9月13日(金)

昨日12日、母が肺がんの手術をしました。
で、昨日のICUでの状態も、麻酔が取れていなくて朦朧とはしていましたが、
血色もよく、反応も正常のようだったので、安心していたのですが、
今日、一般病棟に移って、面会も全く普通でした。

昨日、手術が予定の三時間、悪くても4時間、というのが、5時間半にも及び、相当心配したのですが、
時間が延びたのは、「意外に太っていたんだなぁ・・・、あんなに太ってたかな?」と先生が嘆いた脂肪の厚さのため(^_^;

これには、私にも覚えあり!!
我が若かりし頃、盲腸の手術をして、普通なら15分というところを、ワタシャ1時間もかかり、待っている母を心配させました(^^ゞ
原因は、年齢と体重に見合わないおなかの脂肪♪
盲腸の手術は局部麻酔ですから、先生の声が聞こえるの・・・嘆いてました、はぁ(^^ゞ
おぅ、若いのに偉く脂肪が厚いなぁ・・・こりゃぁ厄介だぞ・・・で、盲腸一時間!!
だから、一応ガンだし、しかも心臓近くだし、5時間半は当たり前か(^_^;

術後のA医長からの説明を聞く。
↑「意外に太っていたんだなぁ・・・、あんなに太ってたかな?」という嘆き節からはじまつて、
取るべきところ、成すべきことは全部予定通りに完了したそうです。

切り取ったポリープに触ってみる・・・硬い!!ナルホドなぁ・・・これが癌か・・・肺の左半分を切り取ったせいか、
やたら大きく感じる・・・5p×5pじゃないみたい(^_^;
転移はこれから採取した細胞を検査してみなければわからないけど、ナニシロ5pにまで成長しているわけだから、とのこと。
「そういえば、昨夜初めて、よろしくお願いします、って言ったよ」と先生。
嗚呼m(__)m

で、今日はもう一般病棟♪
行った時はちょっとボ〜っとした感じで、「おばあちゃん、具合どう?」と孫娘が訊いたら「悪いよ」とニベモない!
それでも、私たち(私と孫娘&孫息子)と喋っているうちにだんだん元気になってきて、悪態も出始める!!
今朝、ICUのほうに医長が回診に見えた時には「手術なんかやるんじゃなかった」といったそうです(^_^;
ナンテババァだ!!

医長にご挨拶して、と思っていたんですけど、なかなか、見えないので、看護婦さんに、
午後の回診はないんでしょうか、と聞いたら、今日は「手術した患者さんでドタバタしていることがあつて」ということで、
「お待ちにならないほうがいいと思います」とのことで帰って来ました。
なるほど、そういう場合もあるんだ!!
ドタバタしなかった分、やはり成功だったのでしょう\(^o^)丿

それにしても、5時間半、もっと大手術ならそれ以上でしょ?
それを、いろんな手術のいろんな家族と一緒に待つのは大変ですよね・・・(^_^;)
大体、自分の家族の手術の経過がわからないのも不安です!!
手術前後は患者だけでなく家族も疲れ果てています。
それを、周囲に気配りしながら、何時間も座って待つというのは大変です。
少なくとも個室で気兼ねなく、足を伸ばせる、仮眠もとれる、というのは必要なのじゃないでしょうか。

第一、各手術室をモニターで見られる各家族ごとの待合室を設けるべきでは?
そうすれば、手術の密室化も防げるでしょ?
執刀医だって、見ていられると思えば変なことはできないわけだし・・・「手術の緊張感に新たなストレスを加える」とかナントカ、
言うかもしれませんが、
その程度のストレスを越えられなければ、振り切れなければ大事な手術は出来ないのではないでしょうか。