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参考資料
専門的なものは殆どありませんが、このエッセイの中で参考にさせていただいているものです。
本文の中で、引用した場合には、出来る限り、そこで、何方の、どこからの引用か書くようにしていますが、抜けていたり、一度にご覧になるために、ここにまとめました。

源氏物語 玉上琢弥・訳注 角川文庫 源氏物語の本分に、玉上博士の脚注が入っています。後半部分の
現代語訳を手がかりに読み進むことができます。
一部角川ソフィア文庫。
源氏物語 円地文子・訳 新潮文庫 ご存知!名訳中の名訳(^.^)私の基本となっています。
全訳・源氏物語 与謝野晶子・訳 角川文庫 好き嫌いはあるでしょうが現代語訳としては谷崎源氏より読みやすい。
新・源氏物語 田辺聖子 新潮文庫 現代語訳というよりは「おせいさんのオリジナル」です。「あさきゆめみ
し」の底本という方もあり。
源氏物語私見 円地文子 新潮文庫 あの名訳を成し遂げた円地文子の珠玉のエッセイ集。多くはここから
書き始めました。
源氏物語のヒロインたち 円地文子・他 講談社文庫 円地氏を中心に、錚々たる女流文学者たちの源氏の女君についての
対談集。
永井路子・杉本苑子・竹西寛子・大庭みなこ・清水好子・田中澄江・
尾崎左永子・近藤富枝・津島佑子・富岡多恵子・瀬戸内寂聴・田辺聖
子、解説・橋本治という豪華版!!
源氏紙風船 田辺聖子 新潮文庫 紫上を中心とした源氏エッセイ集。
文車日記 田辺聖子 新潮文庫 田辺氏の古典文学「珠玉」のエッセイ集。
『源氏物語』の男たち 田辺聖子 講談社文庫 源氏と夕霧にスポットを当てた源氏解説書&エッセイ。
『源氏物語』男の世界 田辺聖子 講談社文庫 薫・桐壺院・頭中・朱雀院などから見た解説書ぉエッセイ。
私の源氏物語 瀬戸内寂聴 集英社文庫 源氏物語の流れに沿って解説とエッセイとが素晴らしい融合を示した
逸品。
私の好きな古典の女達 瀬戸内晴美 新潮文庫 題名どおりの瀬戸内好みのヒロインたちに対するエッセイ集。
だいぶ昔の本で、「十人十色」と比較すると面白い。
十人十色『源氏』は
おもしろい
瀬戸内寂聴 小学館文庫 丸谷才一、俵万智、清水好子、大庭みな子、秋山虔、氷室冴子、橋本
治、五木寛之、久保田淳、八島正治、三島由紀夫・竹西寛子との
対談(三島・竹西とは鼎談)集。
源氏物語の女性たち 瀬戸内寂聴 NHKライブラリー NHK人間大学で同盟で放送した時のテキストをまとめたもの。
グラフィック版・源氏物 語 円地文子  
竹西寛子
西村 亨
犬飼 廉
世界文化社 国宝源氏物語絵巻を始め狩野派・俵屋宗達の源氏物語絵屏風など、
様々な目で見る源氏物語ということで、中心は写真だけれど、
54帖の梗概を円地文子、「源氏物語」と紫式部について竹西寛子、
光源氏と21人の女性達について慶応大学(1976年当時)教授・
西村徹、源氏物語全般の解説を中央大学教授(同上)犬飼廉の各氏
が担当して、これ一冊あれば、「源氏まるごと早わかり」という呈をなし
ている。
ERA別冊・
源氏物語がわかる
藤井貞和・
秋山虔・
今井源衛・
河添房江・
三田村雅子・
今西祐一郎、
他多数の学者陣
朝日新聞社 正しく「源氏物語がわかる」本です。
各学者諸先生の「もっとも興味深い人物」をはじめ、各氏が「源氏物語
に抱く思い入れの深さ」がわかります。
各人物のキャラクターの成立論から裏キャラ、時代背景・風習の解説、
女君の体型論、与謝野源氏から橋本源氏の解説まで幅広く取り上げ
て、テクスト論まで網羅し、さらに「源氏物語」関係書籍の紹介も充実
している参考書です。

紫式部日記 池田亀鑑
秋山虔・校注
岩波文庫 紫式部が中宮彰子に仕えた期間のうち寛弘5年から約1年半の日記と
消息文からなる。
源氏物語入門 藤井貞和 講談社学術文庫 東大教授の藤井貞和博士が初心者用に源氏物語の骨組みを解説。
古典と現代文学 山本健吉 新潮社文庫 昭和30年の1月〜10月にかけて「群像」に連載した文学エッセイをま
とめたもの。
「原・源氏物語」についての解説など参考にするところは多い。但し、
現代の源氏文学界では「原・源氏物語説」について、どう取り扱われ
ているか定かではない。
日本文学史 小西甚一 講談社学術文庫 文学史上における源氏物語についての解説。
平安王朝 保立道久 岩波新書 平安時代の現実の宮廷と政治について、藤原氏が政権を掌握するま
での他氏との権力闘争や、藤原氏内部の政権争いなどについての
解説。源氏物語の時代背景などにもふれている。
源氏研究(1号〜7号) 三田村雅子
河添房江
松井健児
翰林書房 一年に一冊ずつ出る源氏研究誌。
源氏関係の知識も増えてありがたい反面、一生懸命シコシコ考えてき
たことが、偉い先生の説として掲載されていると、ガックリ来る(^_^;
光る源氏の物語 大野晋
丸谷才一
中公文庫 小説家にして評論家の丸谷氏が源氏54帖の各巻を現代語訳し、
国文学者大野氏文学者と討論するという垂涎の二巻
東方綺譚 M・ユルスナール 白水ブックス 寂聴氏・三島由紀夫氏らの対談にも出てきたフランスの女性ジャーナ
ストの作家が描いた「花散里」像が興味深い。
もり語り.com Mori
読売新聞に紹介されたり、源氏関係では有名なサイトです。源氏物語
の現代語訳も面白いですが、源氏に関する人物論など参考になるエッ
セイや、掲示板での会話もミーハーからアカデミックなものまで、管理者
Mori氏のキャパシティの広さに驚くばかりです。







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