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2014年


2月


2月28日(金)

26日からリフォームというより、住宅機器の交換工事に入って、老人夫婦としては、大変です(^^ゞ
でも、一昨日、給湯器の交換があって、水漏れがどこにもない!と聞いてホッ!!

なんたって、これが、今回の交換工事の大目玉だったからね(^^)
それと、浴室。
綺麗に見えても25年は25年。
やはり、浴槽のエプロン部分に剥離みたいなのが出てきたし、
ここだけの剥離なら問題ないんだけど、エプロンの剥離が始まったら、浴室自体も相当老朽化していると考えたほうがよいそうで。

さこに、トイレ・・・なんたって、水がよく流れる(^_^;
これは、何年か前に交換しているんじゃない?凄く綺麗だし、汚れ防止処理もしてあるし。
ただ、ウォシュレットが、某電機メーカーので使いづらい(^_^;
ま、トイレはお水の問題ですね(^_^;

キッチンは、換気扇とガステーブル(これは、年齢的に、火の出ないIHにするつもり)だけでよかったんですけどね(^_^;
それでも、色々不自由なこととか、もったいないスペースがあったので、なんとか全体を交換できないかとm( )m

で〜、まず、273センチという無駄に長い(まあ、おかげで、食洗機が置けたんですけど)キッチンの長さを210センチにして、
60センチ浮かして冷凍庫の置き場所を確保(^^)

そのおかげで、冷凍庫の場所にお水のタンクの予備置き場にして、食品ロッカーをキッチン向きに出来ましす(^^)

で〜、今日は待望の浴室工事の日。
今夜一晩我慢すれば明日は綺麗なお風呂に入れる、ということで、ウキウキです(*^^*)
幸い、マンションは今リフォーム大流行で、我が家の下のお部屋は二室が工事中♪
というわけで、まあお互い様のありがたさ(^^ゞ

で〜、スムースに工事は進み、お掃除真っ最中のところに電話が鳴りました。
アレレ?と思ったら、伯母の件で依頼していた司法書士さんからです。

ヌァ〜ント!伯母本人と母を含めて六人兄弟と聞いていたのが、ナント11人だってよ〜!!

ひぇ〜・・・だって、伯父の伝記の中の伯母の家族の記事だって、六人兄弟になってるじゃん(^_^;
勿論、そのコピー渡して来たんだけど・・・調査始めたら11人だって・・・ビックリ!!!

いやぁ・・・どうなるんでしょぅねぇ・・・伯母の希望は通るのだろうか??








2月22日(土)


風邪を引きなおしたり、伯母の後始末があったり、
主人の後輩で家族ぐるみでお付き合いのあった方が亡くなったりでドタバタしていました。

風邪は、今回は、↓で書いたとおり、ダンナが珍しく早めにお医者様へ行きました。
それで2〜3日で立ち直ったら、入れ替わるように私が又もダウン(^_^;
しかも、今回は4〜5日かかって、とうとう、整体もパスしてしまいました。
観劇とリフォームが入っているので、いつも隔週なのに、今回は三週間あいちゃうわ・・・と嘆いていたら、
三週間どころじゃなくて五週間空いちゃうんだ・・・ヒョエ〜!!

手近なところで間に合わせて行っとこうか、と思ったら・・・
実は、冒頭で書いた主人の後輩、というのは51才の方でした(^_^;

そのお父様に主人がお世話になり、今度は息子さんが主人の後輩になり、と親子二代のお付き合いでした。
独身時代は、旧我が家にもよく遊びに見えていたので、子供たちもビックリするやらショックやら(^_^;

ご実家がしっかりしているし、一人息子さんだったので、後々の暮らしがどうこうということはないのですが、
去年お父様を失くして、今年早々に息子さんだったのです。
若い奥様やお子様のことも気がかりですが、
二年続きで夫・息子と見送る立場になったお母様のお心のうちはいかばかりかと・・・。

昨年春には、主人の同級生、暮れには、66歳という後輩も亡くなって、
私たちの媒酌をしてくださったご主人も危篤状態を繰り返したりで、嫌な情報ばかりです。溜息。
まあ、私たちも死に近づいているわけです。
日々思い残さぬよう暮らしていこう、生きていこうと思うばかりです。

それで、
伯母の後始末のほうは、司法書士さんに依頼して調査していただくことにしました。
私の友人のご主人が弁護士さんなので、そちら直接ではちょっと・・・と思って、どなたか紹介していただこうと思ったら、
弁護士に頼むとお金がかかるから司法書士さんのほうが良い、とアドバイスを頂きました。

で〜、司法書士なら、娘の友達にいたはずで、頼もうと思っていたら、
ダンナが、ネットとか見て、割としっかりしていそうな所が見つかって、そこに依頼しました(^^)
それだけで、もう、ホッとしました!!


で〜、昨日は、秋にチケット取っていた「もっと泣いてよフラッパー」を見てきました!!

これは「上海バンスキング」の元になったミュージカルということで、再演要望が凄く強かったと言う作品です。
今、この時期で、少しは気晴らしになるかと思っていたのですが、一寸不完全燃焼で残念でした(^_^;

でも、ヒロインが松たか子で、串田和美・松尾すずき・秋山菜津子という出演者は豪華で、役者そのものは堪能しました(^^ゞ
そのうち観劇感激に書きます・・・って書くほどのこともないか(^_^;
でも、松たか子はよかったからねv(^^)

久々に出た渋谷の町は、「めくるめく」都会でした(*^^*)
ヒカリエも見てないし、大体、BUNKAMURAまで行ってるのに、シャバンヌ展も見てこなかった(^_^;
もう、行って帰ってくるのに精一杯でした(^_^;
渋谷からですからねぇ・・・勿論、もう帰りはG車です。
普通車両より混んでた。みんなこの時間帯は臆病になるのよねん(^_^;
いやぁ・・・疲れました(^^ゞ


そうだ!反省一点!!
チケットとか取り始めると、どうしてもクレジットカードになっちゃうのよねぇ(^_^;
年金生活になってからは、絶対使わないように!って、現金払い専門♪
ネットの買い物は代引きか振込み、アマゾンだって、一回ごとコンビニ払いで、
アマゾンギフトカードも買わないようにしていたのに・・・アレ買っちゃうと、クレジットカード並に買い物しちゃうので(^_^;
で〜、一回使い始めると、ついつい洋服とか買ってしまって・・・反省m( )m
クレジットカードは怖いです(^_^;
後から支払いがくるからね!!
請求書もらった時に入金すれば良いでしょ、というけどさ、それはまあいいんだけど、
つい便利に使って、余分なものまで買い込んでしまうということになるのが大・大欠点です。
特にオバサンは若い頃から、必ず色違いで買う癖?というか病気?があるので、そうなるとヤバイ、ヤバイ(^_^;
また、当分自粛です!!



2月10日(月)

ダンナが風邪を引きました(^_^;
まあ、私もこのところ慢性風邪引きみたいなものですが(^_^;

ダンナは、最初鼻風邪程度だったのに、時恰もオリンピックで、
開会式だの団体フィギュアだの夜更かししたりして悪化させました(^_^;

うちは夫婦揃って病弱派なのに、私はすぐ寝るタイプですが、ダンナは頑張るタイプ!
でも、基本的にダンナは悪化が遅いので油断するのよね〜。
私は、悪化するのも治るのもジェットコーターなので、すぐダウンする。
で〜、おちつくのも早いので大体3日位すると、とにかく起きられるようにはなります(^^ゞ

でも、ダンナは、なんでもない、大したことないと、3日くらいグズグズしていて悪くなります!!
そうなると一週間くらい寝込むし、お医者さん行かないし・・・!!!!

でも、今回はちょうど先日の検診結果を聞きに行くこともあって、今朝はおとなしくお医者様へ(^^)
まあ、このまま落ち着いてくれればホッとしますが・・・とにかく肺炎の予防接種はしているので、それだけはホッ♪

でも、検診結果はあまり芳しくなく、せっかく今まで「健康優良児?」だったのに、
血糖値に危険信号(^_^;

お医者様から「甘いものお好きですか?」と聞かれて、「はい」と。
う〜ん・・・夫婦揃って甘いもの好きだなんて、健康に悪いのよねぇ・・・(^_^;
我が家は果物は二人ともあまり好きじゃないので殆ど買わなくて、そのくせお菓子は絶対切らさない!!
パンも「グルテン依存症」なんのその!!
近所のスーパーに美味しいホテルブレッドがリーズナブル・プライスで出るようになったので、
そのペストリーが切れない!ドーナツがないと二人で寂しがる!!
某ホテルのピーナツバターは駅まで行かないと売ってなかったのに、それも扱ってくれるようになって、
ピーナツバターの塗り方も激しい!!
いかんですなぁ(^_^;

あ、オリンピックね!
ダンナもさすがに、昨夜は10時半、今夜も「見たいものあるんだけど」とか言いながら11時に寝ました(^^)

ダンナの寝室はテレビがあるのでいいじゃない♪
もっとも、私は、昨夜ダンナが早寝したのを良いことにDVDまとめ見・・・四時まで(^_^;
「プロファイラー」三本と「巨匠達の輝き」二本。
早回ししながら、頑張った(^_^;

今夜はもう寝なくちゃ・・・一時になっちゃった!!
源氏の予習は明日にします(^^ゞ

そうそう、追加。
ホームにお葬式や何やかやのお礼で、ちょっとだけお菓子をお送りしました。
本当は、伯母の遺留品の受け取りと精算金の確認に行く時お持ちしようと思ったのですが、時間がかかりそうだし、
早いほうが良いと思って。
ホントにわずかな心ばかりの品ですが、まあ、あれだけの誠意を見せて頂いて、
何もしないって、やはり親族として恥ずかしい!!と思ったからねm( )m


で〜、今日、そのお礼の電話を頂いて、その時も、やはり、弁護士さんを勧められました(^_^;

私たちからみたら大金ですけど、世間的に見れば、ナンダその程度、というでしょう。
でも、伯母が女でひとつで働いてコツコツ溜めたお金だもの、そう疎かには扱えない。
まして、伯母の遺志も知っているし、母からも聞いてます。

私が簡単に相続放棄して済めば、それがベストなんだけどね(^_^;
このご時世、相手のもうひとりの姪とか甥の方がどんな考え方をなさるかわからないですしね。
とにかく公人が入ってもらうことが肝要!ということでね。
なので、まあ、お友達(ご主人が弁護士さん)にも相談してみようかと思っていたので、メールしました。
今返事待ちです。



2月9日(日)

雪!凄かったですねぇ!!
20年ぶりだそうですが、本当に大雪でした。
まあ、雪国の方たちから言わせれば、なんだあんなもん、なんでしょぅけど、ビックリでした。

マンションの廊下まで、部屋のドアの10センチくらい手前まで吹き込んで積もっていて、凄く心配しましたが、
六時半くらいに見たときは、もうなくなってました(^_^;

nemoが起き出していたので、雪かきをしてくれたのかと思ったら、
雪かきには出たのですが、その時には、もう廊下の雪は殆ど溶けていたそうです(^^)
ここの廊下にはマットが敷いてあって、歩く音などが響かないようになっているのですが、
そのおかげで雪も溶けたらしいです♪

それで、nemoはマンションのパブリックスペースの雪かきに行ってくれたようでしたm( )m
玄関の雪かきなどをしてくれて、掻いた雪を下水に放り込んでくれてました。
感謝m( )m

でも、その後九時頃になったら、管理会社の差し回し業者?かなんか来て、物凄く綺麗に掻いていったようで、
nemoの今朝の苦労は?!になりました(^_^;

ま、誰に言われたわけでもなく、自発的行為の上、
今朝早くだからね・・・気がついた人いたんだろうか(^^ゞ
まあ、いいや。善行はさりげなく、人知れずこそ意義があるってもんよ♪



2月4日(火)


実は、105歳の伯母が1月29日の未明に亡くなりました。
もう、105歳というと、亡くなっても「紅白餅」という感覚ですが、
現実に伯母の傍で介護していて下さったホームの方たちは、涙、涙で、ありがたいやら申し訳ないやらでした。

とはいえ、何もしない私も、納棺式・通夜ミサ・告別式(と言う言い方はしないらしい)と、本当に疲れました。

伯母は、売れない詩人の未亡人でしたので・・・「小説家はお金持ちだけど詩人は貧乏よ」ってのが口癖でした(^_^;

まあ、あの人たちは、貧乏を楽しんでいる所があって、赤貧であることの誇りというのかな・・・それはそれでよかったんですけど(^^)
媒酌人だった教科書などに載る大詩人とか、友人の某文学裁判で有名になった作家さんたちが随分心配してくださったそうですが、
援助もカンパも謝絶してしまったりねぇ(^_^;

一番親しかったSさん(“木枯らし紋二郎”ののご両親)は、ドイツ文学者で詩人でしたけど、やはり、そんなに裕福ではなかったのに、
ベストセラー作家だった息子のほうは派手だったでしょ(^_^;

作家は儲かるんですよ〜♪
アハハ・・・私はミーハーで俗物ですから、お金持ちは羨ましい\(^^)/

ま、ねもん家もお金には縁のない家なので、これは仕方ないかな、と(^^ゞ


それと、今、我が家はリフォーム?住宅機器の交換準備中なのですが、
消費税値上げの駆け込み需要で工務店は大忙し!と言う最中で、
現場の下見にくるのが、もう、予定のついた職人さんたちが予定の着いた順に、ばらばらで見えるので、まあそれも大変です(^_^;

私は、ここ数年、この時期は元気なことはないのであきらめていますが、
今年は、ソレに比べれば大分楽です・・・と言いながら、2〜3日起きていて、
そのうち、一日外出すると、また2〜3日寝込む、と言う具合です。

もう、源氏のセミナーにでかけるのもしんどくなっていて、困ります。
この時期は毎月の糖尿の定期健診のほか、骨粗鬆症と眼科の定期健診もあって、
整体も行きたいし・・・行かないと疲れが溜まって身動きできないような感じになります。

まあ、あとは眼科に行かなくてはなりませんが、ナントカ整体と組み合わせて行ってこようかと(^_^;

そうそう、どこにしたって、出かける以上は、多少の身だしなみもせねばならぬ!
美容院くらい行ってこなくちゃパーマ伸びたままだし、二時間も椅子に座っているのは辛い!
・・・なんて、馬鹿馬鹿しいですよね(^_^;

↑これは、われらが年代の友人共通の悩みらしい(^_^;
で〜、私なんか足元にも及ばない高級美容院に通っていた友人達がどんどん早い!安い!を売り物にするカット専門業者に鞍替え中(^_^;
「ていねいなのはいいけど、もうなんでも、チンタラチンタラバカ丁寧にやるのは付き合ってらんないよ!
私は髪の毛多いから、チョコチョコ切りに行かなくちゃなんないしさ、そのたびに時間かかっていたんじゃシンドイわよ!」
ってわけでした。
ひぇ〜!○○さんがあんなところに行ってるの?
私も行ったあるけど10分くらいで済むのはいいけど、ねぇ。
○○さんは髪の毛が一杯あるからいいけど、私はパーマ掛けないと、髪少ないもの、パーマ掛けないと惨めだしなぁ(^_^;

二時間座っていられる日を見つけて行ってこう(^_^;



1月28日(火)

夜、伯母の入居先の老人ホームから連絡がありました。
「一寸具合が悪くて、大丈夫だとは思いますが、お年のこともありますので、ご連絡します」とのことでした。
それと、「もし、万が一のことがあったら、去年ご相談した“看取り”のルールでよろしいですか?」とお聞きになりました。
つまり、自然に任せる、ということですね。

けっこうです、とお答えしました。
「で、もし、夜中に、ということになったら、ご連絡はどうしましょう?」と聞かれて、
一応、携帯は傍においておきますので。ただ、伺うのは翌朝になると思いますが、というようにお答えしました。
あのね、一昨年〜危篤を乗り越えて、110歳くらいまではいけそうな気がしていたんですよ。
ホームの方たちも伯母の生命力に圧倒されてましたし(^_^;


1月29日(水)

で、未明の5時半過ぎに連絡を頂きました。

「○○さんは、5時28分にお亡くなりになりました。慌てずに、夜が明けてからお越しください。」
一昨年、伯母が危篤の時に、病院まで一緒に行ってくださった看護婦さんでした。

九時頃には伺えると思うのですが、十時にはなってしまうかもしれません。
とお答えして、少しでも眠ろうとしましたが眠れなくてね・・・
実は、やはり殆ど眠れずで、睡眠薬を二度飲んだんだけど一時間半くらいしか眠ってない(^_^;
結局、7時になるのを待つて起きて、そのまま出かけました。

ダンナは、健康診断の日で、ガンの検診予約とも取り直すのは大変だし、
もう亡くなってしまったことでもあるので、私一人でいいです、と出かけました。

伯母は、いつもの部屋で綺麗な顔をして寝ていました。
もう白衣(死に装ですかね?)に着替えて、ヴェールを被せセて頂いてました。
あ、伯母は洗礼を受けていましたので・・・洗礼名は「マリア」です(*^^*)

いやぁ・・・母と似てます・・・元々似ているんですけど、最近見舞った時も、益々似てきていたし、
こういう寝顔のような死顔は本当に姉妹だな、と思いました。

葬儀屋さんの手配もみんなホームでやってくださって、
皆様が入れ替わり立ち代り、お別れに来てくださいました。
その間に、棺の選択と、これからのスケジュールを伺い、
何しろ、キリスト教式なので神父様のご予定が最優先です(^_^;
だって、ミサをして送っていただかなければ天国に行けませんものね。

白衣の上にかける、伯母のお気に入りの衣装があれば、というので、担当の方と箪笥をごそごそして、
紫の素敵な紋服を見つけたので、それをかけてあげました。
後、写真を選びました。

葬儀屋さんがどうしても一時過ぎになると言うので、
「納棺式も一時過ぎになりますが大丈夫ですか?」と聞かれて、
私が、大丈夫です。11時半頃お食事に出かけるほかは、伯母の所にいて良いでしょうか?
と伺ったら、
「伯母様の所は暖房が入れられないので(遺体の傷みがでるからね)、和室ご用意しますから、
そちらで休養してください」と言ってくださいましたm( )m
ということで、私は、ホームの食堂でランチをご馳走になりました!
ここのランチはカフエテリァ方式で10品くらいあるの。
贅沢なんですよ(^^ゞ

伯母の部屋に戻ったら、以前お勤めしていたらっしゃった方も、訃報を聞いてお別れに来てくださってました。
いつも伯母を見てくださっている看護師さんが知らせてくださったのでしょう。
一昨年の危篤時にも、
「二人で泣きながら、私たちが看ますから入院させないでってお願いしたんです。」と仰ってました。
H看護師さんは、本当に泣いて下さっているのを見てますから、一入胸にしみるお言葉です。

「一寸でも横になって休んだほうがよいですよ」と勧めてくださったので、和室に移動。
和菓子とお茶を頂きまして、ごろり横になって、まぁ少し休みました。

一時頃、葬儀屋さんが来て、納棺して小聖堂に移して頂きました。
着物も上手にかけて頂いて、伯母の晴れ姿のような気がしました。
ホームのシスターやスタッフの方たちが本当に続々と集まってくださり、皆さんで、
「なんて綺麗なお顔なんでしょう」
「とっても良いお顔をしているわ」
と仰ってくださいました。

小聖堂なので、祭壇というのはなくて、たぶんここが神父さまのご祈祷の机(これも祭壇と呼ぶのかな?)
の前に、その机の方を頭にして縦に安置します。
既に枕花も綺麗に飾られてあり、納棺式の雰囲気は厳かですが明るいものでした。
元園長先生のシスターが、
「キリスト教のお葬式はとっても明るいの。
まして伯母様は105歳ですから、本当に素晴らしいご最期でしょ。」
と、おっしゃるので、
はい、主人の田舎なら紅白餅と言う所だそうです、と申し上げたら、
「紅白餅?!本当にそうよね〜。」と言うことでした。
そうそう、その元園長先生が、
「伯母様は5時28分だったでしょ。ですから、6時半のミサにお知らせが間に合って、
そのままお祈りすることが出来ました。
だから、まっすぐ、天国に行けたわよ。」と仰ってくださいました。

ホームの方たちも2〜30人参列してくださって、その上、室内に入れない方たちは、ドアの所から
順番にお別れに来てくださいます。
ありがたいことでした。

そうそう、私!相当酷い顔だったらしくて、皆様が大変気を使ってくださいました。
「お疲れでしょう、ちょっと休んで。」とか「お通夜もお葬儀もありますからね。少しでも休んで。」
とか、いろいろ気を使って頂きました。
さらに帰りは地元駅まで送っていただきましたm( )m


2月1日(土)

夕方七時から「お通夜のミサ」ということで、ダンナとnemoと三人で出かけました(^_^;
地元駅で早めの夕食をとりました。
三人で外食!というのも久しぶりで嬉しい♪
相変わらず伯母不孝な姪です(^_^;
ま、こういうのも、仏の供養!

納棺式のときに、元園長先生に、
子供たちも出たいと申していますが、息子が風邪の後本調子でないのと、娘もインフルエンザの後で、と言いかけたら、
「まあ、あなたとご主人だけでけっこうですよ。風邪の人は困ります。」と、はっきり!
そりゃそうよね・・・老人ばかりの所に、うっかり風邪だのインフルエンザのウィルス持ち込まれたら大変ですものね!!

で、どうする?と思ったんだけど、
nemoはまあ風邪の状態からは脱したし、とうとう、伯母の生前に会うことがなかったので、
ぜひお別れだけはしたい、と言います。
ねも姉の方も、こちらは二度ほどねホームを訪ねて、生前の伯母と言葉も交わしているし、
職場から出勤許可が出た位だから最期のお別れをしたい、と言うのでね。
とはいえ、ねも姉は土日とも休んだ分の仕事が溜まっているので出勤する予定だったそうで、
日曜日だけ参列したい、と言うことでした。

でまあ、今夜は三人。
ダンナとnemoは、一寸初めてのところで、場違いな感じで、緊張していたと思うのですが、
待ち時間に、件の元園長先生が、例のカフェカウンターでコーヒー入れてくださったり、
いろいろお話をしてくださったり、とってもお気を使ってくださいました。

nemoは派は違いますが、同じカトリックのミッションだったので、とっても喜んでくださり、
「じゃあ、あなたはミサに慣れているわね。」と、ニコニコ。

今夜も、たくさんの方たちが参列してくださいました。
神父様!何時の間にやら外国人になってた!!
二年前に転勤でいらっしゃったんだそうです。
かなり片言ですが、まあ、お祈りのことばですからわかります(^^)
実は、この神父様のご予定が、告別式の方の時間帯に二件ほど早朝ミサのご予定があるそうで、
お通夜のミサになったそうです。
最近は神父様の数が少なくて、いくつかの教会を掛け持ちしている神父様が多い、と聞いていたのですがホントなんだ(^_^;


聖杯の儀式などが、アレ?お茶のお手前みたい、と思ったら、翌日の新聞に、
「濃茶の手前は、キリスト教の聖杯の儀式から影響を受けたという説がある」と聞いてビックリ!!

ま、それはともかく、ミサはnemoの学校で一度経験しているのて゜すが、
身内の葬儀のミサはまた格別です。

お通夜のお別れにも入りきれない方たちがずっと長く続いて順々にお別れしてくださいます。
食堂の方たちや、いろんなボランティアの方たちがお仕事着のままで来て下さいました。
本当に、お忙しい中を感謝です。

八時頃に終わって、タクシーを呼んで頂いて意外や、すいていてスイスイと帰宅できました。

nemoが驚いたこと!!
元園長先生も仰っていたのですが、「あなた、伯母様にそっくりねぇ!」って。
帰りのタクシーの中で、nemoが、
「僕も見て驚いた。あんなに似ていると思わなかったよ。」
うん、鼻の高い所と頬骨は○○家の顔なんだよ、私は鼻は高くないけどね。
頬骨は○○家なの。
そうか、やっぱり似ているんだねぇ・・・。

後、もう一日、頑張りまっしょい!!


2月2日(日)

良いお天気です!!
そんなに寒くもないし
ねも姉もBMを転がしてやってきました。
今日は送迎が出来なくてごめんね!と言われていたのですが、
いや〜、インフル休暇の後の仕事が溜まって土日出勤だというのに、来てくれてありがとう、ですよ!!

で〜、今日はここで現園長のシスターが神父さまの代わりに仕切ってくださって、
お祈りや司会をしてくださいました。
職員の方たちの伯母の経歴紹介や、ホームでの思い出話などさまざまなことが出てきます。

泣きながら話してくださったり、
聞きながら涙をぬぐってくださったり、
家族は、ここのホームの方たちで、私たちが参列者なんだなぁ・・・と、本当にしみじみ思いました。
それは、ダンナもねも姉もnemoも同感だったらしいです。
本当に感謝感謝です。
棺の中にたくさんのお花を入れてお別れをして蓋を覆って・・・ああ、これが本当に最後だなぁ・・・と、
感無量。
伯母の経歴のご紹介のところは、ちょっと間違っている所もありましたけど、
いろいろ思い出します。

納棺の日にも、看護師さんや生活指導員の方たちとお話していると、アレコレ、
お通夜のときにもケアマネさんと話していてアレコレ、
今日も火葬場に行って、焼き上げを待つうちに皆様とアレコレ・・・伯母・姪の縁が薄いと思っていたけれど、
アレコレ出てくるものなんですねぇ。

ホームに戻って、あの素敵な納骨堂にお納めして、
「これで終わりました。みなさまご苦労様でした。どうもお疲れ様でした。」
という元園長のシスターのお声で、ホッ!

ねも姉が始めて見る納骨堂の綺麗なことにビックリしてました!!
ねぇ、だからわかるでしょ。
私もここに入りたいほどです。
だから、伯母も、お墓のあるお寺じゃなくて、ここに入れてくれ、と言ったんですよ。

そうそう、伯母の諸々の後始末!
本当は、私のほかにも、もう一人、伯母がお気に入りだった姪がいるはずなのですが、
既に、伯母がホームに入居した頃に音信不通になってます。
それをどう探し出すのか、が問題で・・・困った(^_^;
伯母がまだ元気な頃、意思を書き残したものはあるのですが、
それは「当時の職員が書いて、伯母様が拇印を押してあるもの」なので、ちょっと遺言には扱われないのではないか、
ということで・・・難しい!!

で〜、皆様にお礼を申し上げて、ねも姉も食事はするから、とホームの傍のレストランへ(^^)
実は、ここ、以前に母の母、つまりガンコバーチャンが最初の手術の退院の時にねも姉とよったトコ。
とっても素敵でねいつか家族で行きたいと思っていたのよねん♪
こんな時ですが、まあ、これも仏のご供養です。

アレコレ食べてお喋りして、実は私の誕生日が4日。
なので、一寸早い誕生会、なんて言ってしまって・・・結局ねも姉とnemoがご馳走してくれました(^_^;

これも、「仏の供養」ですよね。
伯母様、ありがとう。どうぞ安らかに。
合掌、じゃなくて、アーメンなのね。

あっ、あっ、あっ!
天国では母と仲良くしてくださいねぇ〜!

お母さんも、いろんなわだかまり捨てて、仲良くしてよ(^^)



ホームで見聞きした伯母のあれこれを、ガンコバーチャンの記録と私の日記からピックアップして
伯母のページ
にまとめました。
日記と重複してますが、まとめ読みをなさるなら、どうぞ訪ねてやってくださいませm( )m