6月25日(月)

祖母の17回忌!
もう、面倒なので、私と母だけ。ダンナも、このところおいそが氏で残業続きだし、子供達もいろいろ予定もあるし、
土・日と言ってるとらちがあかないので・・・

お坊様は、まだ若くて意欲に燃えていらっしゃるから、ホッとくと、真面目に一時間くらいお経読んじゃうから、と、
二人とも足がダメなのであっさりでいいです、と言ってある、というわりには35分!きつかったです(;_;)
おまけに帰りにお経本の御土産付!
おうちでも少しは読んでみてくださいって!!!
バレテルナ〜、ブシンジン(^_^;

ちょっとの移動もタクシーでそれはありがたかったけど、タクシー代だけで随分かかっちゃって恐縮(^_^;
おまけに、精進落しが和食のコースですみません!て感じでした(^_^;



6月22日(金)

「蜘蛛の巣城」観て来ました(^.^)

(松竹系で)寄せ集めのカムパニーとしては上出来の纏まりで、みんながプロ!というのは久しぶりによか気分ですじゃ(^.^)

まず、シェークスビアのマクベスというよりは、黒澤映画の「蜘蛛の巣城」を原作としている、という限定の仕方がよかった!と思います。
黒澤映画の「蜘蛛の巣城」は観ていないのでわかりませんが、これは、少なくもマクベスではない、と思うのですよ。
まぁ、黒澤原作ともだいぶ違ってもいるらしいのですが、これはかなり日本人的性善説的主人公で、その分スケールが小さくなった気がします。

もともとは、心正しく勇敢な武将鷲津武時が、ふとしたことから見た幻に幻惑され、妻の浅茅にそそのかされて、人間本来の欲望に目覚めて主殺しから転落の道を辿る、
というわけで、大筋的には、マクベスと変わらないのだけれど、
マクベスが持ってる人間の持つ人間の普遍的な欲望に対する弱さ、というのしはチョイ違うような気がします(^_^;
それに、武時と浅茅の夫婦愛と正当性を強調するあまり、ストーリーに無理が生じているように思えるところも多いのです。

しかし、ラストの壮絶にして憂愁美溢れる世界は、これがために二時間半引っ張ってきたのかな、と思うほど!
これで、いろんな疑問も物足りなさも吹っ飛んだね!!
但し、これ吉右衛門だから出来たわけで他の人だと・・・まぁ、仁左衛門ならいいかもだけど(^_^;

概して、吉右衛門だからこそ、あんまりこせつかずに演じていたけれど、他の人だったらどうだろうか?
レディマクベスにあたる役の麻実れいももともとスケールの大きい人で、上手・下手は別として堂々としていて、着物姿の動きもスムースだったのは特筆者!
あのメンバーの中で、着物さばきが悪目立ちしないということは、これはたいしたものだといってよい!と思いますね。
ことに内掛けの捌き方がスムースでびっくりでした(^_^;
ガタイがでかいことはどうしようもないけれど、吉右衛門とならまぁ似合いだし、後姿で、ちょっと男役?思い出させるところはあるけれど、不自然じゃない程度。
でも、宝塚退団一作目のレディマクベスのほうが男役が抜けきらないところがあったとしてもよかったように思えるのは・・・

後、いつもながら英太郎が大変よくて、出すぎずに自分の存在だけをきちんと出しきっていてよかったと思ったけど、脚本の方で、もう少し為所作ってやってもよかったかな、とは思う。

左団次が随分殊勝にやっていておかしいくらい。役のニンにもあっていて丁度適役というのでしょう。
しかし、男寅は切ないわね(^_^;
帰ってきて、アホボーズにかれこれ聞かれて、左団次の名跡の話をしていて、男寅は継げるか、と聞くから、
親父が死んで、何年もして、どうしようもない年になったら、仕方なく継がしてもらえるんじゃないの、と答えたけれど、ま、その辺だわ(^_^;
子役の頃よかった子は伸びない、と這いうけれど、孝太郎と偉い違ってきたもんだわ(^_^;

子役の・・・といえば、歌昇は可哀想!
こっちは実力があるのにねぇ。なんだかオーラも乏しくなったような気がします(;_;)
永山会長、ナントカしてやってくださいよ、貴重な人なんですから!!

特筆すべきは、ピーターと茂山宗彦。
後者の方は、さすがに育ちと(狂言師茂山千作の孫)修練と演技力とを見せ付けて、年は若いようだけどたいした者です!!
前者は、声がちょつと若かったのが惜しまれるけれど、メーキャップ・所作・台詞回し・雰囲気作り、非の打ち所なく素晴らしい!!
しかし、これで、来月「男の花道」を草刈正男とやるんだってよ!?
ちょつとレトロに過ぎないかしら???

曾我廼家文童は新聞評であっちこっち誉めてあったけど、儲け役だし、この程度出来て当然だと思うから、ね〜。

まぁ、3000円安かった!と思います。私が出したわけじゃないけどさ(^_^;




6月9日(土)

「OVER THE CENTURY」観て来ました!!

いゃぁ〜、よかった!!
加藤敬二は見損なったんだけど、荒川務や明戸真悟たちベテランが頑張って、若い子が頑張って、凄いよね!!
確かに、加藤敬二がいないとさみしい(;_;)
ブラボー!って掛け声かけが我慢できなくなるほどの高揚はないんだけどさ、でも涙が流れてくるわよ(;_;)
みんなの汗が二回の後ろまで飛んできそうだ。

時々、あれ?これ加藤敬二の振り付け?なんだか名倉加代子の得意技みたいだな?
と思ったら、後でプログラム見たら、そうだ加藤は名倉の弟子だったんだよね。
こないだも、そんなこと思っていて、後で、プログラム見て、ナンダ!と思ったの。もう忘れてます(^^ゞ

しかし、あんなのとりにくいチケットが、今日はなぜか空いていた、というのもわかるな、みんな、関係者は知っているのだ。
今日が、加藤の休演日だって。
四季のスケジュールに詳しい人たちなら、前日に○○があるから出られない、とか翌日はナントカだから出演は無理だろう、とか
宝塚だってそうだものね。
部外者・一般ファンだけが蚊帳の外なんだよね。
浅利さんも出演者はその当日にならないとわからない、と言い続けるなら、それなりの管理もしなくちゃ。

大体商業演劇のステージで、どうしてもスターシステムが出てくるのは仕方ないことですよ。
芸術ってそう言うものではないかしら?
確かに、スターシステムの生きすぎには困るけれど、スターがいなくちゃ楽しくない!と言うのも事実です。

でも、それにしても、メンバー全員よかったのも事実!!
掛け声かけられなかった分、ブラボー!とここで言っておこう。




6月8日(金)

最悪の一日だった!!
朝、目覚ましテレビの「ハイパー占い」がビッケでイヤ〜な予感がしてたのよ(^_^;
でも、それは歯医者の予約のある日だしね・・・今日は名医の院長先生じやなくて、息子のたけのこに当たっちゃうのかな??
位の感じだったのが、
ナント、ナント、今日は急患が2組だか3組だか入ってオセオセだったようで、一時間近く待って、
私は型をとるだけだつたのでねあっという間に終わっちまったわけですよ(^_^;)
まあ、急患はお互い様で、私だってご迷惑かけているわけだから、文句は言いません(^.^)

で、まぁ、あっという間に終わったから体調も崩してない、んじゃイクベ!と決意したのが運の尽き!!

関内で、源氏物語を日本刺繍で描いている!と言うことをアホネーチャンが聞きつけてきてくれてました。
前に、三越で見たやつじゃなかったんかいな?という一縷の不安はあつたなれど、ね、
そこはそれ、源氏物語ということで、それに、我が子が母親の趣味を気をつけてくれてる、というのが嬉しいじゃない(^.^)
で、行ったんだけどさ、まさに不安的中!

でも、あの時はかなり混雑した中で見たけれど(しかも800円!)今日はガラガラ、ゆっくり見られました。
やはり、絵を刺繍で、というのは趣旨はわかるけれど、ちょつと無駄だよなぁ。
勿論刺繍としては、凄く高度なテクニックがいるのでしょうが、遠目にすると不出来な絵にしか移らない恨みがあります。
勿論、近場に来て、しげしげと見れば、その刺繍の細かさにビックリはするんだけれど、
絵の持つ線のかすれ、色の微妙な重なり具合が、そのまま出る、とは言いがたいですからね(^_^;

もひとつおまけで、東京ガスの「銀座スクール」という定例講演会で、
尾崎左永子氏が「源氏物語の香」について公演したVTRを流していて、これはよかった!
明石姫の入内のために調香した香の聴き較べを兵部卿宮とするところからはいつて、もろもろのご意見も(^_^;
黒方・梅香・荷葉・菊香・薫衣香・侍従!覚えていたのは、黒方と梅香だけだったので、あらら(^_^;

そういえば、尾崎氏は、レイプとか不倫とか直接的なことばを使うなんて、源氏物語の美学に反する!
みたいなことをおっしゃつてましたね(^_^;
「会う」と言う言葉で、十分意味が通じる、それが、源氏物語のいいところだ、というような。
正確な言い回しは忘れましたけど、寂聴風源氏解釈はお嫌なようです(^_^;

で、この後が、私悲惨です!スペシアル版(;_;)

仕方ないから、県立歴史博物館に回って、何かついでがあったら行って見よう、と思っていた
「明治の皇室写真展」に回ったところ、今週の日曜で終わりました、とさ(;_;)
図録だけ、呆然と覗いたら、昭憲皇太后の全身写真と、初見参の柳原愛子の写真があって、ほぉ〜(^_^;

で、こうなりゃ横浜美術館じゃ〜!!
と頑張ったら、ナント「イタリア彫刻20世紀展」なんだわ、これが・・・シーン(^_^;
彫刻だって嫌いではありません!
しかし、現代彫刻というのはね・・・よっぽどタフな神経の時でないと見られないです。
今日は、もはやそういう気力はありまへん(^_^;

いいよ、いいよ、そごうでなんかやっとんのやろ・・・スゴスゴとJRへ、で横浜駅のそごう美術館の看板。
黒沢明影武者他の絵コンテ展・・・あのね、うちにもあるよ、宣伝パンフレットに十枚近く載っているのが・・・
ああ、もういい!もう帰ろう!今日はそういう日だ!!

電車に乗ってから、お昼ごはん食べそこなったのに気付く!
あ〜ら、めずらしや!!私としてはありえないことだけど、美術館回り何箇所か掛け持ちしてると、時にこうなる♪
地元駅でひれカツ弁当買って、うちに帰ってシャワー浴びて、ビールのみながら食べよう!
それだけが、今日の幸せじゃ(^_^;)



6月1日(金)

西湘のピックアップメンバーと茅ケ崎の3人組とでお食事会!トリウミへ。

相変わらずおいしいです(^.^)
いつもの2200円(お肉だと+1000円)のランチにおすすめのスープとワインをたして、税込み5000円!
はそれなりのお値段だけど、それなりの価値はあるよ、絶対!!

でもたいしたもの!いつのまにやら「トリウミまで」で、タクシーが行くようになっていた(^.^)
こないだ、あんなに苦労したのが嘘のよう!、だから料金も900円です、ヤッホ〜♪

おいしいお食事とおしゃべりで盛り上がり、おなかをさすりながら帰途につく。

実は、私、申し訳ないことに、この日3時45分に歯医者の予約を入れてあったのですよm(__)m
でも、西湘側も、Gさんが本調子でないようだし、現地側の二人もまっすぐ、帰りたそうだったし、というわけで、
今日のところは、お食事して解散!ということで。

今度は、本家のドゥゼアンに行きましょう、というお約束をして解散となりました(^.^)