(^_^;
千葉のららぽーとにも焦りましたけど、どっちが大きいのかしら(^_^;
ここもマイカルの内側をバスが横切る感じで、その両側が桜並木になつておりなかなかの景観です。

三渓園というのは、明治の実業家原富太郎(三渓)の作った庭園で、原氏の豪邸があったところです。
茶人・美術愛好家としても名高い彼が、その実業家・政治家としての広い交流関係から集めた美術品・書簡などを展示しています。
すでに明治39年から公開していた、ということで、その豪華さ・原氏の度量の程もわかりますが、
戦後は当然のことながら原家だけでは維持できなきなって財団法人・三渓園保勝会の所管となり、全国各地の保存が難しくなった重要文化財なとを引き受けて、
今や、園内に重要文化財が十棟・市指定文化財が3棟という豪華さですが、さしもの広大な敷地もかなり、過密ともいえる配置になってきています。

絶対の一押しは、正門を入ってすぐの一面がぱっと開けた場所です。
ここは、お花の盛りなら、大池を取り囲む山際の桜がわぁ〜と開けている場所で、思わす゛足を止めて何分か立ち止まってしまう場所です。
すでに花は半分ほどになつていましたが、お花見客も結構いて、大池を取り囲む芝生の入場可の場所は敷物を敷いた家族連れがいっばいでした。
最後に来たのは、我が師がここでお茶会の御席持ちをしたときで、どこでやったか覚えがないんですが、たぶん白雲閣だったんじゃないか、と・・・

しかし、内苑は、どこに行くのもアップダウンがきつくて、ま、山登りとは言わないけど、軽いハイキング状態ではありますね、ハァハァ(^o^)

さて、一休み!呈茶席がありましたねぇ、と三渓会館(いつの間にやらこんな豪華な建物が!)のロビーに辿り着いたらナント呈茶は三時まで!
呈茶は横浜のお茶人の方達のボランティア活動に支えられていて一服400円です。
立礼のお席で、素晴らしい眺望の室内で、ゆったりした時間が流れます。
チクショ−、残念!

仕方ないので、足を休めただけで、お土産を買って、外苑周りの旅に出る!
外苑には、三重塔と合掌造りがあったりしてまたもアップダウン!
合掌造りは岐阜の白川郷からの移築で「岩瀬佐助の真似ならぬ」と謳われた合掌造りの中でも、特別豪華なものとかで、
当時の代官などが視察に来たときに通す部屋などは、中級以上の武家屋敷ほどの格式がありました。

やっと辿り着いた茶店で、そうそう、三渓園の良いところは商売目当ての出店が少ないこと!
茶店もたぶん此処一軒だと思うけど、値段はそこそこ。建物がシッカリしていて、テーブルなどもちゃんと一枚者の板を使っていたり気分がいいです。
三渓蕎麦800円なりを食べて人心地(^.^)
これが変わったおそばで、茹でっぱなしのスバゲテイ状態で上に冷やし中華の具を載せて、味噌だれをかけて頂くのですよ(^.^)
でも、ナント、これがおいしいの(^.^)800円は安かった(^.^)

大満足で帰途につきました。
でも、帰りのバスに座ったとたん、私は意識を失って、ダンナに「降りますよ」とこずかれるまで全く意識不明の状態でした!アハハ(^_^;
いやいや、楽しかった!!!




4月3日(火)

益田鈍翁のミニ博物館ができた、ということで、S夫人からお誘いがあり、元気のない I 夫人を誘って行ってもいいかしら?とお尋ねしたら、
その翌朝にお電話があり、今日来ないとお花散っちゃうわよ!ということで、オットリガタナででかけることに(^_^;
肝心の元気のない I 夫人は、風邪を引いていてアウト!
S夫人が誘ったN夫人も具合が悪くてアウト!
というわけで、結局その日に都合がつくS夫人と私と二人で珍道中ということに(^_^;

小田原城址公園に行くお濠添いの道は桜・桜・桜・・・満開の桜道で素晴らしい!の一語です(^.^)
石垣とお濠とお城に桜はよく似合う!
二ノ宮神社で、桜吹雪の吹き込むテラスでおいしいお食事をして、
益田鈍翁のミュージアム聴海楼へ。
ホントに小規模なワンフロアで鈍翁コレクションの掛け軸と茶碗・茶器など数点づつと反故など何点か。
一番良かったのは、封筒の裏の差出人の所を二曲屏風に継ぎ色紙のように仕立てたもので、さすがに錚々たる名前が並んでいました。
でも、S夫人は、一体誰宛に来た手紙なんでしょうねぇ、とか、茶碗や掛け軸などには、もともとダレの所有だったのかしら、ちゃんと頂いたものなのでしょうねぇ、
などと、突っ込みが厳しい!
オーナー兼管理人はまぁ、展示品の説明が命!という小うるさいおばさまで、ちょつと私も反発気味だったのでおかしかったけど(^_^;
でも、そのおばちゃまのコレクションのお雛様も飾ってあったけれど、これが結構凄くて、
さすがに三井の大番頭で物産の創立者益田孝(鈍翁)家の「支配人」!ともなればたいしたもので、そのへんの社長令嬢など足許にも及ばない格式と富豪ぶり!

それから、超おすすめの西海子(さいかち)通りという、昔の武家屋敷の一角に。
いやぁ、ここが凄い桜のトンネルで、地元の人しか分からない豪華な〜秘密の花園です(^.^)
神宮の銀杏並木だったっけ?あの桜版!
しかも、今日は平日でちょうど、昼下がりの魔のひとときだったのか誰もいないのよ!
桜のトンネル独り占め状態!!!!
いやいや、大満足!

そこから一足の白秋記念館を見て、ここはお庭までは入れるので、入館料払うほどのことないんじゃない?って感じでお庭から覗ける部屋を覗いて外観を一回りして、
そろそろ、ということで、駅まで戻って「菜の花」でお茶を飲んで帰宅の途に。
いやいや、良い一日を過させていただきました。
しかし、やはり、城下町というのは文化の程度がまるで違う!
奥が深いというか、ちょっとした道路沿いのお店もなかなかの格式を感じさせたり、アンティークな感じがあったりいいですねぇ(^.^)

連休明けにでも、今日ダメだった I 夫人やN夫人を誘ってどこかに行きましょう、ということで12日の醍醐寺展(これは二人)を約束して解散!




4月1日(日)

アホボーズの入学式ではある。
なのに無情な父・母は勝手に起きて行きな〜!てなぐあいでありますな、これが(^_^;
アホボーズも慣れたもので、そんなもんかぁ〜、と思ってはいるらしいんだけど、果たして起きられるかどうかは別問題でありまして、
やはり私の目覚し時計もセットする。
案の定!
起きないよ〜!!!
私の怒鳴り声に、お姉ちゃんがトイレに行き、そのお姉ちゃんがあきれて起こして、やっとこさ起きて来る(^_^;

仕方ないので起きたついで、と、目玉焼き三人分焼いて、パパを起こしに行くわけです。
だつて、私一人起きちゃうなんて損しちゃうもん(^_^;
で、とにかく、フィルムが残っているから、写真とっておこう、と言うわけでギリギリ残っていた二枚分でパチリ!

いってらっしゃぁ〜い(^.^)

夜、6時ごろ電話がかかる。
たぶん御友達と夕飯食べてきたい、つて言うのだろうと思ったら、凄く疲れているし、友達の一人が、そんなにお金持って来ていないというから、
「僕から夕飯食べずに帰りたい、と言っていいかな?」というご相談のお電話!
それくらい言ったつていいでしょ!しっかりおしよ!

でね帰宅後、話を聞くと、
「みんなが、あそこに行かせたくないというのがよくわかったよぉ!」と憮然とした面持ち!
「いゃぁ、サークルの勧誘とか、想像以上に凄くてさ、もうキャンパスの中なんかにいられないんだ」とのこと。
入学式が午前と午後とに分かれているので、お友達を待ったりしようとしてもキャンパスにいられないので、Macに避難したんですと(^_^;)
そりゃぁ、あの田舎の温和な学校の子があの大学に慣れるのは大変だろうな(^_^;
でもまぁ、そのうち慣れるもんよ、流される、というのかな(^_^;

というわけで疲れ果てて眠る!といきたいんだろうけれど、カリキュラムが明日締め切りだとかで、結局二時?三時?
いやはやお疲れの入学式でした(^_^;